とき 平成19年11月17日(土)午後2時から~午後4時まで
場所
上野西町 松生邸
内容 「お店のコンセプトづくりとターゲットの拡げ方」
講師 塾長 高田 昇さん(立命館大学教授)
ゲストスピーカー
ガーデン栢・手づくり衣料・クロニックデザイナー(丹波市)水船直子さん
朝日放送「
歴史街道 伊賀市編」始まってます。筆者が遭遇したのは金曜日に放送の収録場面だったのでしょう。
『城下町を歩けば 放送 11月16日(金)』
伊賀上野城の西、南、東の三方に広がる城下町は、慶長16年(1611)藤堂高虎による城の改修と同時に、城下町作りが進められた。400年前の町割りは今も大きくは変わらず、町ごとにそれぞれ個性が見つけられ、城下町の雰囲気を楽しみながら散策ができる。
城の南東の寺町には七つの寺院が集まっており、その中央の寺町通りには寺院の白壁の塀が続いている。電線が地中化されて電柱のない通りは、他の商店街とは異なった静かな雰囲気を醸し出している。この寺町は戦になった時の城の防御線の役目も果たしていた。
(写真は 寺町通り)
伊賀鉄道上野市駅の南の東西の通りは旧大和街道で現在は本町通りと呼ばれている。この通りに平行して二之町筋、三之町筋があり、このあたりは城下町時代には商売の特権が与えられた町人の町で、今も商店や伝統的な町家が建ち並んでいる。この東西の通りを南北に繋いでいるのが中之立町通りである。
この付近には江戸時代から続く商店が残っている。かぎや餠店の店先は昔懐かしいたたずまいである。かぎや餠店のあんの入った「伊賀餅」や粒あんとこしあんの入った「忍者だんご」が人気。店内には団塊の世代には懐かしいガラス瓶が並び、ばら売り用のあめやあられが入っている。
(写真は かぎや餅店)
中之立町通りの西側にはところどころに武家屋敷が残っており、城下町の風情を感じさせる。重臣たちの下屋敷は城の東側の玄蕃町を中心に配置されていたが、現在は閑静な住宅街となっている。
伊賀街道と大和街道の分岐点である追分の辻には石柱の道標が立っている。旅人たちはここから伊勢、大和へと旅立って行った。この追分の辻近くにある伊賀肉の老舗・金谷(かなや)は、約100年前の創業当時から続く重厚な店舗の建物にも味わいがある。伊賀地方のきれいな空気と水、豊かな牧草で育てられた伊賀牛の最高級肉を使った金谷の寿き焼やバター焼き、しゃぶしゃぶなどは、食通ならずとも足を止めてしまいそうだ。
(写真は 元祖伊賀肉 金谷)