自分自身で納得するのが一番!
稀な病気ではあるけれど、ネットなどで調べれば調べるほど、同じような症状で「辛いなぁ」と思っている人は多いなと思います。(統計的には500人に一人とか、伊賀市内だけでも200人はいる勘定になります。)
実際、身近なところで自分自身で納得するために「通販」とか「サプリメント」に頼る人がいるかもしれませんね。
でも、ハッキリ言って「免疫異常による代謝異常」という原因を突き止めてくださった先生がいる!とわかれば、やっぱり「何がなんでも行きたいし、行かねばならぬ!」と思いました。
そんな一途な思いを「宗教みたいやな」とか「なにもそんな遠いところまで行かんでも」と思われる方がいるかもしれませんが、「治るんだと、信じること」に勝る「薬」はないと感じております。(病は気から、と言いますが自分の体の中で起こっている異常は、一人では治せません!!)
とあるお店の新規オープン(まちづくり会社関連の事業でした)を控えた今年の年末年始、思うように休みの取れない日々が続いていました。
そんななか、オープニングイベント等もちょっと一段落したと思ったら、ポツポツと小さな水ぶくれのような「膿疱」が出来始め、腰痛も重なり、耳も変!?ということで「皮膚科」「整形外科」「耳鼻科」「内科」と、駆け巡る日が続きました。
仕事もろくにできない状況で、まちづくり会社の仲間たちには本当に申し訳なかった。
1月から3月まで出勤できる日もあれば、まったく仕事にならない日もありました。(キュウリョウハ 返上!シマシタ。)
このままでは、同僚たちに余計な迷惑をかけるだけだし、思い切って「治療に専念することも必要」(多分、神様の思し召しと思います)かと思い、3月末に退職願を出しました。
あっちこっちの病院を探しては、通院する生活と、NINJAフェスタイベントも重なりました。
思うようにならない身体ではありましたが、私にとって「NINJAフェスタ」があったおかげで、辛い日々を乗り切れたんではないのかな、と今更ながら思います。
当時(フェスタ期間中)、「あんたは、道場の前に座って、気配り・目配り・心配りをしていればよろしい!」と言われ、ひたすら「写真を撮って、ブログアップ」に勤しんでおりました(笑)。多くの方々に助けていただいたし、私が中心人物というわけでもないのですが、いろんな人々が集まってきてくれたのが、嬉しかったのです。
そんな日々を送っておりましたが、症状は悪くなるばかり・・・このままではいつまでたっても治る見込みがない!と思いたったが吉日、やっぱりワタシは「秋田の病院に行きたい!」と思い切って家族に伝え、秋田・本荘第一病院に「予約の電話」を入れたのが、4月28日のこと。
何故、この病院だったのか!?
電話と同時に「2ヶ月先なら予約は取れます」という受付の女性のやさしい案内に、「よろしくお願いします」と申し込む。とりあえず「症状がわかる写真を送ってくださいね、それによって予約受付の案内葉書をお送りしますからね」とのこと。
秋田から「予約受付」の葉書が届いたのが、1ヵ月後の5月も末。(やきもきしてたんです、実は。)
『6月14日』に来てください、診察いたしますからと書かれておりました
いよいよ「秋田行きだ!!」と、嬉しいやら不安やら、東京から東には行ったことないし・・・と、悩みました(苦笑)。そこに助っ人があらわれた、娘ですけど・・・嬉しかったなぁ。
そんなこんなの顛末をここ2週間ほど、当ブログに綴っていました。
まったく個人的な「通院記録」ではありますが、きっと、私だけではない。
他にも同じように苦しんでおられる方もいるかもしれないし、身近なところで『難治性の病気』と言われたり、『これは、ゼッタイ治りませんよ』と言われ続けている方がいるかもしれないと思い、下手な「紀行もどき」を綴り、勇気を出してくださいという「エール」を送ったつもり・・・
前置きが長くなりましたが、
秋田へ行って『治りますよ』と言っていただいた。
ただし、ゆっくりじっくりですよ、あわてない慌てない!と。
免疫機能を中心に行われた血液検査、ふだん「健康診断等」で行う検査よりちょっと複雑で細かいところを検査してくれたようです。
この病気(掌蹠膿疱症・ワタシの場合)
・免疫の異常によって発病しているとのこと。
・合併症の有無の検査⇒腎臓病・糖尿病の合併はしていないとのこと。(尿検査で「糖」はは検出されず。血糖値も正常の範囲内。)
・血清蛋白検査⇒α2-グロブリン、βグロブリンの割合の上昇⇒病気が進行中である。
※アルブミン:58.7%
α1-グロブリン:2.6%
α2-グロブリン:9.4%(健常者8%以下)
βグロブリン:10.7%(健常者9%以下)
γグロブリン:18.6%
・血清免疫グロブリン濃度⇒正常の範囲内、ただし病気が進行中の場合しばしば観察され、抗体が作られるそばから次々に皮膚や骨膜に沈着してしまうため、血清中濃度は「見かけ上」正常の範囲になっている。
・リンパ球の割合
※【Tリンパ球とBリンパ球は相互に連携して、免疫ネットワークを形成する】
リンパ球は、白血球の25%ほどを占めていて、抗体作りを調節する「Tリンパ球(T細胞)」と抗体作りをしている「Bリンパ球(B細胞)」とに分けられる。
リンパ球は、ウイルスなどの小さな異物に対して攻撃するほか、抗体を使ってあらゆる異物に対して攻撃を行います。
この病気の場合「Bリンパ球」も「Tリンパ球」も増加傾向にあるらしい。
ワタシの場合
※Tリンパ球:14%(健常者4~13%)
Bリンパ球:80%(健常者55~75%)
そのTリンパ球(侵入してくる外敵を攻撃する作用)の内訳は、
・「ヘルパーT細胞」(抗体を作るように指示)⇒この割合が多い。
※ヘルパー細胞:55%(健常者35~45%)
・「サプレッサーT細胞」(抗体作りを抑制する)⇒この割合が少ない。
※サプレッサー細胞:22%(健常者25~35%)
すなわち、『リンパ球の抗体作りが亢進し、作られた抗体が皮膚や骨膜にどんどん沈着し、病気を発生させ、なおかつ進行中である』ということのようです。
【そこで、『ビオチン』】
ビオチンには、体の中でおこっている代謝異常を改善するだけでなく、免疫機能も改善して、抗体作りを正常化する作用があるとのこと。
その結果、病気が治るのですが、この作用は「即効的」ではありません。
治療効果が出るまでに時間がかかります。
治療を中断しないように、ご快癒を祈念しております。
・・・との報告書をいただきました。
どうして、こんな細かいことまで報告させていただくかといいますと、フツウの「血液検査」では測ることのない「検査項目」があるようで、この血液検査の結果次第では「骨又は皮膚に異常がなくても、この病気(掌蹠膿疱症)にかかっている可能性もある」ということがハッキリしているわけです。
「血液」の状態を診る!!ってことは、すごい発見があるんだな…と素人ながら驚いたわけです。
余談になりますが、我が愛すべきお義母さんも、このより細かい血液検査のおかげで「○性○○性○血病」と診断されました。「天理よろず相談所病院・血液内科」に通い、「いいお薬」を飲んでいるお陰で血液検査結果は「正常値」近くに戻っております。最新の「お薬」だそうです。もう、びっくり!!です。
血液検査もそうなら、もちろん「レントゲン撮影」にもいえるわけですが、フツウのお医者さまから「何も骨に異常はありませんよ」と言われ続けた人。
いろいろご自身で調べて、やっとの思いで「秋田」まで来られた方々の中には、実際「痛い」と苦しんでおられる方がいるわけです。
そんな光景を目の当たりにしてきたワタシとしては、少しでも不安があれば「大学病院」なり、大きな「総合病院」なりでしっかり検査してもらってくださいね、ということだけは自信を持って書けます・・・
どんな病気にせよ、一人で悩んでないでいろんな方法でご自分の体のこと、調べていただくことをお薦めします。
ただ、伊賀地域の「医療体制」にはいささか不安を感じますが…どうしたもんでしょう
参考までに、アトピー性皮膚炎で悩んでおられる方にもよさそうですよ。
「アトピー性皮膚炎を理解していただくために」(そして、ビオチンのこと)
長々と失礼しました。
稀な病気ではあるけれど、ネットなどで調べれば調べるほど、同じような症状で「辛いなぁ」と思っている人は多いなと思います。(統計的には500人に一人とか、伊賀市内だけでも200人はいる勘定になります。)
実際、身近なところで自分自身で納得するために「通販」とか「サプリメント」に頼る人がいるかもしれませんね。
でも、ハッキリ言って「免疫異常による代謝異常」という原因を突き止めてくださった先生がいる!とわかれば、やっぱり「何がなんでも行きたいし、行かねばならぬ!」と思いました。
そんな一途な思いを「宗教みたいやな」とか「なにもそんな遠いところまで行かんでも」と思われる方がいるかもしれませんが、「治るんだと、信じること」に勝る「薬」はないと感じております。(病は気から、と言いますが自分の体の中で起こっている異常は、一人では治せません!!)
とあるお店の新規オープン(まちづくり会社関連の事業でした)を控えた今年の年末年始、思うように休みの取れない日々が続いていました。
そんななか、オープニングイベント等もちょっと一段落したと思ったら、ポツポツと小さな水ぶくれのような「膿疱」が出来始め、腰痛も重なり、耳も変!?ということで「皮膚科」「整形外科」「耳鼻科」「内科」と、駆け巡る日が続きました。
仕事もろくにできない状況で、まちづくり会社の仲間たちには本当に申し訳なかった。
1月から3月まで出勤できる日もあれば、まったく仕事にならない日もありました。(キュウリョウハ 返上!シマシタ。)
このままでは、同僚たちに余計な迷惑をかけるだけだし、思い切って「治療に専念することも必要」(多分、神様の思し召しと思います)かと思い、3月末に退職願を出しました。
あっちこっちの病院を探しては、通院する生活と、NINJAフェスタイベントも重なりました。
思うようにならない身体ではありましたが、私にとって「NINJAフェスタ」があったおかげで、辛い日々を乗り切れたんではないのかな、と今更ながら思います。
当時(フェスタ期間中)、「あんたは、道場の前に座って、気配り・目配り・心配りをしていればよろしい!」と言われ、ひたすら「写真を撮って、ブログアップ」に勤しんでおりました(笑)。多くの方々に助けていただいたし、私が中心人物というわけでもないのですが、いろんな人々が集まってきてくれたのが、嬉しかったのです。
そんな日々を送っておりましたが、症状は悪くなるばかり・・・このままではいつまでたっても治る見込みがない!と思いたったが吉日、やっぱりワタシは「秋田の病院に行きたい!」と思い切って家族に伝え、秋田・本荘第一病院に「予約の電話」を入れたのが、4月28日のこと。
何故、この病院だったのか!?
電話と同時に「2ヶ月先なら予約は取れます」という受付の女性のやさしい案内に、「よろしくお願いします」と申し込む。とりあえず「症状がわかる写真を送ってくださいね、それによって予約受付の案内葉書をお送りしますからね」とのこと。
秋田から「予約受付」の葉書が届いたのが、1ヵ月後の5月も末。(やきもきしてたんです、実は。)
『6月14日』に来てください、診察いたしますからと書かれておりました
いよいよ「秋田行きだ!!」と、嬉しいやら不安やら、東京から東には行ったことないし・・・と、悩みました(苦笑)。そこに助っ人があらわれた、娘ですけど・・・嬉しかったなぁ。
そんなこんなの顛末をここ2週間ほど、当ブログに綴っていました。
まったく個人的な「通院記録」ではありますが、きっと、私だけではない。
他にも同じように苦しんでおられる方もいるかもしれないし、身近なところで『難治性の病気』と言われたり、『これは、ゼッタイ治りませんよ』と言われ続けている方がいるかもしれないと思い、下手な「紀行もどき」を綴り、勇気を出してくださいという「エール」を送ったつもり・・・
前置きが長くなりましたが、
秋田へ行って『治りますよ』と言っていただいた。
ただし、ゆっくりじっくりですよ、あわてない慌てない!と。
免疫機能を中心に行われた血液検査、ふだん「健康診断等」で行う検査よりちょっと複雑で細かいところを検査してくれたようです。
この病気(掌蹠膿疱症・ワタシの場合)
・免疫の異常によって発病しているとのこと。
・合併症の有無の検査⇒腎臓病・糖尿病の合併はしていないとのこと。(尿検査で「糖」はは検出されず。血糖値も正常の範囲内。)
・血清蛋白検査⇒α2-グロブリン、βグロブリンの割合の上昇⇒病気が進行中である。
※アルブミン:58.7%
α1-グロブリン:2.6%
α2-グロブリン:9.4%(健常者8%以下)
βグロブリン:10.7%(健常者9%以下)
γグロブリン:18.6%
・血清免疫グロブリン濃度⇒正常の範囲内、ただし病気が進行中の場合しばしば観察され、抗体が作られるそばから次々に皮膚や骨膜に沈着してしまうため、血清中濃度は「見かけ上」正常の範囲になっている。
・リンパ球の割合
※【Tリンパ球とBリンパ球は相互に連携して、免疫ネットワークを形成する】
リンパ球は、白血球の25%ほどを占めていて、抗体作りを調節する「Tリンパ球(T細胞)」と抗体作りをしている「Bリンパ球(B細胞)」とに分けられる。
リンパ球は、ウイルスなどの小さな異物に対して攻撃するほか、抗体を使ってあらゆる異物に対して攻撃を行います。
この病気の場合「Bリンパ球」も「Tリンパ球」も増加傾向にあるらしい。
ワタシの場合
※Tリンパ球:14%(健常者4~13%)
Bリンパ球:80%(健常者55~75%)
そのTリンパ球(侵入してくる外敵を攻撃する作用)の内訳は、
・「ヘルパーT細胞」(抗体を作るように指示)⇒この割合が多い。
※ヘルパー細胞:55%(健常者35~45%)
・「サプレッサーT細胞」(抗体作りを抑制する)⇒この割合が少ない。
※サプレッサー細胞:22%(健常者25~35%)
すなわち、『リンパ球の抗体作りが亢進し、作られた抗体が皮膚や骨膜にどんどん沈着し、病気を発生させ、なおかつ進行中である』ということのようです。
【そこで、『ビオチン』】
ビオチンには、体の中でおこっている代謝異常を改善するだけでなく、免疫機能も改善して、抗体作りを正常化する作用があるとのこと。
その結果、病気が治るのですが、この作用は「即効的」ではありません。
治療効果が出るまでに時間がかかります。
治療を中断しないように、ご快癒を祈念しております。
・・・との報告書をいただきました。
どうして、こんな細かいことまで報告させていただくかといいますと、フツウの「血液検査」では測ることのない「検査項目」があるようで、この血液検査の結果次第では「骨又は皮膚に異常がなくても、この病気(掌蹠膿疱症)にかかっている可能性もある」ということがハッキリしているわけです。
「血液」の状態を診る!!ってことは、すごい発見があるんだな…と素人ながら驚いたわけです。
余談になりますが、我が愛すべきお義母さんも、このより細かい血液検査のおかげで「○性○○性○血病」と診断されました。「天理よろず相談所病院・血液内科」に通い、「いいお薬」を飲んでいるお陰で血液検査結果は「正常値」近くに戻っております。最新の「お薬」だそうです。もう、びっくり!!です。
血液検査もそうなら、もちろん「レントゲン撮影」にもいえるわけですが、フツウのお医者さまから「何も骨に異常はありませんよ」と言われ続けた人。
いろいろご自身で調べて、やっとの思いで「秋田」まで来られた方々の中には、実際「痛い」と苦しんでおられる方がいるわけです。
そんな光景を目の当たりにしてきたワタシとしては、少しでも不安があれば「大学病院」なり、大きな「総合病院」なりでしっかり検査してもらってくださいね、ということだけは自信を持って書けます・・・
どんな病気にせよ、一人で悩んでないでいろんな方法でご自分の体のこと、調べていただくことをお薦めします。
ただ、伊賀地域の「医療体制」にはいささか不安を感じますが…どうしたもんでしょう
参考までに、アトピー性皮膚炎で悩んでおられる方にもよさそうですよ。
「アトピー性皮膚炎を理解していただくために」(そして、ビオチンのこと)
長々と失礼しました。