あの街この町♪

青春18キップやツアー旅行などエコで省エネな小さな旅日記。

ベトナム紀行(2019年2月)

2019年03月03日 | Weblog

北部ハノイから南部ホーチミンを巡る3泊4日のベトナム旅行。
【初日】
成田発10時のベトナム航空で6時間。時差2時間で14時ハノイ着。心配した気候は日本から持参のコートでちょうどいい気温。空港でドンに両替。1万円が204万ドン。ドンは桁が大きすぎるのでピンとこないが、ドン表示額の0を二つとって半分にすると円換算できるがなかなか慣れない。
ハノイ市内は車とバイクの大洪水でクラクションの嵐。明日開催のトランプ大統領と金正恩委員長の第二回米朝会談も重なり市内は厳重な警備で大渋滞。初日はタンロン城址とベトナム建国の父であり、ベトナム国民の心の故郷と慕われる立派なホーチミン廟の見学後に名物の生春巻きとフォーの夕食。さすが本場、どれも旨い。夕食後、明日のハロン湾クルーズのためハロンまで高速で3時間の移動。夜8時にホテル着。ホテルの周囲は静かで店も何もない。廊下が中国語でやかましい。
【二日目】
二日目も曇り空。ホテルからハロン湾までの道路には北朝鮮とベトナム国旗が両側に飾られ緑色の制服の軍人が警備に立つ。ハロン湾はベトナム有数の観光地。松島を数倍大規模にしたような島々が1500平方キロの湾に浮かぶ。天気が良ければ青空をバックに湾に浮かぶ島々がきれいだろう。この日は小雨模様のため桂林のような水墨画的な景観を楽しむことができた。観光船は我々のみの貸しきり。今回のツアーは最初から最後まで我々のみでまるで個人ツアーのよう。クルーズは3時間コースだったが、この湾は非常に広く一泊や二泊のコースもあるそうだ。湾に浮かぶ大小たくさんの奇岩や小島を縫うように観光船が行き交う。途中の島で有名なティエンクン洞窟(天宮)を見学。洞窟内は非常に広くかなり天井も高い。様々な形の鍾乳石がライトアップされ大勢の観光客が記念写真で大はしゃぎ。ランチは船内でカニや海老などのベトナムの海鮮料理。旨いが量が多くて食べきれない。クルーズの途中で金正恩委員長が乗船している大型船とすれ違った。ガイドさんの現地情報で船が分かったが米朝会談の最中に観光していることにびっくり。貴重な体験だ。船着場に戻ると50隻以上犇いていた観光船はまばら。それだけここは観光客が多い。
今夜はホーチミンに行くためハノイ空港へ。昨夜は暗くて周りの景色が見えなかったが郊外はベトナムらしい田園風景が広がる。途中、刺繍絵の土産店や焼き物のバッチャン村へ立ち寄るが他に同行者がいないため店員をかわすのが大変。
ハノイ空港で日本語を独学で学んだというガイドのTUNG(トゥング)さんとお別れ。
空港内で軽食を食べて18;00発の国内線でホーチミンへ。機内で思わぬ夕食が出たのでおなか一杯。夜8時過ぎに市内のホテル着。ホテル向かい側のコンビニへビールを買いに行こうと外へ出たがバイクが一杯でわずか4,5mの道路が横断できない。地元の人はバイクを止めながら普通に渡っているがとても真似はできない。少し離れたところでようやく横断。帰りも一苦労。
【三日目】
翌日は妹さんが埼玉に嫁いでいるという若い男のガイドの案内でホーチミン市内を見学。旧大統領府では北ベトナムから進入してサイゴン陥落の象徴となった本物の戦車が敷地内に展示。フランス統治下の名残を残すホーチミン郵便局と隣の現在修復工事中のホーチミン大協会、アメ横のような雑多な市場、ホーチミン広場など見学後に我々2人だけのランチ。
ここもフォーと春巻き料理。相変わらず旨い。
昼食後は市内から車で2時間。ジャングルクルーズのためメコン川近くのミトー地区へ。大きなメコン川の中洲にある島内は観光客目当ての土産店ばかりで閉口。日本のミツバチよりかなり小さなミツバチのロイヤルゼリーを購入。ジャングルクルーズは地元民手漕ぎの小船で両側がやしの葉に囲まれた小さな川を進む20分位のルート。再び本土?に戻り夕食までしばしばし周辺を散策。名物のエレファンとフィッシュのから揚げの夕食後、メコン川に沈む真っ赤な夕日を眺めながら、再び船に乗って蛍見物へ。エンジンを止め真っ暗な河岸に船を横付けすると岸辺の木々の中に小さな光が三つ四つと光る。日本の蛍よりかなり小さな光だ。機体整備で予定より30分遅れのホーチンミン発0:55のベトナム航空で成田へ。成田8時着。小雨模様。


タンロン遺跡。ユネスコ世界遺産に登録された旧ハノイ城の跡地




階段にも蓮の花


ベトナム人の心のふるさとホーチミン廟。入口で厳重なチェックがある。


永久保存処置を施されたホー・チ・ミンの遺体が安置されている。ここの警備は弔意を表す白の軍服の軍人。


市内はバイクとクラクションの騒音の嵐。ベトナムはどこへ行っても同じ喧騒。


夕食はフォーと生春巻きで一杯。


【ハロン湾クルーズ】コミカルな水上劇がお出迎え。

これがクルーズ船

観光ポイントの一つ「夫婦岩」。10万ドン紙幣の絵柄にもなっている。






米朝会談の初日。金正恩(キムジョンウン)委員長の乗った船とすれ違い。貴重な体験。


ランチはもちろん回線料理。ボリューム満点でお腹一杯。


ハロン湾観光で必ず訪れるティエンクン洞窟(天宮)。


独学で日本語を学んだというガイドのトゥングさん。二人の娘の父親。


洞窟内は広くとても天井も高くて圧倒される空間。様々な形の鍾乳石が見事。


この船は全てこの洞窟観光のもの。


ここが洞窟の出口。


【三日目】
ホーチミン市にある旧大統領府(旧サイゴン)。今は有名な観光スポット。


1975年4月この戦車がサイゴンに入り10年間のベトナム戦争が終結。実物2台が展示。


ここは会大統領会議室


ベトナム戦争終結の調印式が行われた部屋。正面に国旗とホーチミンの大きな肖像画。


官邸の屋上にる緊急時の現役ヘリコプター。

最上階のダンスフロア。外交会議後にここでチャチャチャが踊られた。


旧大統領府正面。現在の大統領府はハノイのホーチミン廟の近く。


ホーチミン(サイゴン)郵便局の目の前にあるホーチミン大教会。現在外壁工事中。


昼食後、ジャングルクルーズのためメコン川下流のミトーまで車で2時間。
この船でメコン川中洲の大きな島へ渡る。


島内で小船に乗っての川下りがジャングルクルーズ。約20分の片道行。




本土に戻りホタル観賞までの時間あるので周辺散歩と最後の夕食タイム。


名物エレファントフィッシュのから揚げ。淡白でカレイのから揚げに観ている。野菜と一緒に春雨の皮で包んで食べると美味。


メコン川の夕焼け


真っ暗なメコン川の河岸に七色のイルミネーションが映える。ベトナム最後の景色。













18キップで金沢へ(2018年9月)

2018年09月15日 | Weblog


【今回のルート】

【9月2日〔日〕】前日までの雨も上がり、くもりのち晴れ。
5:42上野東京ライン(前橋行)→高崎8:16~8:24→上越線(水上行)→水上9:30~9:45
→上越線(長岡行)→六日町10:52~10:57北越急行ほくほく線(犀潟行)→
犀潟11:50~12:23→JR信越本線(直江津行)→12:31直江津(昼食うどん)→
直江津13:04→越後トキめき鉄道日本海ひすいライン(泊行)→泊14:18~14:22
→あいの風とやま鉄道(金沢行)→富山15:07~17:16→18:18金沢着「アパホテル金沢中央」


早朝の電車の中は寒かった。半そでを後悔。
六日町からは18切符は使えない区間。たくさんのスキー場や米どころ魚沼地区を
抜けて犀潟駅へ。
ここまで乗ってくる乗客はほとんどが18切符利用者。中高年の二人連れが多い。
犀潟駅で時間があったため、ほくほく線の運転士としばし談笑。このあたりも
ラッセル車の出動も多いとか。

直江津以降のひすいラインや富山鉄道は今は三セクが運営しており、車両もJR当時の旧い車両を使用。
 犀潟からは直江津駅までの二駅は再び18切符区間。直江津駅前で天ぷらうどんの昼食。
直江津を出てからは、しばらく右手に日本海がひろがり旅情は満点。
ローカル車両ならではの景色だ。但し、電車は1時間に1本。乗り遅れたら
大変だ。

 3時過ぎに富山駅に到着。駅構内の看板で八尾の「おわら風の盆」が今日が初日で
今まさに開催中であることを知ってがっかり。
もう少し早く知っていれば行ってみたかったところだ。
どおりで駅構内がやけにたくさんの観光客でごった返していて
整理員もたくさん出ていたはずだ。
 駅構内を出ると思った以上に街はきれいに拓けていて、名物の路面電車も頻繁に行き交う。
駅前で揚げたての白えびを配っていたのでありがたくいただいた。
わりと大ぶりで塩加減も抜群。揚げたてなので味も抜群。
メチャメチャおいしくて割とボリュームもありけっこうお腹がいっぱい。ご馳走様でした。

富山市役所は8Fに展望フロアがあり土日も開放。
 この日は前日までの台風の大雨の影響で、立山連峰は雲がかかり
楽しみにしていた雄大な景色は残念ながら見ることはできなかった。
是非一度は見たい景色だ。次回をお楽しみに。

夕方6時半過ぎ。ようやく金沢駅に到着。
駅前には巨大な木造のオブジェが聳え立ち、街並みもかなり垢抜けて十数年前とは
隔世の感がある。
 駅からホテルまでの道のりが思いのほか遠く途中で道に迷い予想以上の
時間がかかってしまった。
 ホテルに着いてすぐに夕食の予約の店へ出掛けたが、ここでも店が分からなくて
右往左往。
ようやく着いた店がまったくの期待はずれ。金沢ならでは新鮮魚介やじぶ煮を
楽しみに店の雰囲気を見てHPで予約したが、魚料理もコスパも期待はずれで最悪。
ネットの割引券でも追いつかないくらいの内容の悪さ。

【9月3日(月)】快晴
 ホテル屋上の朝風呂に入って金沢市内を見渡してから、朝食はバイキング。
市内中心部にある片町のホテルから金沢城公園まで徒歩約20分。
水のない大きなお堀の横の大きく多様な石垣を眺めつつ、庭の景色が見事な玉泉院丸庭園へ。
ここは加賀三代藩主前田利常が手がけ、平成27年に再現したばかりの立派な庭園。
初代前田利家が築城した金沢城はたびたびの火災で本丸や二の丸などが焼失。

戦のための武士の駐屯所のような三十間長屋は現存。大きな五十間長屋や橋爪門櫓など
歴史的建造物は見事に復元されいかにも金沢城らしい重厚な景観が目を引く。
 特に五十間長屋は室内を見学でき、釘を一本も使わない複雑な木組みで構成で
復元されており、宮大工の技術と誇りを感じさせる。
 城内の緑の芝生の上では和服の新郎新婦が記念写真の撮影中で微笑ましい。

石川門を出ると目の前が兼六園。だいぶ久しぶりで池のほとりの石灯籠しか記憶にない。
この日は園内の清掃作業が行われていて、大勢のおばちゃんや職人が草むしりや
池の掃除、植木の手入れをしていた。相変わらず団体の観光客も多い。
あまりに暑いのでカキ氷で一休み。

園内を一回りしてから再び市内百万石通りを歩いて片町の東急ホテルでランチ。
昼食の後、ホテルからほど近い武家屋敷跡を散策。このあたりは立派な用水路が
整備されている。駅方面に戻り、市内シャトルバスで約40分の市内観光、
久しぶりに犀川や浅野川などを車窓から眺め懐かしい。

 帰りは17時50分発の「かがやき」であっという間の二時間ちょっとで東京着。
車内で弁当食べながらビール飲んで一眠りしている間に着いてしまった。
昨日の長い移動時間も楽しめて良かったが、疲れた帰りは新幹線がありがたい。

六日町駅。ここからほくほく線に乗り換え。


社内には「18キップは使えません」の注意表示。それだけ18キップ愛好者が多い証拠。


日本海に程近い犀潟駅。ここがほくほく線の終点


犀潟から直江津までの二駅はJR信越本線。再び18キップが使える区間。


直江津駅。ここから先は第三セクターの」乗り継ぎで金沢まで。


トキてつとあいの風のキップを通しで購入。直江津~富山まで2,080円。




泊駅。同じホームにトキめき鉄道(後方)とあいの風号(前方)が仲良く停車。富山方面はここで乗り換え。








車窓に広がる日本海。ローカル線ならではの景色。


直江津から富山まで約2時間。3時過ぎに富山着。


駅中の「風の盆」の広告灯。この日が初日で駅構内は大変な混雑。


富山といえば路面電車。バスより圧倒的に多い。


駅前で配っていた揚げたての大きな白えび。抜群の塩加減でめちゃめちゃ美味しかった。


富山城公園。園内は整備されていてきれいな公園。





【二日目】
金沢市内の中心。香林坊。


金沢城公園に残る当時の石垣。近くに石垣の石を運んだ大名の家紋入りの石がたくさん並んでいた。


玉泉院庭園






国宝に指定されている三十間堂。ここだけは焼失せず当時のまま残っている。




こちらは復元された五十間堂。中を見学できる




五十間堂内。釘を一本も使わず複雑な木組み構造で高い職人業が感じられる。




3階から石川門方面を望む。






兼六園入口


石灯籠の周りも草取り


この日は木の上でも作業中








高さ3.5mの水の高低差を利用した日本初といわれる自然の噴水。


金沢城と片町をつなぐ百万石通り


東急ホテルのすぐ裏側にある武家屋敷跡


当時のままの整備された用水路が残る




金沢駅前の巨大なオブジェ。モチーフは小鼓。


帰りは金沢駅から新幹線でわずか二時間



鴻巣はなまつり(2018年5月)

2018年08月05日 | Weblog

埼玉県鴻巣市の「鴻巣はなまつり」の最終日に出かけた。
はなまつりの会場は大きく3か所あるが、吹上会場は花が少ないとの情報があったため、馬室会場と「花久の里」会場へ。両会場とも鴻巣駅から無料シャトルバスが出ていて、乗り場は異なるが両方法とも約20分くらい。バスは比較的楽に乗れたが、会場へはマイカーが多く、会場近くは大渋滞。

馬室会場ではポピーと麦なでしこ畑が花真っ盛り。この日は最終日のためか、農家のおじさんが花を積んで観光客に分けている光景も。








会場では音楽フェスティバルも開催され、このロック歌手にはファンが声援を送っていた。






こちらはバラに花が有名な「花久の里」会場




室内ではシニアのハワイアンバンドの演奏会。このバンドのボーカルは玄人はだし、甘い歌声で会場内を魅了。






筑波山(2018年4月)

2018年06月12日 | Weblog


常磐線から筑波EXPで筑波駅へ。筑波駅前の中央公園入口には江崎玲於奈博士など歴代の9名のノーベル賞受賞者の像が迎える。ここの公園は広い。イベント広場では音楽バンドの演奏をバックに大勢の家族連れが芝生でくつろぐ。たくさんの木々に囲まれた大きな池の横にはエキスポセンターの大きなH2ロケットが青空をバックにそびえる。ここのプラネタリウムを観たかったが時間が合わず断念。散り始めの桜吹雪が舞う公園中央の道路の先には筑波大学のキャンパスが広がる。
 筑波山へは筑波駅からバスで40分。筑波駅から筑波山への道路は長い直線道路が驚くほど長く続く。街から郊外に出てしばらく走るとやがて車窓の右側に日本百名山の一つなだらかな筑波山の全貌が姿を現す。左の男体山の中腹には筑波山神社の赤い鳥居が遠望できる。
 この日はちょうど毎年春と秋に夏の神と冬の神が入れ代わる筑波山神社の御座替祭(おざがわりさい)の行事が行われる日。午後から行われるこの行事を見るため筑波山神社入口でバスを降り、神社裏のケーブルカーで標高877mの男体山の山頂へ。このケーブルカーはかなりの急勾配。箱根登山鉄道よりきついかも。男体山山頂からカタクリの花の咲く登山道を歩いて女体山山頂へ。ごつごつとした岩だらけの山頂は雄大な筑波の景色をバックに記念写真を撮る大勢の登山客や客観光客が撮影の順番待ち。家族連れの小さな子供も多い。女体山山頂駅からはロープウェイで麓のつつじヶ丘駅へ下り、バスで再び筑波山神社へ。地元の店の人が祭りの行列は午後三時頃と言っていたが実際に神輿を担いだ一行が神社に現れたのは4時頃。神輿は急な石段を登って筑波山神社に奉納して今年の春の御座替祭は終了。来るときのバスはゆっくり座れたが帰りのバスは満員。

筑波中央公園のH2ロケット


桜吹雪の公園。この先に筑波大学のキャンパスが見える。


筑波山神社


男体山のケーブルカー駅


このケーブルカーはかなりの急勾配だ。


男体山山頂




女体山山頂


狭い岩場の山頂からの景色。次から次と記念写真の順番待ち。


筑波山神社の御座替祭(おざがわりさい)の行事


奉輿が神社入口の急階段を登る。


神輿を奉納して今春の御座替祭は無事終了






大谷資料館(2018年4月)

2018年06月10日 | Weblog
JR宇都宮駅西口から作新学園方面へバスで約30分。この日はあいにくの小雨交じりの曇り空。バス停から歩いて大谷資料館へ。入口から長い階段を下りると四方を巨大な石壁に囲まれた巨大な地下空間が広がる。中はひんやりとしてまるでピラミッドの中に入ったような感覚。見渡す限りはるか遠くまで周囲が高い石の壁に囲まれ今まで体験したことのない幻想的な世界だ。この大谷石資料館ではたくさんのドラマ撮影や様々なイベント開催も。刈谷崎省吾の青や紫にライトアップされた大きなオブジェもあり、高い天井の一隅から外の光が見える場所もある。
 再び長い階段を上って深い地下空間から外界へ。資料館入口の喫茶で温かいコーヒーで小憩をとってから歩いて平和観音へ。高さ27mの平和観音は横の岩の階段を登って観音様の顔の近くまで行くことができる。平和観音の裏手にある大谷寺は背後の岩壁の洞窟に囲まれたように建つ。大谷寺のご本尊は弘法大師の作と伝わる石で刻まれた千手観音。壁に彫られた日本最古の釈迦三尊像などがあり。宝物館にはこの近くで発掘された一万年以上前の人骨が展示され、小さな庭園の池のほとりには縁起物?の白蛇も。この日の観光客はまばら。再びバスで宇都宮駅へ。

資料館入口に聳え立つ巨大な岩


ひんやりといた巨大な地下空間。まるで別世界。






雨に咲く桜


大谷寺のすぐ近くにある平和観音


洞窟の中に彫られたような珍しい大谷寺


岩壁の釈迦三尊像


大谷寺の庭園風景






ひたち海浜公園(2017年4月)

2018年06月10日 | Weblog
常磐線勝田駅からバスで小さな青い花のネモフィラの丘で有名なひたち海浜公園へ。
この日はまだ風がつめたく、GWが花の見ごろになる観光シーズンピークのまだ一ヶ月前だが観光客は多い。入口を入ると広い園内を遠望でき子供向けのデコレーションの周遊バスも走る。この日は水仙が見ごろでフィネモラの丘にはフィネモラに似た小さな青い花が青いじゅうたんのように丘陵の中腹まで広がっていて、観光ピークの花の最盛期もかくやと想像することができる。丘のふもとの林の一角には囲炉裏のある古民家などもあり、サイクリングロードや海の見えるレストラン、大きな観覧車のある遊園地などもある。とにかく広いので家族連れでゆったりとした時間を過ごすにはいい公園。
小腹がすいたので帰りに勝田駅前の喫茶店で食べた鯖サンドが思いのほか旨かった。帰路、久しぶりに笠間神社へ寄ってから水戸線で小山へ。

この日は水仙が見ごろ


桜の花もある


ここがフィネモラの群生で有名な見晴らしの丘。花の見ごろのピークは一ヶ月後のGW。


この小さな花が丘一面に広がる


丘のふもとにある古民家。家の中には火の入った囲炉裏もある。


鐘の鳴る丘


広大な園内。はるか向こうに観覧車が見える。


園内周遊バス


海の見えるレストランもある


帰りに寄った笠間稲荷神社。シーズンには菊まつりや陶器市で賑わう。





シンガポール(2016年9月)

2016年09月01日 | Weblog
シンガポール(2016年9月)
9月7日(水)~9月11日(日)
羽田9時15分発(シンガポール航空SQ631便)CHANGI空港15時20分着
ザ・リッツカールトンミレニアム泊
翌週、F1シンガポール戦が開催されるため市内はF1一色。メインスタンドも準備OK。
ベイサイドマリーナホテル周辺散策後、商業施設ビル地下の観光客で賑わう小さな店がたくさん集まる食堂街で焼きそば中華の夕食。どの店も料理のわりに値段は高め。
【二日目】
午前中は今回のツアーに組み込まれているバスでの市内観光。東インド会社のラッフルズの上陸地点やマーライオン公園を周った後、チャイナタウンのフードストリートの屋台街でインド風チキンの昼食。DFSで解散後、オーチャードロード周辺を散策。
夜は人気の世界初の夜だけ開園するナイトサファリツアーに参加。ホテル17時集合。シンガポール名物のチリクラブの夕食。カニそのものよりあんかけスープが旨かったが、食べるのに手がべたべたして食べるだけで一苦労。隣に座った女の子が洋服を汚してしまい困っていた。ガイドの案内で歩いて園内の夜行動物を見た後、野外ステージの動物ショーを見学。単に小動物や鳥などを係員が肩に乗せて観客に見せるだけで、この動物ショーはまったくの期待はずれ。いよいよトラムに乗って広い園内を一周。一周約1時間。トラムから程近いところに、ライオンや熊、像などのたくさんの夜行性動物が柵も檻もないところを自由に歩いていてナイトサファリならではの野生の臨場感が肌で味わえる。園内は歩いて回れるコースもありジャングルのような暗闇を歩く人影も見える。園の出口近くで松明を使った勇壮なファイアーショーを楽しんでから22時ホテル着。市内からかなり遠いため交通手段も含めてやはりここは個人よりツアー参加がお勧め。
【三日目】
朝食後、市内を縦横に走っている地下鉄に乗ってインド人街へ。シンガポールは人口の約7割を占める中国系いわゆる華僑をはじめ、アラブ系、インド系、イスラム系など多様な民族が共存しており、市内にはそれぞれの民族が集まって生活圏を形成している地区がある。インド人街もその一つ。午前中行ったためかメイン通りにも人も少なくサリーなどを売っている店も閑散としている。カレーのにおいもしない。
インド人街から地下鉄に乗ってセントーサ島へ。
地下鉄の終点からセントーサ島へは無料のシャトルモノレール(セントーサエクスプレル)ですぐに終点駅まで到着。ここはシンガポールでも有数のリゾート観光地。夜の海岸のファイアーショーを見たかったが時間の都合で昼の観光に。小高い丘の上には観覧車のある遊園地や蝋人形館、ユニバーサルスタジオもある。セントーサ・エクスプレスの主に乗って2つ目のインビアステーションの駅前にセントーサ島のシンボルである大きなマーライオンタワーがそびえる。高さ37mで本場のマーライオンの約4倍の高さ。中に入って見学もできる。
再びシンガポールに戻って地下鉄で中心街へ。夜はホテルの近くのショピングセンター横の喫茶店風の店で軽めの夕食。
【四日目】
この日は朝から大雨。国境を越えてマレーシアのジョホールバルへのバスツアーに参加。8時頃ホテルを出発。あちこちのホテルを回りながらツアー参加者が次々に乗ってくる。総勢20名弱程度。この日はマレーシアの日本のお盆のような日にあたるということで、国境手前の数キロ前から大渋滞。朝からの雨はあがったが車を降りて歩いて国境に向かう人も少なくない。ものすごい車の列だ。バス内では今夜日本へ帰るという男性の方が、飛行機に間に合わないのでこのツアーを中止しませんかとガイドさんのマイクを使って参加者に呼びかけるというハプニングも。誰も黙って反応はしない。みんなこの日を楽しみに参加しているので男性の呼びかけに困惑顔。
一旦バスを降りて入国審査場へ。かなり広いフロアだが人、人、人でどの列に並んでもまったく進まない。一緒のツアーの人もまったく行方不明。マレーシアからは違うバスに乗り換える必要があるので、やっとの思いで入国審査が終わりガイドが降りる前に説明してくれた集合場所を探すが、バスも違うため不安になりつつここでも一苦労。ようやくバスが出発したのが午後1時過ぎ。国境を通過するまでホテルを出発してから実に5時間。ホテルで昼食後、ジョホールバル見学へ。日本の青いかわら屋根が使われているモスクを回り、きらびやかなガラス装飾のヒンズー教の寺院へ。神々を支配している像の顔のようなシヴァ神は奥さんには弱いとか。。ここは寺院には珍しく写真撮影がOK。中は大きな一部屋になっており壁や天井、柱までもすべて細かなガラス貼りでまるでショーケースの中にいるような華やかさ。
 夜はマリーナベイザンズ「リーズベイホテルの東側に広がる巨大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の広い庭園を散策。
ここは2012年にできたばかりのシンガポールの新しい観光名所。ベイ サウスの中心にそびえ立つ、未来都市のツリーをイメージさせる人工の木、スーパーツリー。高さが25~50メートルもあるこのツリーが音楽に合わせて様々な色にライトアップされて大勢の観光客を楽しませる。スーパーツリーの周辺は、マレー庭園、インド庭園、中国庭園から植民地時代の庭まで、多民族国家シンガポールならではの個性あふれる庭園構成となっている。
【最終日】
ホテルで遅めの朝食後にホテル周辺を散策。チャンギ空港で昼食やお土産探し。夜の便で羽田へ。


シンガポール初日の夜景


18世紀イギリスの植民地政策でシンガポールに上陸したラッフルズの像


シンガポール公園のマーライオンの正面にはマリーナベイサンズ




夜は景色が一変。ホテルからのレーザー光線や様々なライトアップで華やかさが増す。


湾の目の前の舞台では音楽やダンスショーが楽しめる。この日は中国の音楽ショー。


翌日はチャイナタウンの屋台でインド風のランチ。通りの両側に飲食店が並び道路全体が屋台になっている。


夜は郊外のナイトサファリツアーに参加


シンガポール名物のチリクラブ、旨かったが手が汁だらけになって食べにくい。


このトラムで広い園内を回る。一周約一時間。歩いて周ることもできる。


の動物ショーは期待はずれ。ショーとは名ばかりで動物の芸はまったくない。


翌朝、地下鉄でインド人街へ。この日は歩いている人も少なく静かな町並み。




セントーサ島への無料シャトル。地下鉄の終点駅からそのまま乗れる。車体の色は様々。


セントーサ島の海岸。シンガポール側から来ると島の裏側になる。


島のシンボル。高さ37mのマーライオン。本家の約4倍の大きさ。


島の中央の山頂には遊園地がある。このゴンドラは海上を超えてシンガポールと往来。




四日目はジョホールバル観光。この日はマレーシアのお盆のような日ということで、かなり広い入国審査場は帰省客や観光客で大混雑。ようやく国境を越えたのは午後一時過ぎ。なんとホテルを出てから5時間もかかった。


ジョホールバルのスルタン アブ バカール モスク




このモスクは日本の瓦屋根が使われていて非常に珍しい。


これはマレーシアの王様の徴(しるし)。王様の住まいの門扉などにある。


郊外にある一見質素なヒンズー教の寺院


中に入ってびっくり。壁から天井までありとあらゆるところが全て一面のガラス張り。




これがシヴァ神


マリーナベイザンズ「リーズベイホテルの東側に広がる巨大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ。



この日も夜景は見事


橋の遊歩道もこのとおり


最終日はホテルでゆっくり朝食


きれいなチャンギ空港から羽田へ


















八鶴湖(2016年5月)

2016年05月05日 | Weblog


五月晴れの薫風さわやかな日。久しぶりに休日切符で房総へ。
大網から東金線に乗り換え東金駅から歩いて八鶴湖へ。ここは徳川家康が鷹狩り
でこの地を訪れ東金御殿を築造のときに広げたという春は桜が名所の風光明媚な
池。一周800m。
 池の周囲には散歩道が整い、カルガモや白鳥などの水辺の野鳥や周辺の山々の
緑などをゆっくり眺めながら優雅な散策ができる。
 湖の東側には大正ロマンの歴史的景観をとどめる料亭「八鶴亭」の木造3階建
の大きな建物が、霧島つつじの鮮やかなピンクに映える。この日は休業日で建物
はひっそりとしていたが、普段はランチや懐石料理なども食べられるそうだ。平
成21年に国の登録有形文化財に指定。
 池の西側の御成街道に、東金高校の裏山に東金城址の案内板があったので山の
途中まで行ってみたが、跡地らしきものは全く見つからなかった。
 この日は八鶴湖から八鶴湖後方の山中にある日吉神社まで足を延ばす。日吉神
社は山の中の小さな神社だが、参道の両側には昼なお暗き樹齢数百年の立派な杉
並木が続く。しばらく行くと下り坂になり、曲がりくねった階段状の参道の両側
は、見事な断層がある大きな切通しとなっている。北鎌倉のようだ。
 参道を下りきると小さな鳥居がある参道入口に到着。この切通しを目当てにこ
の神社を訪れる参拝客も少なくない。但し、参道入口からの上り坂はけっこうき
ついので要注意。
 一日歩いて結構疲れたので茂原の「はち」で生ビールと地魚で腹ごしらえ。帰
りはグリーン車でぐっすり。

初夏の八鶴湖


湖を一周できる散歩道


湖にはカルガモの親子や白鳥の水浴びなども見られる


閑静な山中にある日吉神社


森厳な天然記念物の杉並木


断層がくっきりと見える見事な切通しの断崖


切通し2


八鶴亭の霧島つつじがは今がっ盛り


大正ロマンの息吹を感じる八鶴亭

富岡製糸場(2016年2月)

2016年02月11日 | Weblog


2月の晴れた寒い日、天理ビルからバスツアーで世界遺産富岡製糸場へ。
関越道を途中で降りて、昨年オープンの上里カンターレで昼食タイム。
上里カンターレは南イタリアをイメージしたというスイーツの製造販売もしているレストランといったところ。周囲に何もないだだっ広い敷地内に場違のマリアテレジアイエローの大きな2階建ての建物が忽然と建っている。昼食はバイキング。ここは二度目はない。
 富岡製糸場は小さな商店街の先にあり、入口の正面には木骨レンガ造りの二階建ての大きな繭倉庫がドーンと聳え、建物中央のアーチには「明治五年」の文字が刻まれている。  
この日の案内役は帽子に繭玉のアクセサリーを飾った地元のボランティアガイドさん。この富岡製糸工場は明治初期のヨーロッパとの絹貿易が盛んだった頃に生産力UPのためフランス人技師を招いて造った日本で最初の近代的設備を備えた官営工場。鹿鳴館の女性貴族の絹のドレスは全てMADE in japan。創業当時の工場は近代設備が整い、明るく給料も良かったことから若い女性たちの憧れの職業で、女工には上流階級の娘が多かったというガイドさんの説明に、映画「ああ野麦峠」とのあまりのギャップに疑問が残る。
 その後時代の流れとともに、経営主体は官から民へ。三渓園の原富三郎や片倉紡績などを経て、昭和62年に115年に亘る日本の操糸工場の歴史に幕。
 広い敷地内には、工場内に柱が一本もないトラス構造(注釈:トラス構造とは三角形を組み合わせた構造で強度が非常に強い【塔博士と言われた内藤多仲が名古屋TV塔などに採用した構造】)の長さ150mの操糸場や大きな2階建ての繭倉庫、女工たちの寮など、和と洋の技術が融合したハイカラな建物が創業当時のまま現存。見学者のための繭からの糸づくり体験や吉永小百合がCMで着たという和服の展示などもある。この日は団体客も個人客もまばら。帰りに地元商店街限定の買い物クーポン券でお菓子を購入。
 この日の次の目的地は「こんにゃくパーク」。ご当地出身の中山秀征くんの等身大写真がお出迎え。建物内はこんにゃく製造工程の見学ルートがあり、順路に沿っていくと、こんにゃくの豆知識やかの有名な上州カルタなどが展示してあり楽しめる。
1Fの買い物コーナーには、無料のこんにゃくバイキングコーナーがあり、キムチ味やレバ刺し風、ラーメンなど多種多様なこんにゃく味を楽しめる。
 お土産に買った刺身こんにゃくが、こんにゃくそのものの味が美味しく、またとタレとも非常にマッチして抜群に旨かった。久々に感動。

南イタリア風のカンターレ上里


屋上バルコニー


富岡製糸場入口


ガイドさんの帽子には繭のアクセサリー


柱を使わないトラス構造の操糸場内


これがトラス構造


繭倉庫の木骨レンガ造りの壁


2階建ての東繭倉庫内


女工たちの寄宿舎。映画の「ああ野麦峠」とは大違い?。


こんにゃくパーク


秀ちゃんのお出迎え


群馬県民のバイブル上毛カルタ「鶴舞う形の群馬県」


こんにゃく製造工程の見学


無料の「こんにゃくバイキングコーナー」。お土産に買った刺身こんにゃくが絶品!







辺戸岬(2015年11月)

2015年12月09日 | Weblog
11月の沖縄は気候もよく、最高気温も27度と日中は半袖でも汗ばむような陽気で
旅行するにはちょうどいい季節。
今回は本島のまだ行ったことのない観光スポット巡りを中心とした4泊5日の旅。
ちょうど連休と重なったため初日、二日目は那覇市内泊、三日目、4日目は北部
恩納村の泊。

【初日】
羽田11:10→ANA→14:20那覇着 パラダイスレンタカー(4泊5日付)
那覇市内『識名園』(中国式回遊庭園)夜は国際通り入口の琉球料理店

『識名園』 池の周りを歩きながら景色を楽しめる回遊式の琉球王家最大の別邸 世界遺産


クラウンハーバービューホテル 坂道の上にある


【2日目】
早朝、近くの漫湖公園まで散歩。街なかの綿の木のピンクの花がきれい。
琉球村10:00からの民族ショー。ビオスの丘で湖水観賞船と水牛車に乗る。
湖水観賞船はガイドの愉快な案内もあり楽しめたが、水牛車は全くの期待はず
れ。昨日完成したばかりという高さ4mのランの花の大きなクリスマスツリーが
見事。
帰途、『首里城』で16:00からの琉球舞踊見学。夜は昨夜の店の隣の回転寿司。

ピンクの花がきれいな綿の木 盛りの時期は過ぎたが市内のあちこちで見られる 


『琉球村』のエイサー。沖縄民族行事の道ジュネーの最後は見物客も一緒になって大勢の踊りの輪に。


湖水鑑賞船から見ることのできる特設舞台での琉球踊り


一周約25分の湖水巡り。船長兼ガイドさんのマイクパフォーマンスが楽しい。


ビオスの丘はランの花がたくさんある。この見事なクリスマスツリーもランの花


【3日目】
おもろ町の「免税店」後に高速道路で満座毛へ。やはり中国人が多い。58号線沿
いのマリオットホテル近くで沖縄そば@100円の昼食。
 『パイナップル園』はカートで園内を周り終点は売店。すぐ隣の『フルーツラ
ンド』では、色鮮やかな五色インコや黄金のさなぎの日本最大の蝶オオゴマダラ
など珍しい鳥や蝶を間近で見られた。喫茶コーナーでは大阪出身のシンガーソン
グライターの娘が熱唱中。
 『ネオパークオキナワ』では広大な敷地内に自然に近い生態での珍しい野鳥や
動物などへの餌やりや触れあいも。パーク内で戦前まで沖縄本島で県民の足と
なっていた軽便鉄道の復古版で園内を一周。途中、運転手が鉄橋から水鳥に餌や
りのパフォーマンス。
 夜はホテル送迎付の民謡酒場『ちぬまん』の三線ライブを楽しむ。大好きな
「芭蕉布」をリクエスト。

恩納村の58号線沿いで見つけた100円の琉球そば。イカの天ぷら付でなんと150円。嘘みたいな値段だ


『パイナップルパーク』 自動運転の電動カートで売店へ直行 見どころなし


熱帯植物園の『フルーツパーク』 パイナップル園のすぐ隣なのにお互いのパンフに双方の地図の掲載なし?


日本最大の蝶、体調13cmのオオゴマダラ サナギは金色でキラキラ光っている


五色インコ 売店の餌で肩に乗ってくる


熱帯の動物や珍しい鳥が広大な敷地内で自然のままの生態を近くで見ることができる『ネオパーク』


入口を入るとすぐに大きな池があり、観光客の餌やりにたくさんの鳥が群がる


かつて沖縄本島を走っていた軽便鉄道(縮尺1/2)で広い園内を一周 型はSLだが動力は電気



【4日目】
早朝、ホテル周辺を散歩。
 今回の最大の目的地沖縄本島最北端の辺戸(へど)岬へ。小宇利大橋を遠望し
つつ、大宜味村を抜け、本島最北端の道の駅「ゆいゆい国頭」で小憩を取り、
58号線をひたすら北上。海も青く天気も快晴。絶好のロングドライブ日和。
 絶景の観光スポット辺戸岬もこの時期は観光客はまばら。切り立った断崖には
万座毛の像の鼻のような奇岩もあり波は静か。岬の丘陵の突端には1972年の本土
復帰闘争の歴史が連綿と刻まれた「祖国復帰闘争記」の石碑が建つ。
 この北部エリアは天然記念物のヤンバルクイナの生息地で有名だが、県民でも
実際に見た人はほぼ皆無。近くの研究所でガラス張りの中で飼われているヤンバ
ルクイナ1羽を有料見学。エサ捜しのため一日中せわしなく動き回っている。
 本島の北東部から山岳道路を通り再び島の西側へ。道端の小さな食堂で昼食。
魚フライ定食600円也。旨い。
 小宇利大橋を往復。真っ青な空もエメラルド色の海も絵葉書のようなきれいな
景色が広がる。
 美ら海水族館の近くの昔ながらの集落にある迷路のように入り組んだ備瀬(び
せ)の静かなフクギ並木を散策。観光バスもいる。
 美ら海水族館でイルカのオキちゃんショーを楽しんだ後、ホテルへ戻りこの日
は部屋で夕食。

沖縄本島最北端の『辺戸(へど)岬』 天気快晴 気温も27度 


岬の先端に建つ『祖国復帰闘争記』の石碑 裏には返還の戦いの歴史がびっしり刻まれている


「ヤンバルクイナ」 エサ探しでせわしなく動き回っているので写真撮るのがやっと


 二度目の小宇利大橋 今回は天気も良く海もきれい 相変わらず観光客は多い


 備瀬の集落にあるフクギ並木 細い散策路が迷路のようにどこまでも延びている


『美ら海水族館』のイルカのオキちゃん劇場 ユーモラスな演技に拍手喝采



【5日目(最終日)】
天気は曇り。朝食前にホテル周辺を散歩。ホテルのすぐ近くのプセナ海中公園見学後、58号線で一路那覇へ。
12時にレンタカー返却
那覇発14:10→ANA→羽田16:30着 羽田は雨。寒い。無事沖縄旅行も終了。

 マリオットホテルは全室オーシャンビューで部屋も広い


 プセナ海中公園 勝浦の海中公園と同じだが魚の種類が多い







ズーラシア(2015年9月)

2015年09月25日 | Weblog
シルバーウィークの最終日秋分の日に横浜動物園ズーラシアへ


このバスは正門と北門のシャトルバスで園内は通らず一般道を走る 






ズーラシアの目玉オカピ


この日はズーラシアプラスの演奏会がありたくさんの子供たちの大歓声で楽しいひととき





九十九里(2015年5月)

2015年05月27日 | Weblog
今回は南房総ドライブの旅
 GW明けの穴場シーズンのためか首都高も京葉道路も順調。
ほぼ予定通り約2時間で九十九里浜に到着。
見渡す限りの広い砂浜はサーファーも観光客もまばら。
 薄いピンクのハマナスも心なしか遠慮がち。
海岸のすぐ目の前には立派な国民宿舎が建っている。
 夏休みシーズンは連日満室だろう。

九十九里のハマナス


目の前に絶景が広がる国民宿舎サンライズ九十九里


海岸線沿いに一直線に延びる九十九里有料道路を大原方面へ。
 いすみ市内で古寺を巡り、大東崎灯台へ向かう。
車一台がやっとの細い山道を登り岬の頂上へ。

灯台近くの飯縄寺。この寺を一人で訪ねる女性客を見かけた。


 初夏の緑に囲まれた小さな白い灯台をバックに
海側の切り立った崖下には真っ青な太平洋が広がる。
 大原側の海岸線には田植えの終わったばかり
の青い田んぼが一望でき、観光客も地元の人達ものんびりと
大自然に囲まれたこの雄大な景色を楽しんでいる。

新緑に映える大東崎灯台。きれいな朝日で有名。


いすみ海岸が眼下に一望できる。


 この灯台の敷地の一角に、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」の
波の絵に大きく影響を与えたといわれる彫刻師「波の伊八」
の紹介コーナーを発見。
 江戸中期五代に亘り約200年引き継がれた伊八の
龍と波の作品は、今でも鴨川市の歴史巡りの観光名所になっている。
思わぬところで思わぬ歴史にめぐり合うことができた。

イラスト画は車だん吉さん。


牛若丸と大天狗の迫力ある彫刻


 勝浦市内に入り海岸線沿いの「朴亭」で遅めの昼食。
てんぷら定食とウニいくら丼を注文。コスパはまあまあ。
ホテル三日月で小憩後、館山方面へ。

「朴亭」の名物ウニいくら丼


 海中公園近くで、以前、青春18切符で真夏にここを
訪れたときに、電車がなくて汗だくで道路を歩いていたところを、
親切な地元の方に車で途中駅にまで乗せてもらったことを
思い出ししばし思い出談義。
 途中の誕生寺にも立ち寄ったが見学時間終了時刻でUターン。

 館山駅から富浦方面へ。途中道の駅でコーヒータイム。
帰りのアクアラインが渋滞との道路交通情報のため
久しぶりに金谷港に立ち寄り回転寿司で夕食。

渋滞時間をずらすため高速を避け、一般道をゆっくり走る。
 途中、きれいな夕景を見ながら仮眠をとり、初夏の遅い日
も暮れてすっかり暗くなったころには渋滞も解消し
順調に帰路へ。
 総行程300Km、約7時間の南房総のドライブ終了。お疲れ様。

富津近くの海岸の夕景

ホテル三日月竜宮城(2015年2月)

2015年03月21日 | Weblog
2015年2月11日(祝)アクアラインで木更津のホテル三日月竜宮城へ
木更津ICからホテルまでは割と近いが、ホテル周辺は何もない殺風景な場所でホテル入口までの道路も細い田舎道。東京湾に面した広大な敷地に場違いのような立派なホテルが忽然と建っている。周辺はまっ平らなので大きなホテルの外観だけが目立つ。
ここは夏は海水浴客で満員御礼の大賑わいだが、季節外れのためか、チェックインよりやや早めの到着のためかロビーは割と空いている。


今宵の部屋は上階の広い和洋室の特別室。ゆこゆこネットのお年玉企画で昨年暮れに予約。
部屋からは目の前の東京湾に沈む夕日が一望できる。何も遮るものがないので見事な夕日。この景色が夜になると一変。
 夕食後、部屋に戻って外を眺めていると、東の空から次から次へと羽田空港に着陸する飛行機の赤や白の灯りが湧き出るように降ってくる。ホテル周辺も目の前の東京湾も真っ暗なので飛行機の灯りのみがポツンと闇夜に浮かび、点となった光だけが次から次へと羽田方面へ横切っていく。時間的に羽田へ戻る飛行機が集中する時間帯とはいえ、実際に目の前をこんなにたくさんの飛行機が飛んでいるのを見たのは初めての体験だ。この季節のこのホテルのこの部屋ならではの思わぬプレゼントに一同大満足の夜だった。


翌朝はアクアラインの見える海側の席でゆっくりと朝食を摂ってから、別棟1階の土産コーナーへ。ここは昨夜の夕食後、地元木更津踊りの講習会をやったお祭り広場の屋台のすぐ横にある。昨夜、この踊りの練習の参加賞として、このお祭り広場の隣にあるトリックアートミュ-ジアムの入場券を人数分いただいた。夏のシーズンは参加者多数のため抽選だそうだが、今宵は我々4人と小さな子供連れのみ参加のため全員にもれなく入場券をゲット。ラッキー。
 

 トリックアートはその出来栄えの見事さにびっくり。本当にどの作品も実際に人がいるように見えたり、イルカが絵から飛び出して泳いでいたり、どれもこれも立体的で非常にリアル。印象に残るいい作品だった。


 チェックアウト後も広いホテル内で、50畳の大広間やたくさんのクライニングシートが並ぶリラクゼーションコーナーで昼過ぎまでゆったり寛いでから出発。やはりホテルは大きいほうがゆっくりできていい。木更津港で昼食後、再びアクアラインで帰途へ。みんな大満足の一泊旅行だった。


 

巾着田(2014年9月)

2014年09月28日 | Weblog
お彼岸の9月23日、今が盛りの彼岸花の群生地日高市の巾着田へ。
JR八高線高麗川駅。巾着田まではここから徒歩40分。ほとんどの観光客は一つ手前の飯能駅から西武線に乗り換え。


巾着田入口のアーチ型のあいあい橋。河原で弁当を広げている人も多い。


ここの彼岸花は一見の価値あり。TVで見るよりはるかに大規模で圧倒される景色。


ちょうど今日が彼岸花の見頃。快晴に恵まれ夏のような暑さ。イベント広場のアイスクリーム売場はどこも大行列。

特設ステージではフラダンスやよさこいチームが盛り上げる。


赤一色の中に白の彼岸花もちらほら


この日は夏日のような暑さ。巾着田をぐるっと一周している高麗川の川原では家族連れなどがしばしの涼を楽しむ。対岸が彼岸花の群生地。


巾着田近くに江戸後期のこの地区の名主の古民家(旧新井家)。ここも巾着田観光客の寄り道スポット。入口の立派な萩の花もちょうど今が見頃。

ガンガラーの谷(2014年8月)

2014年08月31日 | Weblog
ガンガラーの谷で発見された港川人の復元スケッチ。今日のガイドは諸味さん


【日程】8月24日(日)~8月28日(木)
【コース】 羽田→石垣島→黒島(船)→石垣島→那覇→ガンガラーの谷→那覇→宮古島(飛行機)→那覇→羽田

<1日目>快晴32℃ 【石垣島へ】
羽田6:25→ANA1424便(石垣直通)→石垣島9:20着。パラダイスレンタカー@6700(Sクラス)→石垣港近くで昼食(海鮮丼・山海定食)後、石垣鍾乳洞へ。@750(見学時間50分)
 売店で沖縄音楽CD購入。フサキリゾート近くの唐人墓へ。2年前は夕立上がりだったが、今回は快晴。真夏の青空をバックに極彩色の慰霊碑が映える。近くに海岸では海水浴客も。
 ホテルチェックイン後、近くのリゾート地クラブメッド敷地内にある岬をドライブ。高台からの眺望がきれい。川平湾消防署近くの喫茶店で夕食。固い豆腐入りの豚すき丼。味もボリュームも満点。
【泊】石垣シーサイドホテル(眺望悪し部屋変更2F→3F)

オレンジ色の花が鮮やかなホウオウボク 沖縄各地で見られる


石垣鍾乳洞入の口


石垣鍾乳洞内は思ったより広く、天然の水琴窟は澄んだきれいな音がする。



海岸近くに建つ極彩色の遭難中国人の慰霊碑「唐人墓」


ホテル遠景(クラブメッド敷地内の高台にある岬より撮影)


ホテル夕景



<2日目>快晴32℃ 【黒島へ】
 玉取展望台へ。前回来たときは曇り空だったが今回は快晴で真夏の暑さ。高台の展望台から南国の真っ青な空と海をバックに写真を撮る観光客多数。

 快晴に恵まれた玉取展望台 観光客も多い


玉取展望台からの眺望 ここからの一大パノラマは見ごたえがある


 新空港の横を抜けて石垣港近くのレンタカー事務所へ駐車。石垣港内の売店で弁当とスパムおにぎりで昼食。
 石垣港13:00発→観光連絡船@2230(往復)→黒島13:30着。港近くのレンタサイクルで島内をサイクリング。右も左も牧場だけのまっ平らな島で日陰は全くない。とにかく暑い。ようやく島一番高い展望台に辿り着いてすぐ港にUターン。炎天下の灼熱地獄。1H@200

 黒島16:00発→石垣港16:30.待合室内の奥にあるカウンターだけの小さい食堂でマグロユッケ丼と八重山そばで夕食。ここは安くて旨い。穴場だ。       
港近くのアーケード街でお土産を購入。空港へ。
石垣島19:00発→那覇空港20:00→ゆいモノレール(安里駅)→タクシー@500→【泊】沖縄都ホテル(禁煙1010号室へ)

黒島港ターミナル 小さな売店と畳のある待合室がある 黒島観光のスタート地点


牧場の多い平坦な黒島で一番高い展望台 黒島中学校のすぐ隣。とにかく暑かった


石垣港近くの土産店の並ぶアーケード街 日用品の店はない


<3日目>快晴32℃ 【ガンガラーの谷へ】
 ホテルから徒歩でDFS(おもろまち駅)へ。日産レンタカー@3200(軽)。国際通り「キャプテンズ」でステーキランチ。パフォーマンスのみで味はいまいち@1800。
 道の駅「糸満」(ウニの貝殻焼き@200)。ここの食堂は新鮮な魚介が旨そうだ。次回は是非寄ってみたい。

 ホタテにウニを乗せた貝殻焼き これで200円はリーズナブル  


 沖縄平和記念公園を散歩。海岸近くの広大な公園。日本全国から召集された夥しい数の兵士の名前が出身地別に一人ひとり刻まれた御影石のたくさんの慰霊碑が果てしない波のような形に整然と緑の芝生の中に建立されている。ここも真夏の暑さだ。北海道の兵隊さんは大変だったろう。

平和記念公園の戦没者慰霊碑 沖縄戦で亡くなった兵士の名前が出身県毎に刻まれている 


公園の向こうはすぐ断崖 北海道や東北出身の兵士に沖縄の8月は地獄だっただろう。


 (途中降雨の形跡あり)「ガンガラーの谷」へ。ゲイブカフェでコーヒータイム後、16:00からの散策ツアーに参加(事前予約@2200)参加約20人。この日は見学ツアーを臨時開催するほど観光客多数。
 ガイドの諸味氏の案内で太古の岩が崩れて谷になったといわれる「ガンガラーの谷」のツアーに出発。ジャングルのような谷の中には珍しい植物や昆虫があちこちに見られる。眼下には川も流れ、カンテラの灯りで洞窟探検(男性洞窟)もある。歩道は整備されサンダルでも可。ツアーのメインは見上げるような長さ15mの根が見事なガジュマルの大樹をバックに記念写真。人類の祖先といわれる「港川人」の人骨が発見されたのもこの谷。現在もまだ発掘途中のため今後の大発見に乞うご期待とのこと。ツアー時間約1時間20分。充実した内容だった。

自然の大きな洞窟の中にあるゲイブカエ 岩の天井から滴が落ちてくるため傘がある


この日は臨時ツアーも開催されるほど盛況だった「ガンガラーの谷」ガイドツアー


このツアーの目玉、根っこの長さ15mのガジュマルの大樹で記念

 那覇へ帰る途中は天気雨。変な天気だ。レンタカー返却後タクシーでホテルへ。夕食はホテルの連泊サービスの和食レストラン「祇園」のラフティ定食で一杯。 夕食後はホテル近くの首里城の夜間ライトアップを見に坂道を散歩。首里城から眺める那覇の夜景もなかなかきれいだった。

<4日目>32℃ 那覇は快晴。【宮古島へ】
 安里からモノレールで那覇空港へ。那覇10::00発→スカイマーク→宮古島10;50着。
宮古島空港は茶色の屋根瓦にピンクのブーゲンビリアンがよく似合う南国情緒豊かなのどかな空港。スカイレンタカー @4670(軽)で近くの平良港へ。港は人気がなく殺伐として何もない。ガイドブック掲載の砂山ビーチへ着いた途端、突然の土砂降りのため見学断念。

 北のほうの空が晴れていたので、島の最北端にある池間大橋へ(約20分)。こちらは真っ青な快晴。本島と池間島を結ぶ全長1.4kmの直線が海の上を真っ直ぐに走る。この橋が見えた途端、思わず「おっー!」と感嘆の声を上げた。真っ青な空とエメラルドグリーンの海。見事なコントラストだ。天気に恵まれて本当に良かった。

 南の島のエメラルドの海にかかる真っ直ぐな池間大橋 天気が良くて景色は最高


 橋を後にした途端、また土砂降り。少し走ると何事もなかったようにまた快晴。宮古支庁エリアの郊外にある小さな食堂で昼食。トンカツ二段重ねの定食と牛肉ゴロゴロの牛そば。味もボリュームも満足。大当たりの店だ。と喜んだのもつかの間。あっという間にバケツをひっくり返したような土砂降りになり、店の入り口はたちまち大きな水溜りができて身動きできない。小雨になるまでしばし店内で足止め。店の人はこの辺ではよくあることと平然としていた。

 次は島の南部にある「うえのドイツ村」へ。またまた快晴で日差しが強く暑い。広い敷地内には小さな島には不釣り合いな立派な大きな洋館が数件建つ。この一角だけまるで別世界のようだ。明治時代に島の沖合で遭難したドイツの商船を島の人たちが救助したのがきっかけで当時のドイツ皇帝が御礼にこの地に洋館を建てたとのこと。入場無料だが広い園内は閑散として観光客は誰もいない。係員らしき人が数名いるだけ。眼の前の海にはハート型に穴の開いた岩もあり、まさに穴場的な観光地だ。目の前の道路を挟んだ土産物店「琉球の風」内でシークアーサのアイスクリームで一休み。
 平間大橋やその他の観光地へも行きたかったが、飛行機の時間もないので断念。

島の南方にある「うえのドイツ村」の入口 広大な敷地内に観光客は誰もいない 

小さな島には場違いのような大きな立派な洋館 周囲は静かで人気はない


 宮古島発17;35→スカイマーク→那覇空港18:25着。空港から那覇バスで宮古ホテルへ。約30分@230.ホテル近くの「和白」で今回の旅の打ち上げ。

<5日目>32℃ 那覇は快晴。【羽田へ】
  ホテル前から昨夜同様那覇バスで空港へ。売店で昼食のおにぎりと缶ビールを購入。
 那覇発11:10→ANA124便→羽田13;20着。東京は小雨で肌寒い。気温24℃。
 京急で帰宅。お疲れさん。