ワールドカップはイタリアがジダン率いるフランスを破り優勝。
ウインブルドンはフェデラーがナダルを破り優勝。
一方国内のプロ野球に目を移すと、名門巨人が低迷の極にある。
私の青春期はまさしくONを中心とした読売巨人軍の最盛期であった。
王・長島はまさしく国民的な英雄であったし、私の中で今でもあり続けている。
特に長島は私にとって特別な存在である。
彼らはどんなに歳を取っても、加齢と共に変貌したその姿の裏から現役時代の輝きを発するのである。
彼らは特別な存在で、いつまでも頑健で不死身な筈であった。
しかし、二人とも病に倒れた。
まさしく彼らも時間経過の中で老いて行く人間だったのだ。
その時間の経過は私にもあったのだと気付かされる瞬間。
彼らの人生の一断面を生活に取り込み付き合ってきた者だけが感じる寂寥感。
時間というやつは・・・・
そんな題材を私は今書いている。
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