ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210410 花会に向けて 2

2021年04月10日 | いけばな


以前「草月展何にいけるかそれが問題だ」に触発されて、100均のネットとペン立てで作った土台
それにプラスチックストローをつけて
さらに先日の「草月展・水のないいけばな展」で一番好きだった一期の紙ストローの作品をそっくり真似たものをプラスしてみました
 
これなら2箇所水をいれられるのでテッセンなんかをいけたらどうだろうか
 
仮に造花のバラを入れて印象を見てみました
 

白と青を入れてみました
 
補色を入れるか、同系色を入れるか
生の植物は色も質感も造花と違うので、生花で何か試してみよう
 
 

ツツジを入れてみました
 
紙ストローはぬれると10分程で柔らかくなってしまうらしいので、生花で濡らしちゃうと2日間持たない・・・ってことも頭に入れておかないと

先生に写真を送ってみてもらいました 
 
「面白い作品ですね。着眼点から素材の変貌というテーマにもっと近づくともっと面白くなると思います」
 

プラスチックストローを割いてもしゃもしゃっとさせてみました
この程度のことが「素材の変容」になるのか・・・
難しい・・・

ユリをいただいたので入れてみました







210410 隣町へ 2/2 アケビ・シラユキゲシ ほか

2021年04月10日 | 植物・園芸など
芝桜 今年はとんと見なかったな、このあたりでは好まれないのかしら

シバザクラ芝桜
Phlox subulata L.
ハナシノブ科 
 


クワの雌花序 ・・・ 宿題 
雌雄異株または同株
花柱が長いヤマグワ、短いマグワ・・・比べたことが無いけどこれはヤマグワ?住宅の軒下にはえているからマグワかしら
 
 


緩い鋸歯のある5枚の小葉、濃い色の花はゴヨウアケビ
Akebia x pentaphylla (Makino) Makino
アケビ科 
アケビ(前縁の小葉5枚、クリーム色の花)と
ミツバアケビ(鋸歯がある3枚の葉と濃紫色の花)Akebia trifoliata (Thunb.) Koidz.
ゴヨウアケビは両者の交雑種
花と緑の振興センターに立派なムベ(別名トキワアケビStauntonia hexaphylla (Thunb.) Decne.)の棚がある
 



アケビ
Akebia quinata (Houtt.) Decne.
アケビ科
 
線路沿いのフェンス、楽しい
 


リリア公園のソメイヨシのは実になっていました
 


ペデストリアンデッキのプランター、ハボタンの花

足に花粉をつけた、ハチの仲間?アブの仲間?
 

アカバナトキワマンサク
Loropetalum chinense var. rubrum
マンサク科  トキワマンサク属
トキワマンサクは白で、アカバナにはいくつか園芸品種がある
 
 

お寺の近くのお宅で、モモを眺めていたら、家人があらわれて
この花名前がわからないんです・・・と、玄関に招き入れて写真を撮らせてくださった
調べてみたら中国原産のケシの仲間でした
翌日そっとポストにお知らせしました
 
シラユキゲシ 白雪芥子 別名スノーポピー
Eomecon chionantha Hance
エオメコン
ケシ科 シラユキゲシ属
 
 


ツタ別名ナツヅタ
Parthenocissus tricuspidata (Siebold et Zucc.) Planch.
落葉つる性木本
巻きひげの先端が吸盤
葉が出て、ツルも伸びてきた
 


花弁が二重だからクルメツツジ? いろんな色がある、ツツジ、難しい
 


オオムラサキ
Rhododendron x pulchrum Sweet 'Oomurasaki'
 


メタセコイア 別名アケボノスギ、水杉
Metasequoia glyptostroboides Hu et W.C.Cheng
小葉も短枝も対生 
関連: 210207冬芽
 
 

210410 いつもの隣町へ1/2 カエデ類の翼果 ほか

2021年04月10日 | 植物・園芸など

 



通院の為、月2回、隣町まで一駅歩く

 

商店街のモミジ(種・品種、わからない) 種子の翼ができているのは両性花
雄しべがぱっと開いているのは雄花
2個ある種子の翼の開き方・角度が広いので、これはイロハモミジだろうか
 




 



ベニカエデ、和名アメリカハナノキ
翼の角度、90°よりやや狭い
 
紅葉の時期しか興味ありませんでしたが、こうした花の時期~実の時期も面白い
勤めていたころは、3月4月は忙しかったからなぁ・・・
 


ヒラドツツジのらべるがついていた
 


これはまた・・・コデマリの八重品種、初めて見た
ヤエコデマリ
Spiraea cantoniensis Lour. f. plena (Koidz.) Okuyama
バラ科 
 


こちら、普通のコデマリ 別名スズカケ
Spiraea cantoniensis Lour.

藤棚ではなく、お庭の樹木に絡み上って塀を乗り越えて顔を出していました
 

水やりしている方にうかがったら、リキュウバイだそうです
いけばな花材に来たことがある
実はなるのか聞いてみたら

「あの黒いの、見える? こっちから見て?」とグイッと体をつかんで見せてくれました
リキュウバイ 別名ウメザキウツギ,バイカシモツケ,ウツギモドキ,マルバヤナギザクラ
Exochorda racemosa (Lindl.) Rehder
バラ科 
 


これはシャクヤク?ボタン? 葉に切れ込みがあるのでボタン
 


シャリンバイに似てるなと思ったけれど、葉が車輪状に集まってないし薄いし小さいし、何かなと思っていて、自分ではわからず・・・「はなせんせ」の「教えて」に投稿したところ、すぐに回答を寄せてくださった方がいてわかりました。
ヒメシャリンバイ
Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi f. minor (Makino) H.Ohashi
ラフィオレプス インディカ ウンベラタ ミノール
バラ科 シャリンバイ属
シャリンバイの分類は種小名・変種・品種の段階でいろいろな考え方があるようです
植物図鑑によると、葉にも萼にも変異があるとのことでした
 
参考: 日本花名鑑④p.376、原色日本植物図鑑木本Ⅱp.28 
 


アメリカイワナンテン 別名セイヨウイワナンテン
Leucothoe fontanesiana (Steud.) Sleumer
レウコトエ フォンタネシアナ
ツツジ科 イワナンテン族
 


Cさんのお庭に咲いたとお写真を見せていただいたアイリスは鮮やかな青に黄色い筋
こちらは白花と薄い空色

アヤメの仲間、球根アイリスと呼んでいるものの何かだと思います・・・宿題
 
ハナショウブ、ジャーマンアイリスは根茎
カキツバタ~ハナショウブ~アヤメの順で生えるところは水~乾
 
黄色い線のついた3枚は外花被
立っている3枚が内花被
外花被に沿って伸びているのはなんと雌しべが変化して花弁化したもの
 
 
昨日、体調が悪く、予約取り直した
いつもの午後でなく、朝歩いていくのもいいなぁ