月・火曜は学校教育について書いています。今回は、マット運動を指導して気付いた事を書きます。
令和5年度、子供たちにマット運動を指導していて、子供の体が随分と硬くなったように感じました。
私は2年生の指導をしているのですが、以前は前転でも後転でも、ちゃんと手を着かずに回る子がいました。体が柔らかいから、手を着かなくても回れてしまうのです。
それが今年度の子供たちは、手を着かないと回れません。体が崩れて横に倒れてしまうか、そもそも尻が上がらないか…ほとんどの手を着かない子が回れないのです。
もっと言うと、正しく手を着き、頭を着く事も出来ていない子が多いのです。頭頂部を着くならまだしも、額を着けて回ろうとする子が、思っていた以上に沢山存在しました。
もちろん、ちゃんと手を着き、ちゃんと頭を着くよう指導はします。「両手は丸めてないで、指先まで伸ばそう」「しっかり手の全体をマットに着けよう」「首を曲げて、頭の後ろ側を着けるようにしよう」…などと声を掛けていますが、それが中々出来ません。どこかぎくしゃくとしているのです。
何故そうなったのか…仮説はあるのですが、ブログで書くと炎上間違いなしなので、私の胸の中に仕舞っておきます。
教師にとって肝心なのは、原因より対策です。これは「基礎感覚・基礎技能を鍛える」に尽きると思います…が、少々長くなってしまいました。そちらは明日のブログで紹介します。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。