ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【3日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

2011-10-31 21:32:09 | 南アルプスの山
2006年1月1日

南御室小屋(8:45) === 薬師岳(10:22-10:55) === 観音岳(11:22-12:00)
=== 地蔵岳オベリスク(13:45-14:15) === 鳳凰小屋(15:05)


縦走路を行く

鳳凰三山とは薬師岳(2780㍍)・観音岳(2840㍍)・地蔵岳(2764㍍)という三つの山の総称。
それぞれに仏の名が付けられていることからも山岳信仰の篤い山であったことがうかがえる。

この日、1月1日は、今回の山行のメイン。
まずは初日の出を拝み、鳳凰三山のそれぞれの頂を目指す。
というわけで起床は4:00を予定していた。

南御室小屋は樹林の中にあるため、初日の出を見るためには、
暗いうちに出発して森林限界点まで歩かねばならないからだ。

が、が、が、が、が、しか~~~し。。。

あろうことか二人して二度寝。起きたら7時15分。


白峰三山(右から北岳、間ノ岳、農鳥岳)

ここに初日の出山行の名は有名無実化したわけだが、もうしょうがない。
どうあがいてもこの日の太陽は巻き戻しできない。
といっても、まさか2時間近くも二度寝してしまうとは驚いた。

おかげで出発したのは8:45。
冬山でこんな遅い出発はありえないと思う。

反省。

森林限界点までは南御室小屋から1時間くらい。
この日も良い天気だった。
一日中、白峰三山は左手にあり、仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳、
北アルプスに八ヶ岳、奥秩父の山々もよく見えた。


歩いてきた稜線を振り返る

稜線に出ると、風で飛ばされてしまうのか本当に雪がなくなる。
この年は前の年の12月から雪の多い年で新潟県などでは、
各所で雪害をもたらしていたくらいだったのに、
南アルプスあたりではそんな雪の影響も少ないみたい。

吹き溜まりでも50cmくらい、稜線はほとんど夏道だった。
アイゼンにワカン、スコップなど冬山装備は万全だったが、
少なくともこの日までは無駄ボッカだった。

「この日までは」というのも、翌日の最終日は、
朝から雪になり無駄ボッカも無駄ではなくなったからだ。


薬師岳(2780㍍)山頂にて

10:22に薬師岳。11:22に観音岳。13:45に地蔵岳のオベリスク。
出発は遅かったものの、順調に歩けたため、ちょっと多いくらいに休憩をとりながら歩いた。
ただ、残念なことにオベリスクは断念。登ったふりをして満足とする。

オベリスクは岩峰のため、それなりのクライミング技術がないとケガをしかねない。


地蔵岳のオベリスク

15:05には鳳凰小屋に到着。鳳凰小屋も年末年始は営業している(2006年現在)。
しかし、この小屋のテント泊用?!のトイレは最低最悪だった。
どんなにトイレに行きたくなっても絶対に行きたくないトイレだった。

環境にも最低最悪なトイレ。一日も早く改修してもらいたい。
この日の夜は雑煮雑炊を食べた。美味しかった。


朝:ベーコンチーズホットドッグ / 昼:嗜物 / 夜:雑煮雑炊

【4日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

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