毎週、月~水曜は学校教育について書いています。今回は、2学期の最初の三日間について書きます。
1学期の最初の三日間を「黄金の三日間」と呼ぶのは、もう、すっかり定着した感じがします。それだけに、「黄金の三日間」の指導に力を入れる方も、以前よりは多くなってきました。
その「黄金の三日間」程ではありませんが、2学期の最初の三日間も、「銀(シロガネ)の三日間」と呼ばれて重視されています。私も重視しています。何故なら、B級教師にとっては、1学期のミスを挽回する事が可能な三日間だからです。
A級教師であれば、ほとんどミス無く手を打って、1学期で完全に学級を掌握してしまうでしょう。それが、私も含めたB級教師だと、何かとミスしてしまい、反省点の多い1学期になっている事もしばしば…。
でも、この「銀の三日間」で修正する事ができれば、案外、何とかなるものです。もちろん、A級教師の学級に比べれば落ち着かない部分はあるでしょうが、反省点だった部分を修正して、落ち着いた学級に変えていく事はできます。
だから私は、夏休みの最後の何日間かは、「銀の三日間」に向けて色々と計画を立てます。1学期の反省点を洗い出し、それをどう変更すれば良いかを考え、指導の仕方を決めていきます。令和5年度の夏休みの場合、指導する際に必要な物も列挙し、夏休み中に全部準備するようにしました。
もちろん、反省点が見えてきたら、いつでも修正していくべきだとは思いますが、「黄金の三日間」や「銀の三日間」は普段より効果が高くなります。だから、B級教師としては、この貴重な「銀の三日間」を大いに活用したいところです。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。