この間の週末、夕方に待ち合わせたにもかかわらず
「ま」さんは『朝から何も食べてない。』と言った。
理由を尋ねると
『今朝鏡を見たら顔がでかくなっていた』と答えた。
いや、『体が巨大になっていた』だったかもしれない。
詳しいことは忘れてしまった。
とにかく 体が肥大していることに気づき 危機感を覚えたようである。
でも、その後の私たちの行動は
その危機感とは全く無関係な
いや、さらに事態を悪い方へ導く 暴飲暴食なのであった。
ひょっとしたら二人の歴史最大級の大事な発見も
欲望の前には 忘れられ 踏みにじられてしまうのであった。