エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

ゲロ対応・前編

2024-12-09 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。メッチャ直球な題名でスミマセン。今回は、題名通りです。下ネタ系が嫌いな方は、今回の記事は避けた方が良いでしょう。




 ※念のための空白




 小学校の、特に低学年担任の重要な仕事の1つが「汚物処理」です。大便の処理は比較的少ない(私の場合、2~3年に1回くらい)ですが、小便の処理は大便より多い(私の場合、1~2年に1回か2回くらい)ですし、嘔吐物…つまり、ゲロ…の処理は年に1回以上対応する事を覚悟しなくてはなりません。
 今回は、令和6年度の学習発表会児童公開日の休憩時間に発生しました。
 休憩時間にトイレで騒ぐ子がいないかを確認しに、体育館から出ようとした時です。「エスせん先生、Aさんが…」と、私を呼ぶ男子の声がしました。
 声のする方を見ると、正に今、蛇口から水が出る様な勢いで嘔吐するAさんの姿が…。
 この量の嘔吐物はヤバイ。受け止めなきゃ…と思いましたが、洗面器もバケツもビニル袋も、全く何も道具がありません。だから、受け止める事は出来ず、嘔吐するのを見ているしかありません。
 もちろん、ただ見ていた訳じゃないですよ。取り敢えず近づき、嘔吐物まみれのエリアを立ち入り禁止区域と宣言。嘔吐物を踏んづけて、二次被害エリアが拡大するのを防ぐ努力をしました。
 ところが、周囲の子が離れているのに、それでも何人かの児童が入ってくるのです。嘔吐物の処理が終わってないのに…。君、ゲロを踏んじゃってもイイの? 正直、「危険回避能力が低すぎるなぁ」と思いました。
 因みに、その子は2年生。ちょうど、2年生の先生も一緒に嘔吐物処理をしていたので、その先生が注意してくれました。
 立ち入り禁止区域が確保できたので、急いで対嘔吐物セットが置いてある場所へ。学習発表会が始まった時、体育館入り口の横に置かれていたのを確認していたのです(コレ…つまり、対嘔吐物セットの場所の確認は、低学年担任なら必須のスキル)。対嘔吐物セットを持ってきて、まず手袋をしました。嘔吐物には、どんな雑菌(下手したらウイルス)が混じってるか分かりませんから。
 その後、拭き取りシートで拭き取りました。現在の勤務校は、吸水性の高い拭き取りシートを使っています。以前の勤務校では、猫のトイレの砂を使ったり、単にトイレットペーパーを使ったり、拭き取る道具は色々です。
 まだまだ嘔吐物対応は続きますが、取り敢えず今回はココまで。続きは次回とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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