今週から新たな工作を始める事にしました・・・・。
と言っても 毎度毎度の旧型国電なんですけれど。
今回のテーマは 「身延線の旧型国電」・・・・
以前の飯田線に続いて・・・という訳ではありませんが・・・(飯田線のほうも色々と継続中なのですよ!) 同じスカ色を纏った身延線の旧型国電を製作してみたいと思います。
かつて旧型国電の聖地とも言われた飯田線と比べ、身延線は比較的地味な存在でした。両路線が比較的近い所にあったのも一因かもしれませんが 身延線には特有の「低屋根改造車」というのがありました。 これは身延線のルーツに関連しているもので 開業当時の富士身延鉄道時代の建築限界をほぼ踏襲しているためでトンネル等が狭小でに出来ており 国有化後も他線区で使用していた車両を持ってくる際には パンタグラフ部分の取付高さを変更した「低屋根化改造」というのが施されていました。ちなみに現在ではパンタグラフ側の改良により 特に屋根部分を改造したりする事も無いようです。
そんな訳で・・・身延線というと この「低屋根改造」というのが模型制作時のキーワードになってくる。GMからは ほぼそのまま「身延線用旧国キット」の名称で発売されたりしています。当工場でもこのキットを購入しましたが そのまま組み立てるのはどうも面白く無い・・・ならば、という事で 地味な身延線の中でも少しだけ変わった変形車を中心に工作してみようと思っています。まずは2扉⇒3扉へ改造されたクモハ51830やクモハ51850等々・・・。実車同様、クモハ43のボディに1100mmのドアを増設することから始めました・・・。相棒はクハ47かクハ55・・・・、当時の身延線では頻度に編成換えが行われていたようなので 相棒も作りやすそうな?車を探して製作してみるつもりです・・・。 完成はいつになるかは判りませんが まずは手を動かしながらイメージを高めていきたいところです。
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旧型国電って 本当に奥が深いので模型資料を眺めているだけでも見入ってしまい 肝心の工作が進まないって事も良くあるんだよね・・・・完成はいつになる事やら?