今回のルート(上野6:50-快速ラビット→宇都宮-黒磯→郡山10:40-快速会津ライナー→喜多方12:16~喜多方ラーメン~13:49→会津若松14:05~会津若松城~16:21→郡山17:37~郡山発18:15→小金井20:45湘南ライナ-)
当日の天気予報では郡山は曇りから雨との予報だったが、思い切って東北本線に乗車。黒磯駅で途中下車したが快晴。午後からの悪天候を予想して、先に喜多方へ行ってから会津若松に戻るルートに予定を変更。
郡山から直通運転の快速会津ライナーは、在来線の特急電車とまったく同じ車両で、座席も立派で非常に快適。発車間際に飛び乗ったが車内もそんなに混み合ってなく何とか座ることができた。赤と黒の車体に郷土玩具の赤ベコのイラストが描かれており、初めての磐越西線で気分もすっかり旅行気分。車窓には青々とした山や田んぼの夏景色が広がり、遠くに磐梯山が見える。
会津若松でほとんどの乗客が降り、ここから電車がスイッチバックのように反対方向に走り始めたのでびっくり。後で調べたら只見線と新潟方面が交差しているので反対方向になったことが判明。
終点の喜多方駅まで乗った人は少なかった。ちょうど昼時だったので、喜多方駅前の観光案内所でパンプをもらい、蔵の町の散策ルートやラーメンマップでおいしいラーメン屋さん探し。小型のレトロの市内観光バスもあったが、帰りの電車までにあまり時間もないため歩いて回ることに。夏の日差しが強くたちまち汗がダラダラ。
インターネットにも載っていて、観光案内所の人も紹介してくれた「坂内食堂(ばんない)」へ。店の前に車が何台かあり、混んでいると思ったが、1時過ぎのためか地元のサラリーマンや家族連れが多いが比較的空いて、小上がりの座敷に座れた。店内は名前の通りごく普通の「食堂」そのもので建物も古く、テーブル席と小上がりでかなり広いがお世辞にもきれいとはいえない。店員は男性だけで6~7名くらいか。
料金先払いで名物の肉そば(900円)と冷たいビールを注文。
パンフレットの写真に偽りなく一面にチャシューがびっしりで麺が見えない。麺は太麺の縮れ麺で黄金スープと呼ばれる透き通ったうすい醤油味。
有名店なのであまり味は期待していなかったが確かに旨い。ふと周りを見るとほとんどの人が同じ「肉そば」を食べていた。もっとも注文種類が肉そばとネギそばなど4種類しかないので当然か。ちょうどテレビでは甲子園の福島大会の決勝戦の真っ最中。
お腹もいっぱいになったので市内の蔵造りの町並みを散策しようと歩き始めたが、それらしき建物が見当たらない。一軒だけ近くにレンガ壁の2階建の蔵があったので、入って見学ルートを歩いていたら、醤油屋さんの店先の中に出た。案内のおばあさんの手馴れた口上で蔵の歴史などを聞いたところ、この建物がNHKの「美の壺」という谷啓の番組で紹介されたとのこと。この番組は好きで良く見ているので、もしかしたらこの蔵をTVで見たのかも知れない。
蔵の中にある座敷のテーブルや柱は、約200年も前に黒柿という木目のきれいな珍しい柿の木作られたもので、値段は付けられないが、おばあさん曰く「TVでは現在の値段では数百万円すると言われている」とのこと。
そのままおばあさんの口上に乗せられてだし醤油をお土産に買うことに。
喜多方は蔵造りの建物は多いが、ほとんどが現住建物のため一般には公開していないそうだ。この建物と同じように一般公開しているところがもう一件あり、そこは有料見学で総檜造のかなり立派な建物で観光パンフにも載っているが、このおばあさんの弟の家だそうです。
喜多方から次の目的地である会津若松へ。天気は快晴。
駅前から市内周遊バス「ハイカラさん」に乗ろうと思ったが、時間が合わないため、路線バスで会津若松城へ。約10分で西門入口に到着。立派なお堀を渡って城内へ。城の周りは公園になっていて、芝生もきれいで桜の木も多く、お花見の季節はかなりの人で賑わうだろう。
幕末の悲劇の舞台となった会津若松城(別名鶴ヶ城)は、比較的小さい城であるが、天守閣までの7層の各階には、当時の城内の模様や会津の歴史、生活文化が展示され、思ったより内容が濃く、500円の入場料では安いくらいに見所がたくさんあった。
天守閣からは、会津若松市内や遠く白虎隊の飯盛山や磐梯山などの眺望がきれいで、わずか140年前に大勢の会津武士の血の歴史があった地とは想像できない。
帰りのタクシーの運転手の話によると、昔は会津若松は観光名所として賑わったが、ご他聞にもれず若者が都会に流出し、夏は暑く冬は寒い盆地のため今は観光客もめっきり減り、見所といえば会津若松城と飯盛山ぐらいしかないですよとの寂しい言葉。
やはり天気予報があたり、帰りの会津若松駅から郡山への途中で土砂降りの雨が降ってきた。予定を変更して正解!。
郡山ではゆっくり歩く時間がなく、駅前を歩いているうちに帰りの電車ギリギリになり、慌てて夕食の釜飯と缶ビールを買って車内へ。思ったより混んでいてしばらく弁当を食べられなかったが、今回は思い切って遠出した甲斐があった。青春18切符はすごい!
当日の天気予報では郡山は曇りから雨との予報だったが、思い切って東北本線に乗車。黒磯駅で途中下車したが快晴。午後からの悪天候を予想して、先に喜多方へ行ってから会津若松に戻るルートに予定を変更。
郡山から直通運転の快速会津ライナーは、在来線の特急電車とまったく同じ車両で、座席も立派で非常に快適。発車間際に飛び乗ったが車内もそんなに混み合ってなく何とか座ることができた。赤と黒の車体に郷土玩具の赤ベコのイラストが描かれており、初めての磐越西線で気分もすっかり旅行気分。車窓には青々とした山や田んぼの夏景色が広がり、遠くに磐梯山が見える。
会津若松でほとんどの乗客が降り、ここから電車がスイッチバックのように反対方向に走り始めたのでびっくり。後で調べたら只見線と新潟方面が交差しているので反対方向になったことが判明。
終点の喜多方駅まで乗った人は少なかった。ちょうど昼時だったので、喜多方駅前の観光案内所でパンプをもらい、蔵の町の散策ルートやラーメンマップでおいしいラーメン屋さん探し。小型のレトロの市内観光バスもあったが、帰りの電車までにあまり時間もないため歩いて回ることに。夏の日差しが強くたちまち汗がダラダラ。
インターネットにも載っていて、観光案内所の人も紹介してくれた「坂内食堂(ばんない)」へ。店の前に車が何台かあり、混んでいると思ったが、1時過ぎのためか地元のサラリーマンや家族連れが多いが比較的空いて、小上がりの座敷に座れた。店内は名前の通りごく普通の「食堂」そのもので建物も古く、テーブル席と小上がりでかなり広いがお世辞にもきれいとはいえない。店員は男性だけで6~7名くらいか。
料金先払いで名物の肉そば(900円)と冷たいビールを注文。
パンフレットの写真に偽りなく一面にチャシューがびっしりで麺が見えない。麺は太麺の縮れ麺で黄金スープと呼ばれる透き通ったうすい醤油味。
有名店なのであまり味は期待していなかったが確かに旨い。ふと周りを見るとほとんどの人が同じ「肉そば」を食べていた。もっとも注文種類が肉そばとネギそばなど4種類しかないので当然か。ちょうどテレビでは甲子園の福島大会の決勝戦の真っ最中。
お腹もいっぱいになったので市内の蔵造りの町並みを散策しようと歩き始めたが、それらしき建物が見当たらない。一軒だけ近くにレンガ壁の2階建の蔵があったので、入って見学ルートを歩いていたら、醤油屋さんの店先の中に出た。案内のおばあさんの手馴れた口上で蔵の歴史などを聞いたところ、この建物がNHKの「美の壺」という谷啓の番組で紹介されたとのこと。この番組は好きで良く見ているので、もしかしたらこの蔵をTVで見たのかも知れない。
蔵の中にある座敷のテーブルや柱は、約200年も前に黒柿という木目のきれいな珍しい柿の木作られたもので、値段は付けられないが、おばあさん曰く「TVでは現在の値段では数百万円すると言われている」とのこと。
そのままおばあさんの口上に乗せられてだし醤油をお土産に買うことに。
喜多方は蔵造りの建物は多いが、ほとんどが現住建物のため一般には公開していないそうだ。この建物と同じように一般公開しているところがもう一件あり、そこは有料見学で総檜造のかなり立派な建物で観光パンフにも載っているが、このおばあさんの弟の家だそうです。
喜多方から次の目的地である会津若松へ。天気は快晴。
駅前から市内周遊バス「ハイカラさん」に乗ろうと思ったが、時間が合わないため、路線バスで会津若松城へ。約10分で西門入口に到着。立派なお堀を渡って城内へ。城の周りは公園になっていて、芝生もきれいで桜の木も多く、お花見の季節はかなりの人で賑わうだろう。
幕末の悲劇の舞台となった会津若松城(別名鶴ヶ城)は、比較的小さい城であるが、天守閣までの7層の各階には、当時の城内の模様や会津の歴史、生活文化が展示され、思ったより内容が濃く、500円の入場料では安いくらいに見所がたくさんあった。
天守閣からは、会津若松市内や遠く白虎隊の飯盛山や磐梯山などの眺望がきれいで、わずか140年前に大勢の会津武士の血の歴史があった地とは想像できない。
帰りのタクシーの運転手の話によると、昔は会津若松は観光名所として賑わったが、ご他聞にもれず若者が都会に流出し、夏は暑く冬は寒い盆地のため今は観光客もめっきり減り、見所といえば会津若松城と飯盛山ぐらいしかないですよとの寂しい言葉。
やはり天気予報があたり、帰りの会津若松駅から郡山への途中で土砂降りの雨が降ってきた。予定を変更して正解!。
郡山ではゆっくり歩く時間がなく、駅前を歩いているうちに帰りの電車ギリギリになり、慌てて夕食の釜飯と缶ビールを買って車内へ。思ったより混んでいてしばらく弁当を食べられなかったが、今回は思い切って遠出した甲斐があった。青春18切符はすごい!
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