今日も九州の豪雨被害のニュースが伝えられていました。球磨川の氾濫による水害では死者が50人を超えたのだとか・・・・特に高齢者の被災が目立つのは 地方の山間部という典型なのでしょうか? 本当に酷い事になってしまいました。 なにより 被災してから2日も経過しているのに 未だ報道が「心肺停止者が●●名」と伝えているところをみると 警察も足を踏み入れる事が出来ず検死が出来ない、という事・・・まさに 地域が孤立している、という証拠でもあります。
振り返れば 今日は広島豪雨の日でもあったのですね・・・・ あの水害も目を覆いたくなるほどの惨状でした。一鉄道ファンの私としては 山陽本線の被害状況が記憶に残ります。西の箱根ともいわれた瀬野ー八本松間の被害は 長期に渡って鉄道による物流の停滞を招きましたが、相手が自然災害とはいえ 交通インフラへの影響は計り知れないものでしたっけ。
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そんな憂鬱な話題ばかりだけれど 今日7日は七夕の日・・・・
最近は少子化の影響もあるのか 街で七夕の笹飾りを見掛ける事が無くなってしまい 私的には非常に残念な気持がしています。 五色の短冊に想いをこめて書いた願い事・・・・いかにも日本的な風物詩のように思えます・・・・。 私の小学生時代・・・・昭和50年代後半の事になりますが 当時は 子供も多くて 地元の子供会で 大きな笹飾りを作ったものでした。それを七夕から7月下旬の新盆までの期間中、町内各地に笹飾りを展示していた事を思い出しました。振り返れば あの当時、この季節になると地元の文房具屋さんには「七夕飾りセット」なる商品が普通に売られていましたし 大きな竹も 近所の家から容易に調達出来たものですから 七夕ともなると 子供会のほか、自宅でも笹飾りを作ったりしていましたね・・・・。
その子供会も いつしか無くなってしまい 地元にあった文房具屋さんも閉店してしまいました。自分の中にある七夕の想い出も いつしか昔話と化してしまうとは・・・・いやはや 当時の私からしたら 想像も出来ない変わりようです。 もっとも 今でも100円ショップ等では七夕グッズも売られている事でしょうから 七夕をやろうと思えば出来るのでしょうけど。
今年はコロナ禍の影響もあって 只でさえ 子供たちが集まって笹飾りを作る、というのは出来なかったのでしょうね・・・・。「最近の子供たちは どんな願い事をしているのだろう?」などと思いながら 短冊に秘めた思いを見たりするのが楽しみだったりしたものです・・・・ これって 大人にとっても最高の癒しだったと思うのですが・・・・。
ここ所沢で夜空を見上げてみると 今年も雲に覆われていて星ひとつ見つけられませんでした。 まあ晴天であっても さすがに天の川は見られないんだけど・・・・(笑)。