通院のため一駅歩きました
浦和駅西口北側の植栽が興味深い おしゃれだなと思う植栽の1つ
ハーブやユーカリ、オーストラリアの植物らしき『洋風?』のいろんな樹木が混在しながらも調和を持って植えられている。季節をかえて通るたびに見慣れない花が咲いていて植物園みたいだ
植物名が書いてあったらいいのに・・・残念・・・でも調べる楽しみがあるって思うことにしよう
宿題
一瞬、ウミシダを連想しました
ヤマモガシ科 バンクシア属
または ドリアンドラ属の何かと思われる
葉は前者と違って針葉樹みたいだけれど
おそらくこれもヤマモガシ科 バンクシア属 の何かと思われる
ヤマモガシ科のGrevilleaグレヴィレア(シノブノキ)属の仲間と思われる
ヤマモガシ科のGrevilleaグレヴィレア(シノブノキ)属の仲間と思われる
Grevillea robusta G.ロブスタ 和名シノブノキ に近いと思われる
ミツバハマゴウ
Vitex trifolia L.
ウイテクス
シソ科(旧クマツヅラ科)
北入口のシンボルツリーはオリーブ
北入口のシンボルツリーはオリーブ
アトレから北へ歩いた歩道の街路樹の元には・・・
コンロンカ アカネ科 コンロンカ属
Mussaenda parviflora Miq.
ムッサエンダ パルウィフロラ
黄色いのが花で、白いのは萼片
安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007日本花名鑑④.アボック社:294
いつも参考にしている日本花名鑑④の属名解説を見てみると
Banksiaバンクシア属 37頁
73種からなるとされる常緑の低木または高木
1種がニューギニア、72種がオーストラリア固有
小さな花が多数穂状に集合して球-円柱状の花序を作る
雄しべの花糸が4裂する花被に合生し葯だけが花被の先につき、
花序全体がブラシ状を呈する
英名のAustralian honeysuckleが示すように多量の密を出す
日当たりを好み水はけのよい環境に生育するが
湿地や石灰岩地に耐える種もあり、
更新を山火事に依存する種もあるなど生態的に興味深い
・・・う~ん興味深い
Grevillea グレヴィレア属 シノブノキ属 188頁
261種からなる常緑低木または高木
254種がオーストラリア固有少数がスラウェシ、ニューギニア、ニューカレドニア、ヴァヌアツ
葉は互生ししばしば深裂
花は頂生、2個ずつ密につく総状花序をつくる
4数性だが花弁を欠き、筒状に合生し高不意から雌しべが長く突出する。
密を大量に出し、雌しべ先熟花
属名は英国王立園芸協会創設者Grevilleを記念したもの
Acacia アカシア属 マメ科 4頁
1200種からなり、オーストラリアに900種が自生し、wattlesと総称される、托葉に由来する刺のある低木または高木。葉は互生し、2回羽状複葉。花は普通黄色まれに白色で、球状または穂状の頭状花序につき、さらに花序が総状や円錐状に集まって複合花序を形成する。花弁は普通4~5小あるが、目立つのは多数の長い雄しべ。ゴールデン・ワトルはオーストラリアの国花。
Eucalyptus エウカリプツス ユーカリノキ属 フトモモ科 154頁
600種以上が認められ、一部がマレーシアにあるほかほとんどがオーストラリアに分布する成長の早い常緑樹。幼葉は無柄で対生し、成葉は有柄で互生する。
Anigozanthos アニゴザントス属 ハエモドルム科 21頁
オーストラリア南西部に分布する12種からなる常緑または半常緑性の多年草。葉は線状披針形-帯状。花被の内外綿は毛が密生し、花の形をカンガルーの前足になぞらえてkangaroo pawと総称する。
・・・う~ん興味深い
一方こちらは南アフリカ
Protea プロテア属 ヤマモガシ科 353頁
約100種からなる常緑低木または小高木 69種がケープ南西部に固有
葉は互生、ほぼ全縁。花は無柄で小さいが多数が頭状に集まって大型の花序をつくり、花序を囲む多数の総苞が着色して鑑賞性に富む。
Leucospermum レウコスペルムム属 ヤマモガシ科 262頁
ケープ南西部ジンバブエに分布する46種からなる常緑小高木または低木ときに這性。葉は硬質で互生し、形態は多様。花は4数性で開花すると萼が2片(1萼片と合生3萼片)に裂けて長い雄蕊が飛び出し、花序全体では針山状になる。
・・・う~ん興味深い
オーストラリアの植物からホンの少し代表的な属を書き写した。ほかにもオーストラリアの植物が入ってきているのだけれど、調べて見るとオーストラリア系とケープ系が頭の中でごっちゃになっていた。
参考: ①安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007日本花名鑑④.アボック社による(頁数を記しました)
③学名はどれも YList植物和名‐学名インデックスによる