湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

そもそも、自衛隊が違憲なのだ!

2015年07月30日 | 詩歌・歳時記
安保法案の与党、野党の論議戦線がかまびすしい。戦後70年、たとえアメリカによってつくらされた「憲法」であっても、今日までは平和な日本であったのである。これを変えようとする安部総理は
平成のヒットラーであろう。

稲光り
北よりすれば慕わしき
父とわれとのはるかふるさと
集団的自衛権を、違憲だ!違憲だ!となじっているけれど、それだけでは、政府の思いのままなのだ。もっと核心をついて追求するべし。
確かに災害時、自衛隊諸君の活躍には頭がさがります。けれどね、あれはおためごかしというやつさ。
いざ、戦端が開かれた瞬間、彼らは第一線の「兵士」となるは必定である。

例えば、尖閣諸島に某国が攻めてきた時、「超法規」の発動で自衛隊が出動するであろう。完璧に゛軍隊゛だよね。

わが憲法は、戦力を放棄したのだ。
自衛隊を解体することこそ、わが国の永遠の平和が保たれるのである。
他国の脅威、などとほざいている奴らには、あからさまに軍時利益への供与への
下心がみえみえだ。

日本、自衛隊は~憲法違反である。



衣紋掛けのピッチャー

2015年07月16日 | 詩歌・歳時記


ある日父から宣言された。職を失ってこれからはぜいたくはできない。グローブか東映映画の「大菩薩峠」のどちらかひとつにしなさい♪
昭和34年頃の東京は武蔵野市でのころである。少年のボクは熟考のはてに、黒のグローブを買ってもらった。
投げるボクにキャッチャー役の父は、もしかして「素手?」遠い遠いはるかな昔、切れ切れの思い出である。
          かのひとの足跡さがす
          上高地
          四十年の時をへだてて
そしてその二十年後には、南海ホークスのユニホームの少年のわが息子の投げるボールを嬉々として受けていたボクであった。
読売巨人軍V9の時代、右の「悪太郎」堀内恒夫、左の高橋一三が両エースであった。白黒のナイター中継はほとんどが巨人戦であった、口惜しいむかし。

巨人ファンの親父の口癖が「今夜も"衣紋掛け" が絶好調だなァー」である。
高橋一三という投手は両肩が、異常に盛り上がっていて、確かに浴衣をかけたくなるような肩なのである。

父のお相伴で読売の試合しかテレビでは見れなかった。そんなことは当たり前のひと昔まえに、活躍された「衣紋掛け」ピッチャーの高橋一三選手を悼みます。


新しい「ローソン」

2015年07月14日 | 詩歌・歳時記

二月前ほどから家の前のたんぼがつぶされて、ダンプカーが砂を運んでくるやら、コンクリート・ミキサ車が出入りするやら、大変な混雑が始まった。

コンビニの「ローソン」の新店舗建設の工事であった。そしてその新しいオーナーは、なんと私の小学校の同級生の友達のYくんだった。
            醒ヶ井の梅花藻さけば風涼し
彼はもっぱら商人の3代目である。中学生だったころ月刊誌の「ボーイズライフ」を毎月自転車で届けてくれた、ぴかぴか頭のおじいさんがなつかしい。

東京の大学をでて、向こうで苦労して帰郷して、親父のあとを継ぎ~それをはるかに超えて、三店のオーナーとして成功したのである。
10年まえに、長浜キャノンの工場でさ、偶然にお互いが派遣会社の1社員として、30年ぶりに出会ったことが、まぁっ、ふしぎですな。
           花柘榴友よ果実をほしいままが
そして、最も成功したのは「ヒロ・ヤマガタ」。山形博導でしょうか?中学時代の親友ですが…。まだまだ、死ぬまでは分からないことなんです。文化にしろ商売にしろ切磋琢磨できる幼友達がいる!ってことは、素晴らしいことなんですね。

ふふっ.中にはね彦根の暗黒街の相当の顔役に出世したという、極道もわたしらの同級生なんです。
ごの極道を主人公にした、湖北を背景にしたロマンとハードボイルドをテーマにした、小説を書いてみたいものです。死ぬまでに一編の物語りは書いて遺したいものだ。