月曜日・・・・仕事から帰宅すると 郵便ポストの中に葉書が一枚届いていました。 取り出して宛名を確認してみると 亡くなった母宛のもの・・・・ 「はて?」と思いながら裏面の文面を読んでいくと どうやら振り込め詐欺の葉書という事が判りました・・・・。 消費総合費用 未払いのため 先方が裁判を起こすとかなんとか書いてありましたが 最近 読解力が衰えてきたと云われる日本人であっても この葉書の文脈を読めば 怪しいとすぐ判るものでした・・・・。 要は 主語が無い文章なのです。 さらには 個人情報保護の観点から 本件に関しては 葉書を受け取った本人から 下記の電話番号にお問い合わせ下さい・・・・ と電話番号の記載もありました。
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夕食後 改めてこの葉書についてパソコンで調べてみました。 まず葉書に書かれていた電話番号を入力してみると 電話番号の下4桁の辺りが連番で架空請求の番号等々と書かれていました。 いや~っ、ネット上にはこんな情報も上がっているというのに 通信会社さんも 何の手も打たないのでしょうか・・・・? それに葉書の文面に出てくる組織?の名称も調べてみたけど こちらも色々と情報が上がっているんですね。
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葉書の最後に書かれていた 本件に関する問い合わせ期日というのが 令和元年5月22日となっていましたが 葉書が配達されたのが今日20日ですから この辺りも計算されているのでしょう。 何より年号が令和となっていたのは感心しました・・・・ というより 単に令和と書きたかっただけなんだろうな・・・・(笑)。
ともあれ 前述のとおり 葉書の文面が日本語的に崩壊している点には笑えました。 返送先が明確であれば 私が添削して返送してあげたいくらい・・・・ 「この部分を このように書けば信憑性が増しますよ・・・・!」 なんて事をしたら立派な詐欺幇助の罪に問われてしまいますね・・・・(笑)。
今の世の中には こんな詐欺まがいの葉書が立派に横行しているんですね・・・・ 本当、怖くなってしまいます。 この葉書自体持っていてもしょうがないので警察に届けたほうが良いのでしょうか・・・・? 深夜ラジオにネタ投稿する葉書職人さんのほうが 余程 知識と才能に溢れていますよ・・・・・(笑)。