恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第九章 魔性の女~NO.12~
研修の打ち上げ会が始まった。30人いるクラスのメンバーは、この広い宴会場の二つのテーブルに分かれて座った。
「テーブル二つあるから、幹事は、二手に分かれよう。松岡君はこっちのテーブルお願い」
いつの間にか近づいてきた晴美が、俺にすばやく耳打ちをした。
「あ・・・小泉さん」
俺が、話かける間もなく、晴美は、ひらりと身体を翻し、向こうのテーブルにいる仲間の輪の中に入っていった。
宴会の盛り上がりとは反比例するように俺の心はどんどん冷めていった。
晴美は、隣に座っている人事部長に、タイミングよくお酒をすすめていた。
日本酒のおちょこを勧められると、少し照れたようにシナをつくって、でも満面の笑みを浮かべてご返杯をうけていた。
中森の周りには、高井をはじめ、柴崎、粕谷、渡部達いつものとりまきが集まっていた。
晴美もまた、人事部長をはじめ、周りは男達ばかりだった。
「あっちの席楽しそうだね・・・はい、松岡君ビールどうぞ」
隣の席に座っている、ちょっと顔色の悪そうな同僚が俺にビールを勧めた。
(こいつ・・・誰だっけ)
「中森さんも、小泉さんも、石川さんもかわいいからね。あっちの席に比べたらこっちはまるでお葬式のようだね・・・・」
(気味悪い奴だな。そうだ川野辺って言ったっけ)
川野辺に言われ、俺は、こっちのテーブルを見回すと、確かにこっちのテーブルは男ばっかり、それも見た目も暗そうなタイプばかり集まっていた。
「松岡君。そろそろお開きにするから、会計お願いしてもいい?」
ふいに晴美に話し掛けられて俺は心臓が飛び出るかと思った。
「あ・・・あぁ」
「みなさ~ん。宴はたけなわではございますが・・・」
晴美の明るい声が、宴会場に響いた。
トイレに寄って、会計をしに行こうとすると。女子トイレのそばから晴美の甘えた声がきこえた。
~NO.13へつづく~
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現在、
純愛小説「Dear my・・・」
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/36dc3b25fe93b904b6f974663cce0a4c
とちょっと大人の恋物語「途中下車」
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