浜町の一角に慶応2年より茶碗蒸し・蒸し寿司のお店として開業された「吉宗」
ここが本日の夕食に選ばせて頂きました
店内に入ると下足番の方がいらっしゃるので人数と1Fか2Fかを申告します
下足番の方が木札を強く打ち付けてから客に渡されます
「吉宗」という店名は徳川吉宗からの命名ではなく
お店の初代が吉田宗吉信武さん(四国伊予出身)だったからだそうです
昭和2年には製造が間に合わなくなったらしくドイツの石炭ボイラーを導入したそうです
それだけ昔から流行っていたのですね
そのような中でも昭和19-25年は戦争の影響で物資が不足し休業をされたそうです
昭和初期に建てられた浜町(本店)の木造店舗!
2Fの格子から外を眺めるのも特別感があります
2Fの座敷席。赤い毛氈の向こうは畳のイス席
長女は刺身定食
角煮の脂身があっさりしていて食べやすい
私は角煮定食 ・・・どっちも蒸し寿司を注文しないというΣ(´∀`;)
東京生まれ育ちの私たちにとって蒸し寿司は近い存在ではないからかな~?
このフタ付きのお丼の中に茶碗蒸しが! それにしても大きい
しいたけとピンクのかまぼこが可愛らしく・・・ (右は私の覚え書き)
ところが私の茶碗蒸しはほぼデフォルト状態でした(具が沈んでいるだけでしたので安心)
定食に付いてきた陶器のスプーンが可愛くて使いやすいのです
イメージはまるでコンプラ瓶!
決めが細かく、口当たりがなめらか!味付けも薄味で♪ また食べたいなー 銀座、行っちゃおうかな?
2Fから町家をイメージした中庭をフカンで撮影 1Fは靴のままのイス席
おくんちでは「くじらの潮吹き」がここの町の笠鉾
ちょっとした所におくんちの絵が掛けられているのを見ると
町を大事にしている長崎の方々の気持ちが伝わってきます
そんな嬉しい気持ちをお腹にためてホテルへ帰った私たちにショックな天気予報・・・
ううう、明日は午前中「軍艦島ツアー」に申し込んでるのに、大丈夫かな?