手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

駒場東大散策②

2013年05月28日 | 日記

 駒場東大構内散策②回目です

 

構内を散策していると気持ちの良い道がたくさんあります

このタイルの道は初夏の日差しを木陰が遮り、気持の良い影を提供してくれます

秋もきっと素敵なんでしょう

矢内原公園

学生の試験ボイコット事件の際、正門を通ってはいけないとなった東大で

矢内原忠雄総長が自ら生垣を押し開けて通ったことにより「矢内原門」と呼ばれる

通行可能な通路になったという逸話の門があった場所だそうです

「矢内原門」の跡に石碑があります

矢内原さんは愛媛の今治出身で、植民政策学者であり

南京事件に対して糾弾したり、キリスト教信仰に基づく信念と平和主義を説き続けた方なのです

学生達(航空部かな?)のグライダーが収納されているトレーラーです

「中身はグライダーで、みんなで活動しているんです」

部員の学生たちがハキハキとした口調で教えてくれました

爽やかな彼らです

合宿があるようで、この後格納庫隣からいなくなっていました

駒場池こと一二郎池

昔はこの池をわたる風が涼しくなるので天然のクーラーとして用いられたそうです

以前は汚かったらしいですが、ずいぶん整備されて近所の家族がザリガニつりを楽しんでいました

そんなのんびりした池ですが

東大に合格する前にココに来ると浪人するというジンクスがあったようです

だって「1~2浪」池ですから

鬱蒼としていた池も、2008年に改修・整備されたのでキレイになりました

目黒川の支流の水源にもなっていたそうです

今も湧水が!

このベンチ

座ると「イイコト」があるそうです! 探してみてね

もちろん座ってきました(*´ω`*)v

次は昼食です(つづく)

 


駒場東大散策①

2013年05月28日 | 日記

今回は目黒の駒場にある東京大学(有形文化財建造物)の構内などを散策してきました

三女の母校の先生(今は大学で教えていらっしゃいます)にガイドをお願いする

贅沢な一日でした

少しづつですがご紹介させて頂きます

久しぶりの井の頭線に乗り込み、渋谷から2駅

我が家から比較的近いのに初めて降りる「駒場東大前」駅

降りて1分も歩かない、というより東大の敷地内に駅からの階段が直結されています

正門前に花壇があり、季節ならではのバラたちがそれぞれの色を個々に主張している姿が愛おしい

この日は暖かい日差しをお天道様も花たちに降らせていました

参加者全員が集まったところでいざスタート!

時計の付いている建物・1号館(旧制第一高等学校本館)はまるでミニ安田講堂です

正門には第一高等学校時代の校章がはめられています

この校章はオリーブと柏葉を象ったものだそうです

ギリシャ神話に基づいて橄欖アテナの「文」と軍神マルスの「武」を表しているのだとのこと

駒場の講堂はコチラ

イオニア式は古代ギリシャの建築様式の一つです

講堂にはパイプオルガンがあり、一般の人も申しこめば聴きに行けるそうです

また東大闘争の時にはここで三島由紀夫と東大全共闘の討論が行われたと言います

(この日は国立大学入試センター事務職員採用のテストで中は見れませんでした)

 講堂の裏手

 何だか高原の教会みたいです

  この百合のデザインのある建物は1号館(時計の建物)です

ここの時計は職人さんがきちんと管理しているそうです

大事にされているんですね

レンガはドイツ製で、戦争でも焼けないくらい丈夫なのだそうです

(日本はその頃、まだ頑丈なレンガは焼けなかったために輸入したらしい)

百合のレリーフもドイツ製(白百合の花言葉は純潔、栄華、威厳)です

駒場博物館(旧一高図書館)

「イザベラ・バード展」は日本の昔の生活を紐解く上でも面白く 

一体彼女は言葉が違う国で、生活の道具やお金・22才女性の必要なものなど

どのように世界中を旅行したのか?・・・興味は尽きません

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つづく