久方ぶりに二日酔いの朝を迎えた。
それ特有の頭の芯の鈍い痛みと体から立ち上ってくる独特の臭い。日本酒を此処まで飲んだのは久しぶりだ。
それというのも劇団芝居屋の十四回公演用の台本を脱稿したからである。
私は今日本の最東端である北海道の根室にいる。根室JCから頼まれた市民ミュージカル劇の演出の為である。
9日に根室入りして今日まで平均気温が13℃から16℃。東京から較べるとまるで天国である。この気温と夕方の稽古までの自由時間が私の書くペースを上げてくれた。お陰で早い脱稿となった。
密かに一人祝いをしようと思ったが、根室のJCメンバーが付き合ってくれて思いがけなく座が盛り上がり、気が付いたら旅館の布団という体たらくであった。
台本の内容は劇団芝居屋が目指している「覗かれる人生芝居」の実現に沿った内容である。幾つかの人生の交錯を楽しんでいただけるものになっていると自負している。これを俳優諸君がどの様に料理してくれるか楽しみである
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