ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210912 4/4 旧芝川で

2021年09月12日 | 植物・園芸など
旧芝川の木道を歩くと、イグサの仲間のような太いのと細いのがある

フトイ
Schoenoplectus tabernaemontani (C.C.Gmel.) Palla
チョエノプレクツス タベルナエモンタニ
カヤツリグサ科 フトイ属
「イ」ってついてるけどカヤツリグサの仲間なのか・・・茎が丸くて水につかって生えているからイグサ科と思った
 
YListをみるとシノニムが15以上ある、学名が混乱しているのかな
ホソイとの違いは花序に長短があること
茎の途中に花が付いているように見えるが、そうではなくて、花序より先に葉が伸びている
茎を縦に割るとはしご状になっている
コゴメイ
Juncus polyanthemus Buchenau
ユンクス ポリアンテムス
イグサ科 イグサ属
 
 


ヒルガオ?のように花柄に翼が無いが コヒルガオ?のように葉の基部が横に張り出している、コヒルガオはこの部分が2裂することが多い
・・・雑種のアイノコヒルガオ??・・・宿題
 


マメアサガオ
Ipomoea lacunosa L.
イポメア ラクノサ
ヒルガオ科 サツマイモ属
北アメリカ原産。1955年に東京近郊で帰化が報告された。
一か所に複数の花が付いている
参考: 松江の花図鑑
 
 


蔓が別なのか一緒なのか、マメアサガオには白~淡紫色の花が咲く
よく似ているけど左のはホシアサガオではないかと思う、花の底が濃い色だから
 
 


これは、どちらでしょう・・・蔓がからまっていて、追えなかった
花柄にいぼ状の突起が密生しているのがマメアサガオ、まばらなのがホシアサガオとのことなのd、それを見るのがよさそうだ
 


ムラサキエノコロと思われます
 


ヒガンバナが咲き始めました
ヒガンバナ
Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.
リコリス ラディアタ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
 
 

オオオナモミだとおもうオナモミは数が減っているというし
 
花序に雄花と雌花が集まっています、もしかして雄花もこれいくつかがあつまったもの?
いつも参考にさせていただいている松江の花図鑑を参照します
雄頭花は葉腋からでた短い花序についている。花糸は合着して筒をつくり、葯は離生している。
この写真で、丸いのが雄頭花で、飛び出しているのが花糸が合着した筒状の構造と思われます
雌頭花は雄花序の基部に集まってついている。総苞片が合着して壺形になっているのが緑のとげとげの壺上の部分で、中から2つ少し長さの違う花冠がなく雌しべだけになった雌花が2個入っていて飛び出ている。
この写真で、花序の下の葉の付け根に2つとげとげしているのが雌頭花だろう
頭花、または頭状花は花の集まり、キク科の花の構造、ヒマワリみたいな
総苞が成熟して肥厚してかたくなったのがひっつき虫
参考: 松江の花図鑑

見事に背がそろって旧芝川の両岸を覆い尽くしています。これヤバいのでは?
オオオナモミ 
Xanthium occidentale Bertol.
キサンティウム オッキデンタル 読み方?
キク科 オナモミ属



ノブドウの花序
細部までうまく撮れていないのですが、蕾、かろうじて花弁5枚雄しべ5本がわかる咲いている花、花弁と雄しべが落ちて雌しべが残っている状態など、一つの花序にいろいろな段階の花が付いていました。

葉と小さな花がたくさんついた集散花序が対生している様子が面白い
ノブドウ
Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy. var. heterophylla (Thunb.) Momiy.
アンペロシス グランドゥロサ ヘテロフィラ
ブドウ科 ノブドウ属
 
 
センニンソウ
小葉が3~7で、小葉に切れ込みはない。たくさんある雄しべは白い萼片より短い
似ている植物にボタンヅルというのがあるという。こちらは小葉が3枚で切れ込みがある
 
 


アレチウリの雄花

アリが動かない

テントウムシと、黒い虫も動かない


蔓は無理やり引っ張ったので変に巻いていますが、下の方のイネ科の葉に先端がしっかり巻き付いてばね状のくるくるは伸びていました
外来生物法で特定外来生物
 
アレチウリ
Sicyos angulatus L.
シサイオス アングラツス
ウリ科 アレチウリ属
 
写真を撮って、調べてみて、また見に行って、どれも複雑でよくできていていることがわかって面白くて、
でも来年までに忘れてしまいそうで、
それでまた見に行って写真撮って調べてみて・・・そういうのが楽しい
 

210912 3/4 帰り道 フラワーロード

2021年09月12日 | 植物・園芸など
空き地をふと見るととても大きなアカマンマならぬシロマンマ
背丈ほどがあり10㎝はあろうかという花序は垂れています

オオイヌタデと思われます

虫?ハチ?顔? 花も白やほんのりピンクのもある

開花している花もありました、黒いのは果実でしょうか
大きさの他にも、茎に節がある、筒状の托葉鞘に毛が無いなどの特徴があるそうで、こんど見かけたら観察してみよう
オオイヌタデ 大犬蓼
Persicaria lapathifolia (L.) Delarbre var. lapathifolia
ペルシカリア ラパティフォリア ラパティフォリア
タデ科 
YListにシノニムが7つもありました???学名が定まっていないのかな?
 


小学校の窓辺のグリーンカーテン

ゴーヤです 和名: ニガウリ 別名: ツルレイシ
Momordica charantia L.
モモルディカ カランティア
ウリ科 ツルレイシ属
 
一年草で毎年種まきするけど、本来多年草なんだそうだ、沖縄では冬を越すのだろうか 日本花名鑑④ p.292
 
 

ここにも蔓のグリーンカーテン
フウセンカズラ
Cardiospermum halicacabum L.
カルディオスペルムム ハリカカブム
ムクロジ科 フウセンカズラ属
種が黒字に白いハートでかわいいフウセンカズラ
 
ムクロジ科というと、ハウチワノキ、小石川植物園の大木フクロミモクゲンジ、ライチ、、羽子板の羽根の黒い球になるムクロジ・・・そして、カエデの仲間が全部とトチノキ属もムクロジ科になった
共通する特徴ってなんなんだ? もともとのムクロジ科なら形態的な共通する特徴があるだろうし、APG分類で仲間入りしたカエデやトチノキはいったい遺伝子の何が共通するんだろう?・・・宿題
 


これもグリーンカーテン
朝顔
Ipomoea nil (L.) Roth
イポマエア ニル
ヒルガオ科 サツマイモ属
 


青木橋のサボテンににて、丸くて平たくて棘がない、青木橋のは灰色が勝っていて縁に少し棘あり
大型宝剣 オプンティア フィクスインディカ?
Opuntia ficus-indica
サボテン科 ウチワサボテン属
Opuntia maxima Mill.? YListで出てきたこの学名はもう青木橋のより少し細長い感じで棘が全く無く、この写真のが大型宝剣みたいです
大型宝剣で画像検索すると両タイプが出てくる・・・宿題
 
 

ハナミズキには実がなっています、バラけた実はヤマボウシとの違い
アメリカヤマボウシ
Cynoxylon florida (L.) Raf. ex Jackson
サイノキシロン フロリダ 読み方?
ミズキ科 ミズキ属(みんなの趣味の園芸ではサンシュユ(ヤマボウシ)属) 
 
 
フラワーロードのベゴニア、いい感じにこんもり

看板がありました

ベゴニアセンパフローレンス 四季咲きベゴニア
Begonia Semperflorens-cultorum Group
シュウカイドウ科・属
花色だけでなく葉には緑や銅葉があって、いろいろ楽しめるいい花苗だとおもう

210912 2/4 もう一回青木町公園

2021年09月12日 | 植物・園芸など
花のある街並みの写真を撮る、10月末まで楽しもうと思う
オリンピック、聖火リレー、埼玉の出発点だった青木町公園は
ペチュニアが美しく植えこまれていた
もう一度、いい写真が撮りたいと言ってみることにしました
 
 
梢に白く点々と実が見えました
ヒマラヤスギの雌花が松毬になってきたところ、2年かけて熟す
ヒマヤラスギ 別名: ヒマラヤシーダー
Cedrus deodara (Roxb.) G.Don
セドルス デオダラ
マツ科 ヒマラヤスギ属
 
 




和名: ツクバネアサガオ 衝羽根朝顔 ペチュニア 
Petunia
ナス科 ペチュニア(ツクバネアサガオ)属
 


アオギリの果実が熟してきた 一つの花の心皮が5枚の舟形の羽根に分かれてそれぞれのヘリには数個の直径1㎝ほどの種子が付いている
面白い果実だな
アオギリ 梧桐 青桐(樹皮が青く(緑色)で葉が桐みたいだから
Firmiana simplex (L.) W.F.Wight
アオイ科(旧アオギリ科) アオギリ属
 


パンパスグラス シロガネヨシ
パンパスグラス 和名: シロガネヨシ 白銀葭
Cortaderia selloana (Schult. et Schult.f.) Asch. et Graebn.
コルタデリア ゼロアナ 
イネ科 シロガネヨシ属
 
「南アメリカの大草原パンパスに生えるイネ科の草」
日本には明治中期に入ってきた
調べてみたら雌雄異株で雄花の方が細いとあった
知らんかった・・・これはどっちなのかな、これで一つの株なのか♂♀まじっているのか
花材としていけばなで穂が来ることがある
観賞用に植えられるのは雌株、花序の小穂(小穂)に長い毛がある、と花材事典にある
ノギかな?イネ科の花の構造・・・宿題
葉の縁が鋭いので注意
 
参考: みんなの趣味の園芸 日本花名鑑④ p.101 現代いけばな花材事典 p.538
 


斑入りのススキも植わっている
白い斑が美しい

シマススキと思われます
Miscanthus sinensis Andersson f. variegatus (Beal) Nakai
ミスカンツス シネンシス バリエガツス
イネ科 ススキ属
 
この夏見た、ススキ、タカノハススキ、イトススキ、斑入りのイトススキ、そしてパンパスグラスやウラハグサなど、園芸やいけばなで使われるイネ科もいいもんだなと思いました 春のムギ、野草のエノコログサいろいろも・・・

210912 1/4 買い物へ

2021年09月12日 | 植物・園芸など
立ち性のペチュニアはこんもりさせるのにやはりピンチだろうか
それともこの鉢は肥料不足?
 
 
少し離れたショッピングパークへ
キンモクセイがいい匂い

先ず匂いがして、どこどこ?と探す 街の中のあちこちで咲いています
キンモクセイ
Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino
 
モクセイ科 モクセイ属
 
追記: 10月中旬に滋賀県の知人からキンモクセイがようやく咲いたと聞きました。同じころ、このあたりでも再びキンモクセイが咲きました。一年に2度咲く現象が今年都内でも起こっていたようです。
もともと花期が長い(一つの花は2週間位)キンモクセイには、一度咲いて台風などで散ってしまい、咲かない蕾が再び暖かくなると咲きだすということがあるそうです
今回、9月中旬に咲いたのが3週間ほど早咲きだったのでした
同じ木が2度咲いたのかまでは記録してなかったので、来年は注意してみてみよう
 


タマスダレ
Zephyranthes candida (Lindl.) Herb.
ゼフィランテス カンディダ
ヒガンバナ科 タマスダレ属
 
 
初めて見るので自信が無いけど アゲラタムのシロバナ品種だと思う
アゲラタム和名: キッコウアザミ
Ageratum
アゲラツム
キク科 カッコウアザミ属
 
 
隣町のスーパーまで歩くことにしました
数種の柑橘が植わっているお宅で、撮影の許可をお願いすると

実がなるとみんなにあげるんだと、ご自慢のキンカン
こんな風に花と実が同時に見られるんだな

いい匂い
キンカン
Citrus japonica Thunb.
シトルス ヤポニカ
ミカン科 ミカン属
YListで出てきたのがこの学名でした。キンカンにもいろいろあるようで、この学名はマルミキンカン、ヒメタチバナと呼ばれるもののようです。
このお宅の写真のキンカンが何か詳細は不明
 


アカバナトキワマンサク 常盤万作 別名: ベニバナトキワマンサク
Loropetalum chinense var. rubrum
トロペタルム チネンセ ルブルム
マンサク科 トキワマンサク属
 

塀の上にはシラカシ(だと思う)の実を発見
 
 
 
公園に寄ってから帰ることにする、途中

サンカクバカタバミ
Oxalis triangularis  A. St.-Hil.
オキザリス トリアングラリス ‘紫の舞’ インカカタバミと思われます
 
花と緑の振興センターにこれと、緑葉白花(‘緑の舞’と思われます)が並んで植わっています
 
 
ちょっと、だいぶ、離れているけど、そこでないと売っていない商品があったりすると歩ける
その道すがら楽しい植物観察(写真撮るだけ何で観察とは言えないけど)