と、思うモノ、さてなんだろう?
もやもやと考えては、沸々とわいてくるモノ。
やっぱりね、上野公園界隈だけで「観光」とやらを完結されては困るんですよ、伊賀の土産もんを公園界隈で買われたら、町の商売あがったりなんですよ、実際の話、、、
ということに尽きてしまうので、しつこいですけどこれが最後のつもりで。
上野公園内の「忍者博物館」で、体を張って「真剣!忍者ショー」をしてくれている阿修羅軍団は素晴らしい

そして、今や海外のファンも多い忍者のことですから、
パリに行って伊賀忍者のPRをしてくれるのはもっと嬉しい

そんな彼らだって、見物してくれるお客様には「城下町を歩いてね」と、PRしてくれることしばしば、と聞き及びます。上野の観光は「お城のある公園」だけじゃないよ

と。
上野公園から城下町に下りてもらって、この「碁盤の目」の昔ながらの道を歩いてもらいたい。
芭蕉だって歩いた道ですよ。
藤堂のお殿様が開いてくれた城下町。
古い建物はめっきり少なくなったし、壊されては空き地や駐車場になってしまってます

けどね、
それでも、昔からの息吹を感じる和菓子屋さんや江戸時代の町屋風な建物、武家屋敷もそこここに点在、
お客様を喜ばせる術を持った主のいるお店、遥か遠くの山々まで見渡すことのできる町筋、、、
こんなところをじっくり歩いていただいて、歴史や芭蕉のことに思いを馳せてもらって、お城がすぐそこにある日常の暮らしを感じていただきたい
そのためには、あそこに「観光・物産施設」や「歴史・文化施設」はいらない
公園の高石垣や忍者ショーを楽しんでもらって、そしてまちなかを歩いて「物産・歴史・文化」を肌で感じてもらう

これが町の衆の望むほんまもんの関わり方だと思います…
昔、公園だけで完結してたから、「伊賀はトイレ休憩の地!」 所詮「通り道観光!」だと揶揄されてたんです。
そんな施設観光型だった伊賀上野が、今では地図を片手に城下町を散策する人たちが確かに増えましたよね。
それでも半日が限界かなぁ

そこんところを、
もうちょっと滞在時間を伸ばしてもらえるような創意工夫は、自分らで

行政を頼るのは過去のはなし。
頑張るひとは、あちこちそこここにいます。マンパワーで乗り切れるものは、やるっきゃない!
行政にしかできないことは、公平にきっちり進めていただきたい。
市民のための有意義なモノを創るのか

、今どきの施設観光では満足できない観光客のためにわざわざ観光・文化施設モノにするのか

、いっそさっぱりこのモノをなくすのか

、さぁどうなるんでしょう、、、ねぇ。
しつこくなるので、このモノに対する独断と偏見の話は今日で終わります。
このモノに対するいろんな途中経過は、おいおいに載せます…
この問題も暗礁乗り上げ中

読売新聞(6/25付)