梅雨の風景で
想い出すのは
65年位前の
棚田の代掻き。
爺ちゃんが、
蓑笠着けて上
手く牛を使っ
ていた。ボク
は、飽きもせ
ず終わるまで
それを見てた。
「爺ちゃんの蓑笠蔵で眠ってる」
「思い出がパンクしそうな走馬灯」
「梅雨が来るたび想い出す事がある」
「のんびりしてた牛と爺ちゃんとボク」
本日の歩数 1,850歩
梅雨の風景で
想い出すのは
65年位前の
棚田の代掻き。
爺ちゃんが、
蓑笠着けて上
手く牛を使っ
ていた。ボク
は、飽きもせ
ず終わるまで
それを見てた。
「爺ちゃんの蓑笠蔵で眠ってる」
「思い出がパンクしそうな走馬灯」
「梅雨が来るたび想い出す事がある」
「のんびりしてた牛と爺ちゃんとボク」
本日の歩数 1,850歩
母は娘を髪結い
にしたので、か
れこれ半世紀余
り散髪代がいら
ない。手慣れた
もので、来ると
直ぐに髪結いを
しながら世間話
をして帰る。
「髪結いはタダでも高いみやげ代」
「髪結いが来るとイベント何か待つ」
「散髪で老婆の顔も若返る」
「手と口と髪結い休む暇がない」
本日の歩数 2,865歩
本格的な梅雨入りの
様相となったが、四
国では一週間前に梅
雨入りの発表をされ
ていた。そして、そ
の後晴れ間が続いた
が、なぜ気象庁はそ
んなに発表を急ぐの
か毎年ながらの疑問
点ではある。
「梅雨入りを待っているのは誰だろう」
「しとしとと昔の梅雨が懐かしい」
「アジサイと菖蒲訪ねる梅雨晴れ間」
「梅雨入りを待っていたのは挿し木苗」
本日の歩数 1,718歩
九か月ぶりに、二度目の
還付金詐欺の電話があっ
た。電話機の液晶画面が、
経年劣化で見えなくなり
ナンバーディスプレイが
機能しなくなったのが原
因と思われる。そこで、
相手の電話番号が分かる
電話機に替えた。もう次
は出ませんよ、詐欺さん。
「青鷺も詐欺も皆から嫌われる」
「人だます奴の脳みそ見てみたい」
「ざまあみろと見る詐欺一味の逮捕」
「電話替え手ぐすね引いて詐欺を待つ」
本日の歩数 1,963歩
「どっちでも」と言う
返事の仕方があります
が、気乗りのしない時
の典型的な返答です。
『乗り気なく当り障りのない返事』
(2024年5月・川柳城の和・課題「乗り気」・山本 節選・入選)
本日の歩数 3,192歩