序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

迷子志願

2016-07-02 17:43:27 | まち歩き
七月に入り、そろそろ台本創りに入らなければなりません。



天気も良く気持ちの良い目覚めの朝を迎えたので、いつものウオーキングをちょっと刺激的にする為に、行き当たりばったり気まぐれコースにしました。



このウオーキングというのも台本の重要な材料探しの一端を担っているんです。



まずは何時もの曲がる場所を反対にしてみました。



それだけで見慣れぬ風景に突き当たるんですね。



なので自然に視界を大きく取ろうとキョロキョロするんです。



そうしたら・・・ありました。



多分普段の慣れたコースだと目に入らない三階建ての民家の二階のベランダの三つの穴から犬が顔を出してたんです。

        



                                      

犬の種類は分かりませんが、これはまだ何時ものコースなのですが、行き当たりばったり迷子志願にしよう思う気持ちが気づかしてくれたんですね。



普段がどこの位狭い視野で歩いていたかわかります。



何時ものコースから外れてほんの二、三分の所に、立派なお寺がありました。



そののぼりには荏原七福神の文字が・・・






如来寺というお寺でした。





其のなんとなく由緒あり気な佇まいに惹かれて境内に入ってみると、石彫りの巨大な阿吽像が出迎えました。









つぶさにこの像を見ると、継ぎ目等はなく巨大な石から掘り起こしたものだと分かりました。



これは一見の価値がありましたね。



その後あてどなく、勝手気ままに角を曲がって自宅に帰りついたのは一時間後。



振り返ってみればただ近所の裏道をウロウロしただけでしたが、日常を見直すという意味ではいい機会になりました。


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