ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210520 バイカウツギ,イヌツゲ 他

2021年05月20日 | 植物・園芸など
川から上がって帰途につきました。お肉屋さん(M)によって、コロッケとシーズささみと卵ときんぴらと・・・

一重のバラかと思いました
バイカウツギ 梅花空木ではないかと思われます
花序に5~10花、径3~4cmで芳香性
葉は前縁・・・じゃないな・・・?
本州~九州
Philadelphus satsumi Siebold ex Lindl. et Paxton
フィラデルフス(フィラデルファス) サツミ
アジサイ科(ユキノシタ科)
 
 
街路樹のイヌツゲで雄花と雌花を探してみます。イヌツゲはよく見るけど雌雄異株だと今年知りました
雄株、雄花
雌しべが発達せず、4本の雄しべがあり、花序になっている

雌株、雌花
大きな緑色の雌しべ、4本の雄しべは発達していない
葉が丸いマメツゲや、立ち姿が細い立性のスカイペンシル、這性、新芽が黄色いキンメツゲ、周年黄色いゴールデンジェム・・・イヌツゲにもいろいろある
関連: 210513
イヌツゲ 犬黄楊 
Ilex crenata Thunb. var. crenata
イレックス クレナタ
モチノキ科 モチノキ属 
 
 
最後に公園へ寄ってみる、クリとマンサクとサンゴジュがある

クリに雄花序が見える、ちょっとムッとした匂い

花序になっているのが雄花の集まり
一個だけあるのが雌花
雌花のついている花序の上の方(この写真で左の方)はなんなんだろうか・・・
雄花のつぼみだろうか、通ってみないとわからない

雌花、クリの実は三兄弟
この段階で、もさっもさっもさっと柱頭が3個あるように見えます
あれ、イヌツゲと同じcrenata
 
クリ
Castanea crenata Siebold et Zucc.
カスタネア クレナタ
ブナ科
 


マンサクの果実
Hamamelis japonica Siebold et Zucc.
ハマメリス ヤポニカ
マンサク科
 

出入り口の花壇で
こうやってみると、ナガミヒナゲシと果実の様子とか各部が似ている
ポピー
 
 
 
いったん戻って・・・・・もう一回外出


コミノネズミモチLigustrum sinenseかイボタノキLigustrum obtusifoliumか?いずれもモクセイ科
 
 
医療モールのお庭へ

低い生垣、グミだと思う、何グミかわからない、花の咲く時期、このように斑入りになる種類、何だろう
 


ヒメシャラ・・・まだちょっとナツツバキと区別に自信が無い

ナツツバキの葉は葉脈が凹んで目立つとのことだからこれはヒメシャラと思う『葉で見分ける樹木』
ヒメシャラ
Stewartia monadelpha Siebold et Zucc.
スチュアーティア(スチュアルティア) モナデルファ
ツバキ科 ナツツバキ属
 
 
斑入りアオキ、品種名、知りたい、アオキには斑の入り方もいろいろあるようです、端斑、中斑、星斑、これは端斑だと思う

フイリアオキということにしておこう
Aucuba japonica Thunb. 'Variegata'
アウクバ(アウキューバ) ヤポニカ(ジャポニカ) バリエガタ
アオキ科

210520 旧芝川~青木水門 イネ科もカヤツリグサ科も難しくて面白い

2021年05月20日 | 植物・園芸など
夏になると新芝川のサイクリングロードの両サイドを飾るたくさんのタチアオイ
旧芝川でも花壇を中心にあちこちで咲き始めました
 

グランドと旧芝川を背景にいろんな色がある
下から順に咲きあがる

ハイビスカスに似た花の構造、今見えているのは雄しべ

こちらの花は雌しべの柱頭が開いて見えている
 
タチアオイ
Alcea rosea L.
アオイ科
 
ハナバチは下の花から順に上に上がる性質があり、下の花の雌しべに他の花の花粉をつけて、上に上がってこんどはこの株の花粉をつけ、また別の下部の下の花の雌しべに花粉をつけて・・・を繰り返すのではないかと想像
こんどもっと落ち着いて観察してみよう
 
 


先日、ふと見上げて花に気が付いてわかったセンダン
旧芝川を歩くときは必ず通るところなのに、
自粛の日々の定点観察?のおかげで存在と名前がわかった

花は両性花、いままで知ってるのは水道橋の南側の坂の木
今年は対近所の工場とここ、2か所増えた
花の中心にしっかりした筒状の構造がある、これが雄しべががっ着したもので中に花粉と雌しべがあるという。いったいどうやって誰が受粉を手伝うんだろうか・・・
2回羽状複葉
センダンは芳しのセンダンは白檀でこの木ではないらしい
 
センダン
Melia azedarach L.
メリア アゼダラク
センダン科 センダン属 
 
 

デルフィニウムというと一本の花序がが直立してる印象だけど、よく分岐しているのがふつうの様だ
細い茎に一重の花をまばらにつけ、よく分枝する、Belladonna Groupだろうか
花びらに見えるのが萼片で、中のが蜜葉
多年草だけれど園芸的には一年草として扱う。
オオヒエンソウ
Delphinium grandiflorum L.
デルフィニウム(デルフィニューム) グランディフロルム(グランディフローラム)
キンポウゲ科 オオヒエンソウ属
 
 
 



茶色は果実で、つんつんした緑色は萼裂片
ピントがあってなかった、今度もっとよく見てみよう
 
ムラサキツメクサ 別名アカツメクサ,レッドクローバー
Trifolium pratense L.
トリフォリウム(トリフォニューム) プラテンセ 読み方?
マメ科 シャジクソウ属
 
 

この花を校内で見つけて名前を調べたのが始まりだったかもしれない
花序の下から上へと咲いていく 無限花序 土星の輪みたい 
自然分布はヨーロッパで幕末に非意図的に移入した要注意外来生物
ヘラオオバコ
Plantago lanceolata L.
プランタゴ ランセオラタ 読み方?
オオバコ科 
 
 
 



・・・宿題
 
 


冬芽で知ったオニグルミ、立っていた雌花序が大きな実になってきて下に下がったきた
 
オニグルミ
Juglans mandshurica Maxim. var. sachalinensis (Komatsu) Kitam.
ユグランス(ジュグランス) マンヂュリカ サチャリネンシス 読み方?
クルミ科 クルミ属
 
 
イグサだとおもうけれど、烏ケ森のはサンカクイでしたが、ここのは?

手前がイグサで奥がフトイ
イグサ
Juncus decipiens (Buchenau) Nakai
または
コゴメイ
Juncus polyanthemus Buchenau
いづれもイグサ科 
花序の柄に頂端があって、さわってもみてもよれているようにはわからないんだけど、帰化植物のコゴメイではないだろうか
次は茎を裂いてみて中の構造を見てみよう、髄が階段状だったらコゴメイ
 


姿はイグサ科みたいだけど科が違う
フトイ
Schoenoplectus tabernaemontani (C.C.Gmel.) Palla
シェーノプレクツス タベルナエモンタニ 読み方?
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
 



スゲの仲間のアゼナルコと思われます
イネ科も難しいけど、カヤツリグサ科も難しい
この写真に5本ある花序のうち、先端のはつけ根側半分が細い、この部分が雄花の集まり、のこりの半分の太い部分は雌花の集まり、他の4本は全体が雌花の集まり
知らずに撮ったけど、後で調べてわかったこと
面白い
 
アゼナルコ
Carex dimorpholepis Steud.
カレックス ディモルフォレピス
カヤツリグサ科 スゲ属
 
 


・・・宿題
ハタケニラ・・・花弁の外側に暗い赤色の筋が入る、ニラ臭は無い
アリウム ロゼウム ・・・むかごができる
もう一度咲いていたらよく見てみよう
 


アレチギシギシと思われる 葉が細い 花序はまばら
Rumex conglomeratus Murray
ルメックス コングロメラツス 読み方?
タデ科 ギシギシ属
 

210520 旧芝川 ネズミムギとホソムギ 他

2021年05月20日 | 植物・園芸など
昨年、カラスが独り占めしていたビワ
今年も神社の鳥居のずっと上にたわわに実りました・・・採りたい、食べたい
ビワ
Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.
エリオボトリア ヤポニカ 読み方?
バラ科 ビワ属
 


枇杷の下にはヒサカキ、雌雄異株で、これは雌株、実が大きくなってきた
神社のビワの木の陰に♂♀そろっている
ヒサカキ
Eurya japonica Thunb. var. japonica
エウリカ(ユーリア) ヤポニカ ヤポニカ
モッコク科(旧ツバキ科) ヒサカキ属
 
 
旧芝川へ降りてみる
ネズミムギに葯が見える

芒が長いのがネズミムギ、短いか見えないとホソムギ、まだよくわからない
これはネズミムギ?

葉鞘のところに葉耳があるという、そこはよくわからなかった
鼠は髭があって耳がある・・・
ネズミムギ
別名: イタリアンライグラス,コネズミムギ,エダウチネズミムギ
Lolium multiflorum Lam.
ロリウム ムルティフロルム 読み方?
イネ科
 
雑草を検索したらなぜか種苗会社のサイトがヒットした
イタリアンライグラスといえば、芝生つくるオーバーシーディング用、そうだったんだ、雑草のイメージがかわってくる。芝は刈るからこんな姿にはならないから結びつかなかった
 
 


遊歩道への折口の斜面に見事に咲いているのは キンシバイ
昆虫がわかると、こういうときもっと楽しめると思うけれど・・・
こうやって見ると、たくさんある雄しべが5束に分かれていることがわかる
ビヨウヤナギは花弁より雄しべが長い、そこも区別点、雄しべが短いからこれはキンシバイ
キンシバイ 金糸梅
Hypericum patulum Thunb.
ヒペリクム(ヒペリカム)
オトギリソウ科
 
じつは、キンシバイの園芸品種ヒドコートと区別がわからない、花や葉が大きく樹勢が強いとのことだけれど

こちらはよく似たビヨウヤナギ
美容柳,未央柳
Hypericum monogynum L.
ヒペリクム(ヒペリカム) モノギヌム(モノギナム)
オトギリソウ科 オトリギソウ属
枝はキンシバイに比べて明るい褐色で光沢がある
葉は無柄、花は単性または数個の集散花序
・・・ということにしておくけれど、ヒペリクム属の園芸品種についてはまだよくわからない
ヒペリクム‘ヒドコート’→キンシバイに似ているが大型
ヒペリクム カリキヌム→ビヨウヤナギに似て低木
実を楽しむヒペリカムなどなど
 
参考: ポケットガイド④ 庭木・街の木,小学館: 264
 
 
ほかにも遊歩道沿いの斜面には町内会で植えたと思われる花々もみられる

マツバギク
Lampranthus spectabilis (Haw.) N.E.Br.
ランプランツス(ランプランサス) スペクタビリス
ハマミズナ科(旧ツルナ科) ランプランツス属
・・・マツバボタンはスベリヒユ科
 

花柄の中部より上に関節がある・・・今度見てみよう
花後の花茎に子株をつける
ホルムアルデヒドを除去・浄化する働きがあるという・・・知らなかった、確かめられているのかな
参考: 日本花名鑑④p.85
 
オリヅルラン
Chlorophytum comosum (Thunb.) Jacques
クロロフィツム(クロロフィタム) コモスム(コモーサム)
クサスギカズラ科(旧ユリ科) オリヅルラン属
 




ゼニアオイはウスベニアオイの一種
ウスベニアオイより葉の切れ込みが無くて、花弁の凹みも浅い
ウスベニアオイは茎にまだらに長毛のあるがゼニアオイは無毛
どなたかが植えたものなのか雑草のように広がっているのか、結構あちこちで見る
 
ゼニアオイ
Malva mauritiana L.
マルバ マウリティアナ
アオイ科 ゼニアオイ属
 


遊歩道に落ちていたクワの実 マグワかヤマグワか
落ちているものを見てどこから来たのか探してみる、木を知る
ミミズの先生がおっしゃっていた。高木の広大な森林の調査、研究費の無い中どうやってと考えて思いついたとおっしゃっていた
 
 
ユウゲショウについている白いのは、
ウスバカゲロウの卵

ユウゲショウは、若い果実ができているのも出てきました
ユウゲショウ
Oenothera rosea L'Hér. ex Aiton
オエノテラ(エノテラ) ロセア 読み方?
アカバナ科 マツヨイグサ属