あの街この町♪

青春18キップやツアー旅行などエコで省エネな小さな旅日記。

九十九里(2015年5月)

2015年05月27日 | Weblog
今回は南房総ドライブの旅
 GW明けの穴場シーズンのためか首都高も京葉道路も順調。
ほぼ予定通り約2時間で九十九里浜に到着。
見渡す限りの広い砂浜はサーファーも観光客もまばら。
 薄いピンクのハマナスも心なしか遠慮がち。
海岸のすぐ目の前には立派な国民宿舎が建っている。
 夏休みシーズンは連日満室だろう。

九十九里のハマナス


目の前に絶景が広がる国民宿舎サンライズ九十九里


海岸線沿いに一直線に延びる九十九里有料道路を大原方面へ。
 いすみ市内で古寺を巡り、大東崎灯台へ向かう。
車一台がやっとの細い山道を登り岬の頂上へ。

灯台近くの飯縄寺。この寺を一人で訪ねる女性客を見かけた。


 初夏の緑に囲まれた小さな白い灯台をバックに
海側の切り立った崖下には真っ青な太平洋が広がる。
 大原側の海岸線には田植えの終わったばかり
の青い田んぼが一望でき、観光客も地元の人達ものんびりと
大自然に囲まれたこの雄大な景色を楽しんでいる。

新緑に映える大東崎灯台。きれいな朝日で有名。


いすみ海岸が眼下に一望できる。


 この灯台の敷地の一角に、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」の
波の絵に大きく影響を与えたといわれる彫刻師「波の伊八」
の紹介コーナーを発見。
 江戸中期五代に亘り約200年引き継がれた伊八の
龍と波の作品は、今でも鴨川市の歴史巡りの観光名所になっている。
思わぬところで思わぬ歴史にめぐり合うことができた。

イラスト画は車だん吉さん。


牛若丸と大天狗の迫力ある彫刻


 勝浦市内に入り海岸線沿いの「朴亭」で遅めの昼食。
てんぷら定食とウニいくら丼を注文。コスパはまあまあ。
ホテル三日月で小憩後、館山方面へ。

「朴亭」の名物ウニいくら丼


 海中公園近くで、以前、青春18切符で真夏にここを
訪れたときに、電車がなくて汗だくで道路を歩いていたところを、
親切な地元の方に車で途中駅にまで乗せてもらったことを
思い出ししばし思い出談義。
 途中の誕生寺にも立ち寄ったが見学時間終了時刻でUターン。

 館山駅から富浦方面へ。途中道の駅でコーヒータイム。
帰りのアクアラインが渋滞との道路交通情報のため
久しぶりに金谷港に立ち寄り回転寿司で夕食。

渋滞時間をずらすため高速を避け、一般道をゆっくり走る。
 途中、きれいな夕景を見ながら仮眠をとり、初夏の遅い日
も暮れてすっかり暗くなったころには渋滞も解消し
順調に帰路へ。
 総行程300Km、約7時間の南房総のドライブ終了。お疲れ様。

富津近くの海岸の夕景