湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

広島市長・浜井信三は英雄ですね。

2013年03月31日 | 詩歌・歳時記

3月16日、NHKの特番 「ヒロシマ・復興を夢みた男たち」 は、渾身の番組でした。

原爆によって廃墟とされた広島を、「甦らせる」 その一念で、幾多の困難に打ち勝って、

市街計画をたて、やりぬいたこんな市長がおられたとは? 

          観音ゆ弥生の天地舞ひにけり

    道誉桜

広島は一度だけトラックで走りましたが、ゆっくりと歩いてみたいと思いました。

ただねー、高速道路へ入る道が山道の曲がりくねった峠道で、オウジョウこきましたよ。

          風花や石山寺の坂けわし

この歳まで生きてきて、知らないことの多さに唖然といたしまする。

近年、NHKの民放化に顔をしかめていた私にとって、久しぶりのよい番組でした。


わが心のホークス・ベストナイン

2013年03月25日 | 詩歌・歳時記

球春が近づくこの季節・・・胸がはずみます。 南海ホークスに心が魅かれたのは、昭和34年、

東京の田無市で聞いた、ラジオの読売軍との日本選手権の実況放送だった。

10歳の少年の胸をときめかしたものは、エース・杉浦 忠のアンダー・スローの勇姿を

まざまざと眸に浮かばせた、アナウンサーの話術だったのでしょうか。

私のベスト・ナインでございます。

1  広瀬 叔功   センター       必要のない盗塁はしなかった、盗塁王!!

2  佐々木 誠   レフト      カズ・山本と・・悩みましたが、甲乙付けがたい。

3  門田 博光   DH       身長160センチ、小さな大打者!!

4  野村 克也   捕手      砂を詰めた一升瓶を手首で振って・・・努力の無名人。

5  小久保裕紀  三塁      ミスター・ホークス!!  お疲れさまでした。

6  杉山 光平  一塁      広角打法の天才。 鶴岡親分の片腕!!

7  松中 信彦  ライト      ビバ・三冠王!!  今年も頼むぜ。

8  バナザード  二塁      助っ人はさまざまいるけど、いよっ、バナちゃん!!

9  川崎 宗則  遊撃      チェストー、アンタの活躍の場は、ホークスですたい。

投 杉浦   忠           血染めの四連投、ホークスの永遠の星です。

監督 鶴岡 一人          親分!! 野球場で芋を作っていたのだぜ。戦後の食料難を

                           親分自ら、それが南海魂なのです。

あれ以来、南海ホークスのみどりいろが、私のテーマ・カラーとなりました。

シャツ、セーター、車・・・・何かを選ぶときの基準は「緑」でございます。

ダイエーのオレンジ、ソフトバンクの黄色・・・嫌でたまんない。

南海電鉄にもう一度、 球団を買い取ってもらいたいのです。

 


青山繁晴さんを、支持する !!!

2013年03月19日 | 詩歌・歳時記

関西テレビの夕方の番組に 「アンカー」 という報道番組がある。

毎週、水曜日は何があっても見ている。 何故ってこの日のゲストは、青山繁晴氏だから。

      

          亡き母のいるはずもなし春の星

彼のスーツの襟には、拉致被害者奪還のバッチの青色がいつも光っている。

昨日・・3月12日・・和歌山県沖で世界で始めての、メタンハイドロームの採取実験が成功

した。 それにまつわる、さまざまな障害・問題を判り易く解説していただいた。

          姉川や雪解げの響きするばかり

まさかの資源国・日本を喜ばぬ、既得権益にどっぷりとおぼれた輩がこの実験をつぶしかねないと

警鐘を鳴らしておられる。 青山氏は押さえて押さえて、解説を心がけておられるのだが、

やがて声は涸れて、真摯な彼の真情が胸をうち、私はいつも最期は涙が滲みますよ。

     

          春がすみ

          遠山さらに遠くいて

          生きる由など問うもおろかよ

日本の総理大臣に青山繁晴が就任したなら、この国はすべて上手くゆく!!

 


ほたるいかに故郷を偲ぶ

2013年03月17日 | 詩歌・歳時記

待ちに待った富山湾のほたるいかが、スーパーにようやく入荷した。

それまでは兵庫産の貧弱なほたるいかが、並べられていたのだが、買うはずもない。

           

富山湾に入ってきて、ぷりぷりと太ったこいつら達が・・・まことの「ほたるいか」であることだ。

          父偲びほたるいか食ひ

          母恋ふて鴨のマリネや

          春相撲

生まれ故郷の富山・魚津を3歳で東京に移った身にとって、永らく富山は幻の故郷だった。

25年前に母の故郷である滋賀に帰ってから、毎年のようにキャンプ道具を車に積んで、

富山の海辺、山路をさすらっては、故郷を堪能しているわたしにとって、春のさきがけの

「ほたるいか」は格別な賜物なのである。

                  

室井滋さんのご城下、魚津のお隣の滑川に 「ほたるいかミュージアム」という施設がある。

実際に発光するほたるいかを手にさわり、隣りの富山湾の深海深層水をくみ上げたプールの

「タラソピア」で海を全身に感じ、2階のレストランで 「ほたるいかご膳」に舌鼓をうつのは、

たまらない快感であることだ。 とくに、ほたるいかの天麩羅は絶品であることよ。

          ほたるいか生まれ故郷の海のおと

新月の夜、産卵のために岸辺に寄り集まるほたるいかは、月のひかりのない浜に

次々と打ち寄せられ、死ぬという。 これを 「ほたるいかの身投げ」 というのだと、

むかしむかし、父から聞かされた物語りでありまする。


愛があるなら、雪の差なんて・・・

2013年03月15日 | 詩歌・歳時記

今年くらい楽な冬は初めてです。 大雪になりそうな日々が二度ありましたが、

積雪たった20cmですみました。 国道もアイス・バーン状態になることもなく、気温は低かった

けれど、雪かきに足腰がギシギシすることもなくって、淡い瑠璃いろのいぬふぐりの花の季節。

            

          死ぬる日を夢見て生きる

          とりあえず

          春先の星少しうるむか

「結婚しようよ」 というタイトルで、SNSで知り合った逢ったこともないお人にメールを送りました。

・・・僕の髪が 肩まで伸びて 君と同じになったら♪ 歳をとって肩までは伸びないからさ、

  求婚は無理だね!! と、冗談のジョークです。

返事のメールのタイトルが「どきっ!」でした。 そして彼女!! 「積雪が20cmで、楽だなんて・・・

信じられない。 私はまず無理ね」 と、こうでした。

          冬と春

          つかさどる星仰ぎみて

          いのちの果てを思ひぬるかな

それもそのはず、その人は南国・長崎の五島列島 「福江島」 のおひとなのです。

東京に 「大雪?」 が降ったこの冬、不謹慎かも知れないけれど、笑っちゃいましたね。

そういえば、にしきのあきらは・・・鹿児島のひとでしたね。

★若い人には、何のこっちゃか? ちちんぷいぷいかも・・・

  にしきの あきら デビュー曲 「空に太陽がある限り」

              二曲目   「愛があるなら 年の差なんて」

          靴下のつま先に

          継ぎあててあり

          みまかりし母いのちあるごと

雪の下で、いのちを育んだ 「ふきのとう」 に、もうすぐ逢えるのが楽しみなのです。