繁浩太郎の自動車と世の中ブログ(新)

モータージャーナリストとブランドコンサルタントの両方の眼で、自動車と社会をしっかりと見ていきます。

クラシック・ミニ レストア途中報告 クーラー編

2016-06-26 12:45:20 | 日記

 以前のショップのスケジュールでは、すでに納車されているはずなのに、まだです、

時間がかかったのは「クーラー」。

新品セットのはずが付けてみるとガス漏れがしていたそうで、その箇所を見つけるのに時間がかかったそうです。

途中、ショップからは「クーラー本当に要りますか?」「夏の暑い時に乗るのですか?」「マーク1ルックスでクーラーつけているクルマはありませんよ」と「お誘い」がありましたが、頑固に「漏れている部分探して、効くようにしてください」とがんばり通しました。

ショップには色々とお手数をかけていて、特にクーラーのガス漏れは専門化に来てもらうとお金もかかるので、ショップも私も途中諦めかけましたが、今となってはやはり頑張り通して良かったかなと思っています。

しかし、その配管はミニのボディにあっていなくて、ボディと強くあたっている部分もありラバーで緩衝させていますが、チト心配。

後は、ヒーターコントロール。お湯の通る量を調整してヒーターの効きを調整するコントローラーですが、それが新品なんですがショップは「必ずスグに壊れる」ということで、懸案になったままなのです。暑くなってきた今は、クーラーは実感できますがヒーターは実感しにくく、懸案は先延ばしのままです。(エンジンヘッドの向かって左にあるのがコントローラー。)

マフラーは、付いていたものは音があまり良くなくてと思っていたら、ショップの在庫に「ステンレス製で良いのがある」ということで、交換してもらいました。ルックス的には、こもったいい音を予感していたのですが、これが意外とおとなしい音でちょっと拍子抜けしましたが、考えるとウチは「閑静な住宅街(笑)」なので、静かな方がいいかなと。あとは、何と言っても若造じゃないし、社会性を考えても静かな方が良いかなと。やはり、人は年取ると変わりますね(笑)。

テールランプもちょっと曇っていたので、クリヤーな新品に変えてもらいました。あと、左右の(右側はダミー)フィラーキャップもメッキの新品に。いずれも、ショップのサービスです。こうところが、ショップのいいところです。

あとは、インテリア。センターメーターで、そのまわりはトレーインパネのように、ちょっとした小物が置けるようになりますが、クーラーのダクトやハーネスがこのトレー部分の上下にのたうちまわり、助手席側がトレーにならないという課題が以前からあり、それに終止符を打つべくショップと相談するために、先日行ってきました。結局、現場で現物と現実を見て(三現主義)、これは何かを諦めないとトレーにはならないと考え、助手席側のデフダクトを取る事にしました。以前乗っていたミニもデフなんて殆ど使わなかったし、何と言っても今回はクーラー付きなので、特に助手席側は不要かなと。

これで、スッキリといくかは?ですが、とにかくトレーにモノは置けそう。

さらに課題は続き、オーディオです。クーラーをつけたので、またルックスも考えて、ラジオ・CDアンプの付き場所がなく、今のところリヤシートの下に置くか?と考えています。

このように、まだまだ、課題があって時間かかりそうですが、ショップには頑張り通してもう所存でございます。(笑)

 

 

 


ランドローバーとランドウインド「X7」

2016-06-08 14:55:24 | 日記
とうとう、提訴です。
ジャガー・ランドローバー(JLR)が中国のイボーグのそっくりさん(ランドウインド「X7」)を提訴です。




この写真を見ただけでも、じゅうぶん似ていますね。
しかし、オリンピックのマーク以降、こういう話は法的にはかなり難しいことなんだなという事がわかりました。
似てるだけではダメかもという事です。
しかも、今回は中国ですからね。

私も、10年以上前に中国の広州モーターショーで、現地の営業担当から、「繁さん、CR-Vそっくりの車が出てます。」と聞き、早速その車の所にいってみると、びっくりドンキーそっくり!
といっても、今回のイボーグのような精度が高いものでなく、ヘッドライトや、テールライト、ガラスなどの部品が全くCR-V そのまま?という感じで、ボディはそれらをCR-V 風味で包んだという感じでした。
だから、最初に見た一瞬から直ぐにそっくりというより、「なんか変!」というのが最初の印象で、よく見ると似てる、さらによく見ると、似てるけどこれは違う!
というように、印象が変わっていきました。
さらにその後「なんか変!」の一番の原因がわかりました。
シャーシーが、バンジョウまで付いた板バネFRで、大昔のトラックのシャーシーかな? なんだか地上高がたかい。

その後、これ博物館行きじゃねえ!?って位の楽しさが、わいてきました。

私は当時CR-V の担当で、勿論デザインは散々見ていたので「なんか変!」と思ったのですが、その後、この車が妙に可愛く見えてきたのです。
これをどんな思いで作ったのかな?と思いをはせると~多分、経営者かだれか上の人から、これ作れば売れるからとかなんとか言われて、「そうだよなCR-V 風味の車がこの価格ならオレも買いたいな」とかなんとか思いながら作ったのかな?等と、想像していると少しせつなくなり、出来上がったこれを可愛く思えるようになってきたのです。

となりでは多分いらいらしている営業担当者が、私も怒る事を期待しているのがわかりましたが、なんだか怒れなくて。

そこで、冷静に思ったのですが、これを買うお客さんは、根底にCR-V のことを「憧れ」まではいかなくても基本「良い」と思ってくれている人なんだろう。ヒョットして、お金があったら「ホントはCR-V を買いたい」と思っている人じゃないかな?と。
これが、フェラーリそっくりなら、おれってお金持ち!と言いたい人かもしれませんが、しかも「なんか変!」というデザインなので、そういう系統ではなく、やはり少しはCR-V のこと好きとか良いとか、とにかく好意を持ってくれている人が買うのかな?と思ったのです。

そういうお客さんは、将来的にお金に余裕ができたときには、きっとCR-V を買ってくれるような気がしたのです。

だって、この偽物に乗っている間中、ずっと偽物と思い続け、その思いがお金に余裕ができたら、きっと買おうと思い続けると言うことにつながるのでは?と思ったのです。

つまり、これってCR-V の販促になるのでは?

また、今CR-V を買ってくれているユーザーとこのユーザーではカブラないと言うか、客層がまったく異なると思うのです。
だとしたら、この「なんか変!なクルマ」は、特にCR-V やホンダ車の競合にはならないのではないか。
CR-Vを買ったお客さんにとっても「なんか変!」な似たヤツがいても、そんなに腹立たしくはならないと思います。

となると、ドンドン似た車を作ってもらってもオーケーと言いたいと思うようになりました。(笑)

しかし、ジャガー・ランドローバーのイボーグはランドウインド「X7」と絶対ユーザー層はカブラないと思うのですが、「なんか変!」というレベルではないというとこが問題ですね。
ここまで出来るのは、中国のクルマ作りの環境や技術が上がったのですね。
もうホント、クリソツに作れるようになったということですね。

オリジナルデザインを創造し、それをチャレンジングにマーケットに問うというような事より、とにかく販売の確実度を上げて儲けると言うことが先にきてしまう。
これはわからなくはないが、モノづくりの本質とは異なりますね。
だから、私は中国は怖くない、中国の自動車産業も怖くないと思います。つまり、たいしたとこまでいけません。
お金の為の政治家と同じです。国民、民衆の為の政治家でないとたいした事ないのです。
「たいしたことない」ことは、残念なことだという価値観に世の中がなることが、人の幸せではないでしょうか。

どこの国のユーザーも最後は、儲けるために作ったクルマより、創り手がユーザーの事を想った心が通うクルマが良いに決まっています。
お母さんが夜なべをして編んでくれた手袋は暖かいのです。
儲けの為に、ユーザーを測るような事をして作ったクルマが覇者になることは絶対ないと信じますし、それは「たいしたことない」。



自動車メーカーのブランディング

2016-06-01 12:27:26 | 日記


表-1

まずはこのグラフ表-1を見てください。

全体的に輸入車の販売台数はリーマンショックで落ち込み、メルセデス・ベンツはがリーマンショック以降好調に伸びて、2016年にはフォルクスワーゲンがガクンと落ちて、さらに、全体としては右肩上がり・・・ということがわかります。

今回は、こういう販売推移をベースにブランドの観点から各社の課題を掘り起こし、最後には日本車の行末を考えてみたいと思います。

リーマンショック以降の日本のマーケットの大きな特徴は「二極化」と言われています。
今度は、国産車販売の表2を見てください。
廉価な軽自動車が伸び、小型車マーケットは減少方向で、一方で普通車は若干の伸びですが、その中には絶対数は少ないですが輸入車ブランドが含まれていまして、これは表1のようには伸びていて、まだ極端ではありませんが二極化している様子がわかります。


普通車は横ばい。小型車は減少。軽自動車は上昇。  表-2

■ドイツ・プレミアムブランドの優位性と課題

表-1でわかるように、メルセデス・ベンツの伸びは大きいです。
本来、このような高級ブランドが一般的な市場の伸びを超えて販売台数を伸ばすためには、
他高級車ユーザーを取り込む、高級車ユーザーだけでなく一般のユーザーを取り込む、
また同時にいかに取り扱い車種を増やすかというようなことになります。
当然、一般のユーザーを取り込むには、その価値観にあった商品とサービス、価格が大切になります。

メルセデス・ベンツはブランド発信拠点のメルセデスミーなどで、
またA~Cクラスあたりの比較的価格の安い商品に力を入れ、
さらに身近に感じるプロモーションを行なったりして、
今までの輸入車=高級車ではない一般のユーザーに「ベンツ=身近」
と感じてもらうブランディングを行うことにより、
その結果として販売台数を伸ばしています。

しかし、この展開ではもともとの「ベンツ=高級ブランド」とは異なってきます。
となると、課題は「ベンツ=高級ブランド」をどう守るか? ということになりますね。

「ベンツ=身近」と感じた一般のユーザーは「ベンツ=高級ブランド」と感じているからこそ、
「あの、憧れのベンツが私にも買える」という図式で買うわけです。

だから、ベンツは高級車ブランド維持の為に、Sクラスだけでなく、
Mercedes-AMG GTのような1650万もするクルマを日本に投入したりしていますが、
街中に「安いベンツ」がある程度多くなってくる時にどういう手を打つかです。
なんだか、安売りで販売量を増やしたマクドナルドの100円バーガー時代をちょっと思い出しました。


BMWはここ3年伸び悩んでいますね。
BMWの直6エンジンは「駆けぬける歓び」のスローガンを支える他車にはない分かりやすいアイコンでした。
それを、燃費改善していく中で直6では技術的に難しかったのだと思いますが、主力車種から直6はなくなりました。
実際には直6より全ての性能が良い直4ターボを載せても、それでは他社と同じで、
「駆けぬける歓び」が際立たないと思うのです。
スローガンに沿った「走りの柱」をいかに創れるかが課題です。

ただ、販売台数ではBMWとBMWミニを合わせると、ベンツより多いです。
比較的安いミニの数が売れても別ブランドのため、BMWブランドには影響しません。
ここが、BMWのブランディングのうまいところです。

さらにこのミニは、順調に販売を伸ばしていますが、そのコンセプトは言わば「はずし商品」。
つまり、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディのようなヒエラルキーに乗った商品ではありません。
そのデザインは昔のミニをベースにした「カワイイ系」デザインで、
しかも走りは「クーパー」でヘリテージを使って、
うまくヒエラルキーからはずして際立ったブランドになっています。
ただ、昨年からの三代目になって、サイズが大きくなり名前の「ミニ」とはとても言えない大きさに成長しています。
こうなるとそろそろミニブランドのリファインが課題になりますね。

アウディは2014年あたりから「息切れ?」していますが、
センスの良いそのデザイン性をブランド作りの中心としてやってきました。
そのスローガンは「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」です。

事実、アウディはLEDヘッドライトやエッジが効いたボディプレスなど技術に裏付けされた先進のデザインです。
つまり、メルセデス・ベンツ=真の高級車、BMW=走りのいい高級車、となれば、
アウディ=センスの良い高級車というブランドイメージになりますね。
しかし、時間が経つとデザインは見慣れてきます。
ユーザーが「イイネ」と思う先進デザインを出し続ける必要があります。
これがアウディの課題です。

ポルシェは高級スポーツカーの代名詞と言える高性能なクルマです。
本国ドイツでは、その性能、特に高速性能はいかんなく発揮できます。
しかし日本では、実際にその性能を発揮する道路はありません。
レーシングコース等は、一般ユーザーにはハードルが高いです。
また、ポルシェを乗りこなせるユーザーも少ないと思います。
つまり、特筆モノの性能を買うのでなく、そのポテンシャルと所謂リアルでない付加価値としてのブランド価値を買うわけです。
ポルシェに乗っていることで、成功者や本物思考の人に見られるということです。
全く強いブランドです。
その販売台数はリーマンショックでも落ち込みは少なく、二極化するマーケットの中で一本調子で伸びています。
ポルシェは戦略的に多箱化しています。


さて、日本の各メーカーはどういうブランドなのでしょうか? 


国内メーカー別販売台数推移   表-3

■国内メーカーの現状と課題

スバル、マツダはOEMを除き軽自動車を持たないこともあり販売台数は少ないですが、
その分ブランド展開しやすいと言えます。

マツダは「デザインが良い」というブランドイメージで成功していますが、
スカイアクティブになると様々な技術に対して言ったりしていますから、何のことを指しているのかイマイチわかりづらくなり、
またズームズームなど多くのコピーフレーズがあり・・・、キチッとしたブランドの柱が欲しいところです。
販売台数的には多くを狙わず、「デザインが良い」というアルファロメオのようなブランドになっていくのが、
マツダの立ち位置として一番分かりやすいのではないでしょうか。

スバルは四駆/水平対向エンジンを軸としての「質実剛健」なブランドでした。
デザインがネックでしたが改善されてきました。
しかし、改善された方向は「人並み」から抜け出せていないのではないでしょうか?
スバル固有の質実剛健でありながら、それが良くみえるデザインにできるかどうかが課題です。
最高速度、加速、NVHなどの動的なハードの進化がサチレートしてきている昨今、
ブランディングに一番大切なのは、デザインです。


トヨタは販売トレンドが下がっていることもあり、自ら「万人向け」「オヤジ向け」の「地味ブランド」になってきていると考え、
ピンククラウンやシエンタにみられるように、マーケットでの話題性を重視した商品を投入し、
その延長で、何かを用意して、新しいブランドづくりに取り組んでいこうとしているのではと想像しています。
(私にはその方向性はよくわかりませんが・・・)


トヨタは何と言っても販売台数ナンバー1の巨大自動車メーカーですから、
ピンククラウンやシエンタのデザインのような小手先でなく王道のブランド展開方法があるのではないでしょうか?

しかし、巨大企業であればあるほど、ブランドの方向性を変えるのは、大変な仕事になります。
社内でコンセンサスを得るのは大変です。
巨大企業の中には、縦組織がぎっしりとあって、それぞれに「長」がいて・・・想像しただけで、大変です。(詳しくは別途)

さらにトヨタの課題は、レクサスを含めたヨーロッパでのブランディングです。

レクサスは単に「トヨタの高級車ブランド」ではなく、単独で「プレミアムブランド」になることを目指していると思いますが、
その為にはヨーロッパで、メルセデス・ベンツ、BMWに並ぶプレミアムブランドにならなければなりません。
しかし、レクサスは主要販売先を北米としていることもあり、どうしても北米のユーザー(大きさ、乗り心地、高級感、などの価値観)をみた、
商品中心のブランド展開になりがちで、ヨーロッパでのプレミアムブランドづくりは難しくなっています。

日産はEVのリーフを軸としたブランディングが柱になりきれず、彷徨っているようですね。
GT-Rは頑張っていますが、かなりのクルマ好きには響くとしても、
ニュルのラップタイムに代表される「走り」だけでは、ブランドになりようがありません。
結果、販売台数は少なく影響力も小さくならざるをえません。

事業としては、三菱自動車の件も含めて問題なく進化していますが、肝心の「ヒット作」がありません。
ブランド的には、捉えどこのない「ふあ~っとした」ものになりつつあります。
しかし、カルロス・ゴーンさんがこの状況を見過ごすわけはなく、
「技術の日産」と言いだして、再構築しはじめているようですが・・・。
今後に期待です。

ホンダの事は書きにくいですが、・・・(笑)。
以前からミニバン/SUVだけでなく、CR-ZやS660などのスポーツ、若者ブランドを意識的に推し進めてきましたが、近頃は、ユーザーは高齢化していますし、若い人のクルマへの感心や興味は下がっているのは周知の事実です。
クラリティもありますが、FCVはまだまだ一般ユーザーには手が出せす、しかもこれが将来のクルマの姿か?と言われると誰も応えられません。
日産のリーフもそうでしたが、先進国のクルマに対する環境規制を考えると、メーカーはユーザーとは関係なく先走りせざるを得ないのでしょうね。
何より、販売台数の半分程が「軽自動車」になっています。
軽自動車がなければ、今の国内ホンダはより厳しくなっていたと思います。

いったいホンダの四輪はどこへ行こうとしているのでしょうか?

また、ホンダブランドには2輪、4輪、汎用(発電機など)だけでなく、
ジェット(飛行機)やアシモ(ロボット)などの商品もあり、
スポーツ、若者ブランドのような1側面の言葉では言い難い状況となっています。
つまり、様々な商品を統括してホンダブランドとするのか、それぞれ別々にブランディングするのか、これがホンダブランドの課題です。


■まとめ

こうやって日本メーカーのブランドをみてくると、なかなか確固たるブランドにはなっていませんね。
個性やブランドが大切なヨーロッパでは、世界販売台数ナンバー1のトヨタでさえ、ヨーロッパでのシェアは4%程度と限られます。
つまり、トヨタって??? なのです。
バリューフォーマネーだけでは、ブランドにならないのです。
そんな中、強いて言えば、マツダ・スバルが方向性を見つけて進み始めた感じに思われます。

全体的には過去の「安さと品質で販売台数を追ったクルマづくり」から抜け出せず、
台数を重視したクルマづくりが先にあって、ブランディング(差別化、特化など)が後回しになっているのではないでしょうか。

今後、日本の自動車メーカーがグローバルでも活躍するには、燃費技術は当たり前としてIOT(Internet Of Things)、AI(人工知能)等の進化による先進技術を取り入れて行くことはもちろんですが、こうした技術は自前開発だけでは難しく協業になりがちで、それはつまり特化したものになりにくいのです。

殆どのクルマが自動運転化やAiの進化で運転されるようになるとしたら、どういう形で「自社ブランド」をお客さんに選んでもらうか?
その時点でも、ウチの自動運転車は、乗り心地が良いとか燃費が良いととか言って、差別化するのでしょうか?
デザインは差別化として残るように思いますが、そのデザインはその拠り所つまりコンセプトがないとデザインできませんから、
何を柱(コンセプト)としてデザインされるのでしょうか?
まさに、ブランディングが大切になります。

ブランディングは、グローバル社会の中での存在意義を高め、存在感をより確固たるものにします。
日本の自動車メーカーが持続的に成長・存続していくには、ブランディングが大切です。