ベンツ250CEを売って、次に買ったのはBMW520iでした。勿論、中古で買いました。
当時、宇都宮に住んでいましたので、宇都宮の親しくなった業者さんの中古車センターにベンツ250CE並べて売ってもらって、そこに入ってきた5年落ち5万キロ程の紺色のBMW520iを特別価格で売ってくれました。
この写真はウィキペディアから拝借したものなので白色ですが、私のは当時の殆どのBMWがそうであったように、紺色でした。
確か、ベンツ250CEが160万位で売れて、BMW520i
を130万位で買ったと思います。
私としては、そんなにBMWが欲しいと言うことは無かったのですが、たまたまベンツ250CEを売って、さらにお釣りがくるというので、それに5年5万キロでしたが、ルックスも良く内装も綺麗で試乗して足もしっかりしていたので、購入しました。
しかも、当時の520iは5NOだったのです。
全幅が1700といっぱいでしたが、エンジンも直6で2Lでした。
これの走りに私はハマリました。
動力性能的には所詮2Lなのでたいした事はないのですが、日本の高速を飛ばすのには十分で、街中使用でも十分でした。
なにより、よく言われていた「シルキー6」を思いっきり体感できました。
私は、この2Lの直6が一番シルキーさを持っていたのではないかと思っています。
ちなみに、最近BMWでも直6は少なくなりましが、そのフィーリングは「シルキー6」を殆ど感じません。
時代と技術の進化とともに「シルキー6」感は無くなっていっているように思います。
素直にスムーズにエンジンが回るということでは、最近乗った118iの3気筒はすぐれものでした。
3気筒と言えば、私の感覚では「ポンポコポン」です。
しかし、この118iは乗っていて全く3気筒という感覚でなく、降りてから騙されたのかなと思いエンジンルームを確認したほどでした。
技術ってのはスゴイですね。3気筒でスムーズに回るのです。
しかし、ただスムーズに回るだけでなく、そのフィーリングで言えば、するスルッと加速するこの520iの直6の「滑らかさフィール」まさに「シルキー6」に勝るものはないと思っています。
BMW520iは高速道路での操安フィールも卓越したものでした。
勿論、当時はハイテク物はなにも付いていなくて「素」のフィーリングです。
ハンドルを切り始めタイヤが切れて、ボディが回頭始めるその辺りのフィーリングがドライバーの気持ちと合うので、これは最高でした。
今どきのハイテク満載のクルマでは得られない感覚です。
今どきのクルマはエンジンと同じようにハンドリングもスムーズで切れ性能も高いですが、ドライバーの気持ちとフィーリングとがあっているかとなると、この520iの方が良かったです。
また、高速出口のような大きくハンドルを切って、横Gを少しウケて曲がる時などは、そのカーブに対するクルマの向きがちょうど良くて、しかもステアリングに受ける反力と切る力とがバランスして、カーブに正対して曲がっているというフィーリングがあるのです、一言で言うと気持ち良く曲がりました。
これは、やはり前後重量バランスが50対50ゆえの事と思います。
また、ステアフィールはステアリングに変なハイテクが入ってなく油圧パワステだったからかもしれません。
ちなみに当時のFFでは決して得られませんでした。
最近は、FFでも後ろの内輪側だけブレーキを少しかけたりして回頭性を良くしたものがありますが、そういうのって何か人為的で素直じゃないんですよね。
(個人の感想です)
さらに、520iは普段の街中の走りから高速まで、ハンドルをきるフィーリングとアクセルのフィーリング、またブレーキのフィーリングがあっているのです。
簡単に言うと少し重めでどの操作感も統一されたものでした。
ドアを開ける時のハンドル操作さえも、ロックが外れる感じもガツンとしていて、統一されていました。
さらにさらに、運転の基本である「視界」は、今のようにクーペになりたいセダンでなく、本来のピラーのたったセダンだったので、非常に良くて運転しやすかったです。
シートは勿論ゆったりしていながら、しっかりとしたコレもフィーリングの良い物でした。
こうやって、思い出していると、最近は「燃費」や「エクステリアスタイル」「レーシング場での走り」などを重視しすぎているのではないかと思います。
ユーザーが、燃費やスタイルを購入重視点としているから、またレーシング場での走りのポテンシャル等を重要視するとの調査結果でクルマが作られているように思います。
つまり、実際のユーザーの事よりも他車との競争の中で作られているのではないかと思ってしまいます。
結果、ユーザーの求めている品質以上のクルマになり、ハイテク分のコストは上がりユーザーにとっては高い買い物になっているのではないでしょうか?
また、これらが各社間で特徴の無いクルマ作りに繋がり、ひいては「クルマに興味ない」につながっているのではないでしょうか?
・・チョット飛躍しすぎか???
つまり、販売や他車との競争に終始して、人間味のあるフィーリング重視のクルマでなくなって来たことが、ユーザーにも伝わってクルマが単なるモノに成り下がったように思います。
カーメーカーには・・・
是非、ユーザーのため、感情のある人間のためのクルマ作りをして欲しいと思います。
そうか、こういうこと感じる感性が全くないのか、知らないのか???
当時、宇都宮に住んでいましたので、宇都宮の親しくなった業者さんの中古車センターにベンツ250CE並べて売ってもらって、そこに入ってきた5年落ち5万キロ程の紺色のBMW520iを特別価格で売ってくれました。
この写真はウィキペディアから拝借したものなので白色ですが、私のは当時の殆どのBMWがそうであったように、紺色でした。
確か、ベンツ250CEが160万位で売れて、BMW520i
を130万位で買ったと思います。
私としては、そんなにBMWが欲しいと言うことは無かったのですが、たまたまベンツ250CEを売って、さらにお釣りがくるというので、それに5年5万キロでしたが、ルックスも良く内装も綺麗で試乗して足もしっかりしていたので、購入しました。
しかも、当時の520iは5NOだったのです。
全幅が1700といっぱいでしたが、エンジンも直6で2Lでした。
これの走りに私はハマリました。
動力性能的には所詮2Lなのでたいした事はないのですが、日本の高速を飛ばすのには十分で、街中使用でも十分でした。
なにより、よく言われていた「シルキー6」を思いっきり体感できました。
私は、この2Lの直6が一番シルキーさを持っていたのではないかと思っています。
ちなみに、最近BMWでも直6は少なくなりましが、そのフィーリングは「シルキー6」を殆ど感じません。
時代と技術の進化とともに「シルキー6」感は無くなっていっているように思います。
素直にスムーズにエンジンが回るということでは、最近乗った118iの3気筒はすぐれものでした。
3気筒と言えば、私の感覚では「ポンポコポン」です。
しかし、この118iは乗っていて全く3気筒という感覚でなく、降りてから騙されたのかなと思いエンジンルームを確認したほどでした。
技術ってのはスゴイですね。3気筒でスムーズに回るのです。
しかし、ただスムーズに回るだけでなく、そのフィーリングで言えば、するスルッと加速するこの520iの直6の「滑らかさフィール」まさに「シルキー6」に勝るものはないと思っています。
BMW520iは高速道路での操安フィールも卓越したものでした。
勿論、当時はハイテク物はなにも付いていなくて「素」のフィーリングです。
ハンドルを切り始めタイヤが切れて、ボディが回頭始めるその辺りのフィーリングがドライバーの気持ちと合うので、これは最高でした。
今どきのハイテク満載のクルマでは得られない感覚です。
今どきのクルマはエンジンと同じようにハンドリングもスムーズで切れ性能も高いですが、ドライバーの気持ちとフィーリングとがあっているかとなると、この520iの方が良かったです。
また、高速出口のような大きくハンドルを切って、横Gを少しウケて曲がる時などは、そのカーブに対するクルマの向きがちょうど良くて、しかもステアリングに受ける反力と切る力とがバランスして、カーブに正対して曲がっているというフィーリングがあるのです、一言で言うと気持ち良く曲がりました。
これは、やはり前後重量バランスが50対50ゆえの事と思います。
また、ステアフィールはステアリングに変なハイテクが入ってなく油圧パワステだったからかもしれません。
ちなみに当時のFFでは決して得られませんでした。
最近は、FFでも後ろの内輪側だけブレーキを少しかけたりして回頭性を良くしたものがありますが、そういうのって何か人為的で素直じゃないんですよね。
(個人の感想です)
さらに、520iは普段の街中の走りから高速まで、ハンドルをきるフィーリングとアクセルのフィーリング、またブレーキのフィーリングがあっているのです。
簡単に言うと少し重めでどの操作感も統一されたものでした。
ドアを開ける時のハンドル操作さえも、ロックが外れる感じもガツンとしていて、統一されていました。
さらにさらに、運転の基本である「視界」は、今のようにクーペになりたいセダンでなく、本来のピラーのたったセダンだったので、非常に良くて運転しやすかったです。
シートは勿論ゆったりしていながら、しっかりとしたコレもフィーリングの良い物でした。
こうやって、思い出していると、最近は「燃費」や「エクステリアスタイル」「レーシング場での走り」などを重視しすぎているのではないかと思います。
ユーザーが、燃費やスタイルを購入重視点としているから、またレーシング場での走りのポテンシャル等を重要視するとの調査結果でクルマが作られているように思います。
つまり、実際のユーザーの事よりも他車との競争の中で作られているのではないかと思ってしまいます。
結果、ユーザーの求めている品質以上のクルマになり、ハイテク分のコストは上がりユーザーにとっては高い買い物になっているのではないでしょうか?
また、これらが各社間で特徴の無いクルマ作りに繋がり、ひいては「クルマに興味ない」につながっているのではないでしょうか?
・・チョット飛躍しすぎか???
つまり、販売や他車との競争に終始して、人間味のあるフィーリング重視のクルマでなくなって来たことが、ユーザーにも伝わってクルマが単なるモノに成り下がったように思います。
カーメーカーには・・・
是非、ユーザーのため、感情のある人間のためのクルマ作りをして欲しいと思います。
そうか、こういうこと感じる感性が全くないのか、知らないのか???