実は 我が家に 大異変が起きようとしている。
現在私たちは 「ま」さんに出会うず~~っと前から 私が借りていた部屋に住んでる。
大きな問題はないけど 小さな問題が無いことはない。
私は正直、もう飽きたし 引っ越したくてうずうずしていて
こそこそあちこち探しまわっていたのだけど
それなりの物件しか出てこないので
「ま」さんはなかなか『YES』と言わない。
住居には さほど 関心が無いのかもしれない。
よっぽど ここが好きなのかもなぁ・・・とは思いつつ
やりたいことはどうしてもやりたいタイプの私は
軽い粘着性の でも しつこい熱情で
ついに
<これなら「ま」さんも納得するかもしれない物件>に遭遇した。
でも それほど自信があったわけじゃない。
その物件に関する説明を聞き終えると
「ま」さんはGoogleで位置を確認した。
『ここなら あれもこれも 楽しめるに違いない!』
夫のモチベーションは一気に上昇した。
私は心底 かなり意外だった。
『とりあえず現地を見に行こう!』
内見はまだ出来ないので仕方ないけど 周辺を見ないで決めるわけにはいかない。
行ってみたら かなり良い。
ちょっと駅から遠いけど あれこれと期待の持てる街だし
商店街もスーパーもある。
おまけだけど 私の兄弟の家とも びっくりするくらい近かった。
「ま」さんは 現在出揃ってるカードで シュミレーションをした。
『やっぱり あれもこれも 楽しめる!』
その日から「ま」さんは一変した。
複雑な書類を 当然のようにさくさくと しかも楽しげに片付け
自ら不動産屋に足を運び あれこれ確認し、
何度誘っても行きたがらなかったIKEAにも 電車を乗り継いで嬉しげに出かけ、
家具のデザインや配置に関する考えを述べ、
実家に置いてある家具の移送プランを口にした。
昨日は大手電器店で 家電売り場をぐるぐる回って洗濯機の最新機能を調べた。
具体的にはまだ何も決まっていないけど
頭の中は<転居>に向けて まっしぐらだ。
壮大な結婚式をしていない私たちにとって
このような『頭脳と体力とお金と時間を情熱を持って取り組まなくてはならない共同プロジェクトは初体験だ!』
・・・そうかもしれない。
えらいことになってきた。
で、
<やらなきゃならないことは とりあえず端から順番に片付けて行く派>の私を
「ま」さんは 百戦錬磨なビジネスマンの顔で 諭した。
(正確には記憶してないけど合いたいこんな内容だったと思う)
とにかく 具体的プランニング らしい。
で、
<やらなきゃならないことは とりあえず端から順番に片付けて行く派>の私も がんばった。
日付は確定してないので とりあえず、ToDoリストを作ってみた。
でも すごく ざっくりしてる。
まぁ いいか。
早く 内見したいなぁ・・・