Blog ☆ Kevin's Garden

ケビンの徒然草です。家族と友と音楽と。備忘録的な…モノです。

Jr.の事②

2006年11月11日 | 家族

無事に生まれたかの様に見えたJr.でしたが、どうも元気が無い、ぐったりしてる。 

やや体重が軽めだったため、先生が赤ちゃん専門医がいる日赤病院に連絡してくれて、救急車で搬送。 

そこで下された診断は「横隔膜ヘルニア」。

レントゲン写真を見せてもらって頭の中が真っ白になった… 

つまり、循環器系と消化器系の内臓を仕切っている横隔膜に穴が開いていて、本来下部に納まっているはずの胃や腸が胸のところに入り込んでいる!

その為、左肺が完全に潰れ、心臓が右側に押しやられている状態。 

お弁当箱をぶんぶん振り回すとご飯が寄っちゃって、おかず入れに入り込んじゃう事ありますよね。あんな具合です。 

急遽、県立こども医療センターに搬送。

即手術。中身を全部詰め直して… 

手術は無事成功しましたが、なんせ、2,500グラムの赤ちゃんですから、何度も生死の境をさまよいました。 

自発呼吸が出来ない為、人工呼吸器を2ヶ月間もつけていたり、感染症をおこしたり… 

数ヶ月の間は本当に戦いの連続でした。 

そんなJr.も今は高校生。 

あの時のことが信じられない位、丈夫に育ってくれました。 

お腹には「ドラえもんのポケット」ぐらいの大きな傷跡が残っていますが、それは彼の勲章だと思っています。 

今、陸上をやっています。

うちのDNAからは信じられない程のアスリートになりました。 

そして、明日、横浜マラソン10キロコースを走る事になりました! 

彼を生かしてくれ、支えて下さった方達に、感謝の気持ちを込めて彼の走りを捧げたいと思います。 

親バカですけど(照)


Jr.の事①

2006年11月11日 | 家族

以前やってたブログに書いた事がありましたが、うちの息子ケビンJr.が生まれた時の事。

先だって話題になりました、秋篠の宮妃 紀子様と同じ「部分前置胎盤」だったんですね。

幸いにして紀子様の様に帝王切開はせずに普通分娩で済んだのですが、色々大変でした。

「部分前置胎盤」って解りにくい場合は、図を見ていただければ。 Photo

受精卵が着庄した場所に胎盤が出来る訳ですが、丁度、母体から栄養や酸素を貰うコンセントの様なものなんです。

これが産道にかかるところに出来ちゃった状態で、出産時に赤ちゃんの頭でこのコンセントが抜けちゃう恐れがあると。

そうなると、赤ちゃんが呼吸を始める前に酸欠状態になり大変危険なのですね。 

で、帝王切開で出産する場合が多いのです。  

当日お医者さんから呼び出しがあり、「手術する可能性があるからすぐ来なさい」と。

とりあえず普通分娩でいってみようという事になり、分娩室に荷物を運び込むと、「ご主人はそこね。」と座らされる。 

え?立ち会うの?聞いてないよ! 

…この日から女性の偉大さが身に沁みました。

カミさんにはもう頭が上がりません…(笑) 

かくしてJr.はこの世に生を受けたわけですが、この瞬間から彼の波乱万丈の人生がスタートしたのでした… 


ヒゲ剃ったのは…

2006年11月06日 | 雑感

2年も生やして、そろそろ飽きてきたというのもあるんですが…A26927qqdfy_20061106171029_200_10  

先日、東京は大手町の外資系企業と新規の取引をしようってんで先方に行ったのですが、久し振りのこの空気。 

ありますでしょ、皆さんピシッとした格好で。

うん、怪しげなヒゲ親父の取り入る隙がないような…  

で、えいやッと事務所で剃ってしまいまして。 

久し振りにさっぱりした顔(???)に戻りました。  

ところがですよ、悲しい事に、家に帰っても誰も気付かない… 

言われてやっと「あぁ、ほんとだぁ」てな程度。 

親父の顔なんか全然見てないって事が判明しましたよ。 

こんなもんですかね…(溜)