ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210917 4/9 園芸植物園 ①

2021年09月17日 | 植物・園芸など
バスで差間中央まで行って農業塾の畑を見て→川口自然公園→園芸植物園まで、
なんとか徒歩でやってきました
ここへ来るのは2度目? 
ひっそりとしています




手書きのラベルはアマリリス属ベラドンナリリー
和名: ホンアマリリス 流通名: ベラドンナ・リリー
Amaryllis belladonna L.
アマリリス ベラドンナ
ヒガンバナ科 ホンアマリリス属
分布は南アフリカ(ケープ)
 
流通名がベラドンナでほんとはアマリリス、で、アマリリスというのは別にある
あの鉢入りの球根で買える大輪の花
混乱している
 


一本一本も綺麗だけど群生しているのもいい、ヒガンバナの盛りの今日歩けてよかった
ヒガンバナ
Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.
リコリス ラディアタ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ(リコリス)属
 
 

リコリスあるいはネリネの何かの花後ではないか・・・??
 
 
シロバナマンジュシャゲ
白花はヒガンバナと黄色のショウキズイセンの自然交配種だとされています(提唱したのは牧野富太郎) 交配種なので学名に×が付いている
シロバナマンジュシャゲ 別名: シロバナヒガンバナ
Lycoris x albiflora Koidz.
リコリス アルビフロラ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
 
 
日本植物生理学会のみんなのひろばに「シロバナマンジュシャゲがヒガンバナの群生の中にあらわれたがそれはなぜか」という質問に答えた記事がありました
実際わたしも、旧芝川やさいたま市の歩道の街路樹下で、赤花に混ざって白花が数本咲いているのを見たことがあります
 
回答は長くて、にわかによく理解できなかった・・・
けど、要するに・・・
 
ヒガンバナは3倍体で種ができない
シロバナマンジュシャゲにも稔性はない
ヒガンバナに花色の突然変異(1本の染色体上で)が起こっても野生の遺伝子があと2つあるので花色は白くならない
自然交配したとされるのは仮想原種の2倍体の祖先型ヒガンバナとショウキズイセン
現存するコヒガンバナの開花期は1ヶ月早いので交配の可能性はない
ショウキズイセンの花粉が飛んできて自然交配によって白花がその場所でできることはない
球根を植えたときにシロバナマンジュシャゲの鱗茎が混ざっていたがヒガンバナのアレロパシーで遅れて芽生えたと考えられる
とのことです
 
 

温室前のタカノハススキ
黄白色の横縞
タカノハススキ 鷹羽薄 別名: トラフススキ 虎斑薄 ヤバネススキ 矢羽薄
Miscanthus sinensis Andersson 'Zebrinus'
ミスカンツス シネンシス ゼブリヌス
イネ科 ススキ属
 

Anemone hupehensisは一重で、八重の変種をシュウメイギクという
これは原種なのかしらそれとも園芸品種?
シュウメイギク
Anemone hupehensis (Lemoine) Lemoine var. japonica (Thunb.) Bowles et Stearn
アネモネ フペヘンシス ヤポニカ
キンポウゲ科 イチリンソウ属
 
 
白覆輪、金色に変わる幅広の黄覆輪、矮性、ピンクの花穂などの園芸品種があるようだ。雌雄異株年ってビックリ。これはどっち?参考: 日本花名鑑④p.101
 
シロガネヨシ 別名: パンパスグラス
Cortaderia selloana (Schult. et Schult.f.) Asch. et Graebn.
コルタデリア ゼロアナ
イネ科 シロガネヨシ属
 


ツルボ
Barnardia japonica (Thunb.) Schult. et Schult.f.
バルナルディア ヤポニカ 読み方?
クサスギカズラ科(旧ユリ科) ツルボ属 
 



木犀も萩も見られなかったゾ・・・また来てみよう

210917 3/9 東沼神社〜

2021年09月17日 | 植物・園芸など
見沼代用水東縁を歩きました、右手に神社
武蔵国 差間 東沼神社

赤い環の胎内くぐりから境内へ

上から川の方を見下ろしたところ 境内へは横から入ることになりました 

本殿、狛犬、右の口を開けた狛犬には子犬が、左の口を閉じたほうには毬
 


富士塚がありました

山頂で、この方向におそらく富士山が望めると思われます
 


見沼代用水東縁にもどりました

キバナコスモスの群生




ヒガンバナ、彼岸花・曼珠沙華
Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.
リコリス ラディアタ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
リコリス属にはほかにショウキズイセン(黄色)、ナツズイセン、キツネノカミソリなど
リコリスはアジア東部原産、
よく似たネリネ属は南アフリカ原産、花期が長く、花弁がキラキラ(ダイヤモンドリリー)
その他の違いは・・・宿題
 
 
見沼自然の家の看板の側で、見沼の歴史
ここには寄らずに
 

山野の湿地に自生する
ミソハギ
Lythrum anceps (Koehne) Makino
リトルム アンケプス
ミソハギ科 ミソハギ属
ミソハギ属は世界中に分布して36種からなる多年草(日本花名鑑④p.278)
 
 
見沼代用水の横に切り花農家さんの畑
お断りして写真を撮らせていただきました


ベロニカ 和名:  ルリトラノオ
Veronica longifolia だと思います
ベロニカ ロンギフォリア
オオバコ科(旧ゴマノハグサ科) クワガタソウ属)
 


フロックス
Phlox
ハナシノブ科 クサキョウチクトウ属
 


ケイトウ 久留米ケイトウ 球状にこんもりしている
Celosia ケロシア・セロシア属
 


花の中心部が濃い紫で雄しべの葯がが黄色いからイモカタバミ?
→葯が白いのはムラサキカタバミ
Oxalis articulata Savigny
カタバミ科 カタバミ属
 


この時期にアジサイ? 柏葉ではない 
今、9月だしピラミッド状の花序はノリウツギの仲間かな・・・宿題
 
あとで地図をみたら、このあたりは芝川第一調整池の東側にあたる
 
フルーツ直売所を通って、463号にでました
大きな工場のフェンスにはさいたま市の人口などの看板

もうここはさいたま市 人口は川口市のざっくりと言って2倍

おお~このサツマイモは知らないぞ、ネットリ系かなホクホク系かな


樋がプランターになっている・・・油壷の水族館を思い出すな・・・
 
 
もくてきの植物園までもう少し
 

210917 2/9 川口自然公園〜

2021年09月17日 | 植物・園芸など
川口自然公園
 

ここへは3回目くらいかな

湿地を残した見沼の公園 南~東は見沼代用水東縁
池では釣りをしている人達が

温帯性・耐寒性のスイレン 
自生するスイレンはヒツジグサ1種、園芸品種は多数ある
スイレン
Nymphaea
ニンファエア
スイレン科 スイレン属
 


桜の仲間?・・・宿題
 


蔓性植物画絡んでいるようで、ただでさえわからないのに・・・宿題

オオブタクサ?・・・
Ambrosia trifida L.
アンブロシア トリフィダ
キク科 ブタクサ属
 


アキノノゲシ 茎の下の方の葉は逆向き羽根状に裂けるというが、見てこなかった

アキノノゲシ 秋の野芥子
Lactuca indica L.
ラクツカ インディカ
キク科 アキノノゲシ属 
 
この2種、大きくて存在感がある
こうした大きな自然の空き地、しばらくであったことなかった
 


園内の池から流れる小さな流れ
 
入ってきたのとは反対側の出口から
もうちょっと頑張れそうなので、見沼代用水(東縁)沿いを歩いてみよう

210917 1/9 農業塾畑〜北原台公園〜

2021年09月17日 | 植物・園芸など
市の農業塾、今はやっておられないようです。
懐かしい思いで立ち寄りました
すっかり、放置されていて、一面の雑草
 
冬の間の講習・座学を経て、左側の手前から2番目の畑を割り当てていただいて、フラフラになりながらクワで土づくりをしました
ほんとにここで畑を代々作ってきたのだろうか、先生たちの説明用の畑と違って、石はごろごろ、10㎝も掘れば下はカチカチ、大変だったな、農業は甘くない
月に2回ほどの予定表と違い、週に数回は自主的に作業するようにとなってきて、そうだよな、農業は甘くない
・・・説明不足すぎ・・・農業は甘くない
 
種まきしてカブや葱を育て始めたところで、さあ、これからというところで、体調を崩してしまい、続けられなくなりました
残念だったな、だけどしょうがない、日常生活もフラフラになっってしまったんだった
 
講習を受けた公民館の脇を抜けて・・・
今日は、市北部・東川口~東浦和駅周辺からさいたま市方面へ歩いてみます
公園や植物園の園芸植物を見て歩こうと思います
花のある街の風景
 
自然公園から大崎公園まで歩けたらと思います、むりだったら無理しないで
 
 
小学校の裏の川を渡って、公園がありました

参考: 北原台公園・さいたまなび

タカノハススキが涼やかです
Miscanthus sinensis Andersson 'Zebrinus'
ミスカンスス シネンシス ゼブリヌス
イネ科 ススキ属
 
遊具があって、小高い丘を越えると、また違った景色の北原台公園

園内のモニュメント
北原台公園を後にして、自然公園に向かいます
 
 

逆さになっても元気なサボテン・・・種名・品種名・・・宿題
 

雄しべも長いけど雌しべも長い
白色花をよく見るけど、このピンクがかった白が可愛い
全体が桃色の品種‘シスキュー ピンク’
 
ヤマモモソウ 別名: ハクチョウソウ(白蝶草)、ガウラ
Oenothera lindheimeri (Engelm. et A.Gray) W.L.Wagner et Hoch
オエノテラ リントハメリ
Gaura lindheimeri Engelm. et A.Gray シノニム ヤマモモソウ属
アカバナ科 マツヨイグサ属
 


ニオイバンマツリ
Brunfelsia latifolia Benth.
ブルンフェルシア ラティフォリア
ナス科 バンマツリ属
 

起こしちゃってごめん
 
 

これ、隙間植物??
ブッドレアでした
別名: フサフジウツギ 房藤空木
Buddleja davidii Franch.
ブッドレア ダビディ
ゴマノハグサ(旧フジウツギ)科 
 
川沿いに花屋さんを発見

斑入りのトウガラシ唐辛子
Capsicum
カプシクム
ナス科 トウガラシ属
 


球根ベゴニア
Begonia Tuberhybrida Group

エラチオールベゴニア
Begonia Elatior Group

八重の四季咲きベゴニア、センパフローレンス

同じグループのピンク・・・これは購入してきました
Begonia Semperflorens-cultorum Group
中央の八重が雄花(雄しべが花弁化した)
右下に花首をたれているのが雌花(花弁の下にハート三角形の子房)
 
以上シュウカイドウ科 / シュウカイドウ属(ベゴニア属)
 
お願いして写真を撮らせてもらいました
 
さて、線路をくぐったらもうすぐ川口自然公園