四国 3日目
ホテルをチェックアウトした私たちは 明るい道後温泉も見てみたいとの長女のリクエストで
再度 道後温泉本館へやって参りました
長女は 路面電車に乗り 私たちはレンタカーで
明るい時の道後温泉もイイデスネ~
またぐるりと周りを廻ってしまいました 簾(すだれ)がかかるのは9月いっぱいだそうです
自転車のおねえさんの向こう側が 皇室専用浴場「又新殿」です
入口の屋根の上には 龍・鳳凰・湯玉(下の屋根から順)が乗っています
屋根の青い銅葺きの部分は 昔全て「桧皮葺」(ひわだぶき)だったそうです(神社と同じ)
屋根の形も「唐破風」(からはふう)
彫刻も凝ってます! 波は水を連想させるので 火事予防でしょうか
玉の石の近くの白鷺
白鷺もここの温泉で湯治をしていたらしく それを見た人が傷病の治療に使用することになったともあります
玉の石の奥には 「千と千尋の神隠し」に出てきそうな外階段が・・・!!!
道後温泉本館脇にある 「坊ちゃん広場」では 夏目漱石が湯上りの汗を拭いています
甘いもの好きの漱石は 今ならここで売られている 柑橘系のアイスも食べるのかなあ?
こってりしたのが好きだったらしいから 反対の手にはきっと隣店で売っているタルトも持っていると思います
松山郵便局本局で買った絵葉書
浴衣でそぞろ歩く事の出来る道後ならではのデザインです
松山市の花は「ヤブ椿」 昭和47年に決められました
香川で買った「うどん県葉書」を 松山の切手で投函
松山中央の郵便局に風景印をお願いしました (松山、沢山盛込んでます)
次は-------------------っと
夏目旅館から石段をあがり 道後温泉駅を臨みます
ここは
伊佐爾波神社さんです! 八幡造りの建造物です
左三つ巴 伊佐爾波神社さんって
道後温泉本館を新しく建て直し、道後鉄道を設立した「伊佐庭如矢」さんとの繋がりはないのかなー?
誉田別命(応神天皇)・足仲彦命(仲哀天皇)・氣長足姫命(神功皇后)と
宗像三女神(市杵島姫命・多岐津姫命・田心姫命)がお祀りされています
あ、素鵞社もあります~
はじめ 本殿(重要文化財)の 「前殿は昼の座所・後殿は祭神の夜の座所」となっています
公のお仕事とプライベートな寝室を分けているだなんて、神様も人間チックなのですね~
と感心していたら 主祭神の方々は天皇皇后でいらしたので 納得です
回廊(重要文化財)を歩きます 手の込んだ造りのお神輿です
わぉ! お百度参りに使う 「お百度石」~
上半分に使用した形跡があるような・・・
昔、100日かけて願い(病気平癒など)を掛けましたが
簡略化されて1日に100度願いを掛けるのもお百度として成立するようになりました
そのためにお百度石が立てられたと思われます
↑ 一番上のマークは何だろう?と思い、調べてみました
「文化愛護シンボルマーク」と呼ばれるものだそうです 文化庁が昭和41年に定めました
広げた両手の手のひらをパターン化して 日本建築で重要な木組みイメージを表し
文化財という遺産を過去・現在・未来と永遠に伝承するという精神を示しています
初耳~
伊佐爾波神社さんは ちょっと緊張するけど 知人のお宅に伺ったような感じがする神社さんでした
長女がもっと御朱印帳を埋めたいというので 次は「椿神社」さんに行きましょう~!