恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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~NO.21~
そのまま15分位、無言の時間が過ぎた。
夏帆は、決して、明るい女性ではなかったけど、古風で物静かで、俺はそんな穏やかな関係が好きだった。まだまだ、先のことだろうが、将来は結婚してもいいと思っていた。
その夏帆が、不倫だなんて。
「松岡君・・・とりあえず、今日のとこは帰ろうか?それとも、一人でいたくないなら、私、もう一軒くらいつきあうけど」
「ごめん。松井さん、今日は、一人になりたいんだ。」
「そ・・・そうだよね。わかった。」
百合菜が化粧直しのために席を立ったときに、胸のポケットで携帯が振るえた。
とりだしてみると夏帆からだった。
『さようなら』
たった一言だった。
俺は、何を送っていいかわからず、携帯をにぎりしめたまま、瞳に涙がたまっていくのを感じていた。
夏帆との2年間の恋人時間が、たった5文字の言葉で終焉を迎える。
震える指で
『ごめん。きちんと話がしたい。』
とやっとの思いで打ち込み送信ボタンを押すと・・・
やがて送信エラーメッセージが、無情にもディスプレイにうつしだされた。
(アドレスを変更したか、受信拒否されたか)
俺は、携帯を、その磨かれて光っているレストランの床にたたきつけたい衝動にかられた。
その時
「松岡君、お待たせ。帰ろう」
立つ気力もない、俺の腕をそっと百合菜がひっぱりあげた。
**NO.22 「第十四章 それでも朝は来る」へつづく**
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夏帆との2年間の恋人時間が、たった5文字の言葉で終焉を迎える。
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「松岡君、お待たせ。帰ろう」
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