ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【4日目の続き】アンテロープキャニオン。

2012-10-21 18:43:10 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月10日

ペイジ(Page)===ホースシューベンド===ロウアーアンテロープキャニオン===アッパーアンテロープキャニオン===モニュメントバレー

ホースシューベンドを後にして次なる行先はアンテロープキャニオン。
アンテロープキャニオンもペイジの町から車で10分くらいだろうか。

何度も言うが、二人とも秘かに楽しみにしていたのだ。
ぜひ、“アンテロープキャニオン”で画像検索して欲しい。
とても美しいサンビームとともにアンテロープキャニオンの
写真がたくさん出てくるはず。Please check it out!!

が、しかし、結果から言うとこのアンテロープキャニオン。
期待していたほどの感動を受けず、、、残念無念。
期待のし過ぎは何事もいけないのかな。。。

というのもの、このアンテロープキャニオンは、国立公園ではない。
じゃあ、管理はどこがしているのかと言うと、ナバホ族の皆様。

そして、このナバホ族の皆様、金、金、金、金、でなんか幻滅。
アンテロープキャニオンは、ロウアーとアッパーと二ヶ所あるのだけれど、
場所的に近いのにそれぞれに入園料としてそれなりの金を取られます。

ロウアーアンテロープキャニオンは2人で52ドル。
アッパーアンテロープキャニオンは2人で80ドル。

しかも、アッパーアンテロープキャニオンにいたっては、
サンビームが美しい正午前後を狙って普通の2倍近い金額。

もちろん、サンビーム見たかったですからね。
払いましたよ。二人で80ドルも。
にもかかわらず、見れなかったのですよ!サンビーム!!

なぜかって??

雨!!いきなり雨!!
にわか雨的な雨ね。

で、さらに腹立つのがナバホ族の皆様、
雨が降りそうなのわかってたみたいなのね。

だったら、最初に言えよ!と。
親切心の欠けらもない態度にイライラ。

サンビームが見れないのにどうして通常の2倍近い金を払わねばならないんだ!
と、気持ちは私たち2人以外の観光客も同じだったらしくて、みんなで猛抗議。

最初からわかってたんだったら金返せ!!と。

で、ナバホ族の皆様。

それには応じられない!!今、ボスがいない!!応じられない!!の一点張り。

ナバホ族の皆様にとっては貴重な収入源だとは思う。
そこはわかる。わかるのだけれど、やっぱり納得いかんのさ。
そんな対応していると結果的に観光客減ると思うよ。
と、言ってあげたかったけど、そこまでは言わずさようなら。

そんなわけで、なんとも期待を裏切られてしまった
アンテロープキャニオンになってしまったのだけれど、
いちおう写真を載せてみたいと思います。

では、まずはロウアーアンテロープキャニオンからどうぞ。


コークスの発電所

国立公園ではない証でしょうか。
アンテロープキャニオンのそばには発電所が煙をモクモク。
ロウアーアンテロープのロウアーは英語ではLower。
アッパーはUpperで、ロウアーはアッパーよりも下にあるからロウアー。


ほったて小屋

ロウアーアンテロープキャニオンの申込所です。
すごい受付の手際が悪く、前の人とトラぶってるし。
30分以上並ばされてここでもイライライライラ。


注意事項

お金払っても勝手には行けません。
ナバホのお兄ちゃんの案内がつきます。

いろいろと注意事項が書いてあります。
壁を傷つけるなとか、登るなとかいろいろ。


ロウアーアンテロープキャニオンの入口

この裂け目に入っていくのです!!
ちなみに、ここは川床です。
今は涸れていますが一雨降ると水が流れます。

アンテロープキャニオンはキャニオンの名の通り、
川が長い年月をかけてつくった造形美なのです。


狭い狭い

ビックな人は入ることができません。


中はこんな感じです

入口の狭さから想像するよりだいぶ広いです。


きれいなことはきれい

300mくらいのコースになっているのかな。
帰りは地上をテクテク歩いて戻ります。


ジープで移動

続いてアッパーアンテロープキャニオンへ。
ロウアーアンテロープキャニオンから車で2分くらいのところに受付があり、
時間になるとそこからジープに載せられて移動します。

なんかすれ違った日本人のツアーグループ全員がマスクをしていたのを見て、
外国人たちは大爆笑。ものすごい恥ずかしい思いをしましたよ!!
どこのツアーか知らないけれど、病院の隔離病棟に収容されるような風景。
あのね、日本人、ひ弱過ぎ。もっとしっかりしろよと思う。


雨のアッパーアンテロープキャニオン

基本的にロウアーアンテロープキャニオンと景色は変わらない。
アッパーアンテロープキャニオンの売りは何といってもサンビームなわけですから、
それが見れないのであれば正直ロウアーアンテロープキャニオンで十分。


なんだかなぁ~

感動が薄れてしまって80ドルをどぶに捨てた感じでした。


サボテンに癒される

ということで、アンテロープキャニオンにさよならして、
次なる目的地であるモニュメントバレーへドライビング。


この先スコール注意

大気が不安定だったらしくそこかしこでスコールが。
雨が降っているのがわかるわけです写真のように。
ちなみに、上の写真にもしも突っ込んで行くとすごいことになります。


反対側は晴れてたりします

お昼はモニュメントバレー手前の町ケイエンタで。
ジェネラルストアでお惣菜を買って車の中でほおばりました。
安くてうまいよ~。チキンが美味しかった~。


モニュメントバレー到着

てなわけでモニュメントバレーに到着。
モニュメントバレー観光は明日にしてロッジに直行。


久しぶりに洗濯もしました

長期のバックパックで欠かせないのが洗濯です。
ロッジ近くのランドリーで地元民に混じって洗濯。


夜ごはん

夜ごはんは素麺にしました。
日本食は落ち着きますね。

ちなみに、この日宿泊した宿は「Goulding's Lodge」でした。
この旅の中で一番高かった宿だった気がします。
http://www.gouldings.com/


朝:シリアル、オレンジジュース / 昼:チキンウィング、サラダ / 夜:素麺、マカロニサラダ

【5日目】美しき朝焼け。モニュメントバレー。

【4日目】ホースシューベンド。馬の脚のような曲がり角。

2012-10-21 14:40:31 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月10日

ペイジ(Page)===ホースシューベンド===ロウアーアンテロープキャニオン===アッパーアンテロープキャニオン===モニュメントバレー

4日目。

今日はこの旅の中で二人とも秘かに楽しみにしていた一日。
別に“秘かに”じゃなくてもいいのですが、
特に国立公園を見てまわるわけでもないので“秘かに”。

見所は、、、
グレンキャニオンダム、
ホースシューベンド、
アンテロープキャニオン。

そんな中でも、アンテロープキャニオンの美しさは、
いろんな写真を見て知っていたので期待しまくり。

というわけで、この日は国立公園ではない見所をめぐって、
次なる目的地であるモニュメントバレーへ移動する一日。

地図に落とすとこんな感じです。


from Page to Monument Valley Route map

朝、モーテルの朝食を一番乗りでいただく。
(※宿泊料金に朝食こみこみなのでした)

いや、特に意識しての一番乗りではなく、
てっきりグランドキャニオン国立公園とペイジには
時差が発生してると勘違いしていた私たち。

つまり、、時差のおかげで7時だと思っていたのが実際は6時だったわけで。

ちなみに、朝食といっても、おそらく日本人の多くの人が想像するのと違います。
経験上、宿泊料金に朝食がこみこみのモーテルの場合、
温かい作りたてとかね、基本的にあり得ないと思います。

ヨーグルト、牛乳、ベーグル、オレンジ、ゆで卵、ワッフル(セルフサービス)、
オレンジジュース、アップルジュース、コーヒー、シリアル、etc..

定番はこんな感じでしょうかね。

というわけで、この日はまずペイジの町から車で5分、
グレンキャニオンダムを見学しに行ってみました。


グレンキャニオンダム

まさにグランドキャニオンのような渓谷にダムが造られています。


レイクパウエル

このダムに堰き止められてできた湖はレイクパウエルと呼ばれています。

今ではウォータースポーツのメッカだそうで、ペイジの町も、
このダムができたからこそ栄えることができたそうです。

ただ、このダムに沈んだ渓谷は、
グランドキャニオンに匹敵する美しさを
持っていたとも言われています。

今となってはその姿を見ることはできませんが、
ペイジの町の繁栄と同時に失ったものも
ものすごく大きかったのだと思うとやりきれません。

さて、続いて、ホースシューベンドに行ってみることに。
こちらもペイジの町から車で10分ほどの見所です。


歩きます

ルート89沿いに標識があるのですぐにわかります。
駐車場があり、そこから片道20分くらい歩きます…。


周囲はこんな感じ

太陽を遮るものは何もなく結構熱くて辛いです。
水は持っていたほうがベターかもしれません。


同化

こんなことしてふざけたりしながら歩きます。


ホースシューベンド

で、肝心のホースシューベンドが上の写真です。
まさに、Horse Shoe Bend。
まさに“馬の脚のような曲がり角”です。
コロラド川がつくりあげた奇景ですね。


ハートでホースシューベンド

写真だと伝わりにくいかもしれませんが、
ここはかなり迫力あります。絶景です。
自然の力って本当にすごいなと驚かされます。

てなわけで、またテクテクと20分かけて駐車場に戻るのです。


【4日目の続き】アンテロープキャニオン。

【3日目の続き】さよなら。グランドキャニオン国立公園。

2012-10-21 12:14:08 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月9日

グランドキャニオン国立公園===ペイジ(Page)

お昼を食べて、グランドキャニオン国立公園ともお別れのとき。
次なる町、ペイジに移動するため出発。


from Grand Canyon NP to Page Route map

ペイジまではグランドキャニオンから2時間~3時間。
グランドキャニオンのイーストリムを経由して行く。

もちろん、せっかくなので、イーストリムの各見所を訪問しつつペイジへ。


グランドビューポイント

まずはサウスリムでもっとも標高の高いグランドビューポイントへ。
たぶん、おそらく、上の写真がグランドビューポイントからの眺望。
正直、どの写真も似たりよったりなのでどこで撮ったか記憶が曖昧…。


モランポイント

続いて、モランポイント。モランとはMoranのことで、画家。
たぶん、おそらく、上の写真がモランポイントからの眺望。


リパンポイント

そして、数ある展望台の中で最も美しいと言われているリパンポイント。
上の写真は間違いなくリパンポイントからの眺め。
ただし、正直、どこの展望台からの眺めも素晴らしく好き好きはそれぞれだと思う。


デザートビュー

最後に、ここがデザートビュー。
イーストリムの終点です。


デザートビューからの眺望

デザートビューはグランドキャニオン国立公園の東の端でもあり、
その名の通り、カメラを東に向けると広大な砂漠が広がっています。

ここで本当にグランドキャニオンともお別れ。
東口のゲートを通り、Goodbye Grand Canyon.


火星?!

目指す次なる町、ペイジまでの道もまた圧巻。
ここは火星ですか!?というような眺めを左手にドライブ。

ちなみに、このあたりの地域はナバホ族という
ネイティブの居留地になっています。
どうみても貧しい土地に、いろいろと思うところありました。
アメリカの歴史の結果、と言ってしまえばそれまでですが…。


ビックサンダーマウンテン

途中、嫁さんがビックサンダーマウンテンだね、と言った場所。
赤茶けた大地。とにかくこんな場所を運転していく。


ペイジへ続く一直線

ここまで来るとペイジはもうすぐそこ。
上の写真、けっこう好きな写真なんです。
なんというか、すごい真っ直ぐなんです。

というわけで、無事にペイジへ到着。
宿の名はペイジボーイモーテル(Page Boy Motel)。
http://www.thepageboymotel.com/

疲れ果て、眠すぎてもう限界。
ミートソースが美味しかった。


朝:お茶漬け / 昼:サラダ、ハム / 夜:スパゲティミートソース

【4日目】ホースシューベンド。馬の脚のような曲がり角。

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