紀美野町で鍾馗さんの刻印を撮影したあと、
経由地は違いますが、9月24日にも行っている九度山町へ向かいました。
このお宅の鍾馗さんは薄暗いところにいるため前回は手ぶれ写真を量産、
今度は三脚にカメラを据えて慎重に撮りました。
この後の予定がなかったので、町内を探索すると、
たったいま再撮影してきた鍾馗さんの兄弟を、
直線距離にして東へ120メートル少々離れたところで見つけました。
前回同様、今回も地図はプリントしておらず、
持っていた白い紙におおよその地図を書き込んでおきました。
まだいるはずや!
ここで“色気”がわいてきたのはいうまでもありません。
右を見て左を見て、後方を確認して、と、車の運転と同じです。(^^ゞ
細い路地に入り込んで、元の通りに引き返す途中、
鬼瓦の横にあ・や・し・い・じ・ん・ぶ・つ・が目に留まりました。
カメラのズームを最大にして1枚写真を撮り、
それを拡大すると、間違いなく鍾馗さんでした。
物干しの柵が邪魔して撮りにくいったらありゃしない。
待てよ! 東側には?
いました、いました。
通りを歩いているときにここは見ていたはずですが、
逆光でまぶしくて見逃していたのでしょう。
こちらもおおまかな地図を書いておきました。
家に帰ってネットの地図に印をつける際に必要だからです。
地図の準備をしておれば、こんなことしなくてもよかったのですがねぇ。
幸運を呼び込んだ再度の九度山行きでした。
撮影日:2012年10月15日
撮影地:伊都郡九度山町九度山
経由地は違いますが、9月24日にも行っている九度山町へ向かいました。
このお宅の鍾馗さんは薄暗いところにいるため前回は手ぶれ写真を量産、
今度は三脚にカメラを据えて慎重に撮りました。
この後の予定がなかったので、町内を探索すると、
たったいま再撮影してきた鍾馗さんの兄弟を、
直線距離にして東へ120メートル少々離れたところで見つけました。
前回同様、今回も地図はプリントしておらず、
持っていた白い紙におおよその地図を書き込んでおきました。
まだいるはずや!
ここで“色気”がわいてきたのはいうまでもありません。
右を見て左を見て、後方を確認して、と、車の運転と同じです。(^^ゞ
細い路地に入り込んで、元の通りに引き返す途中、
鬼瓦の横にあ・や・し・い・じ・ん・ぶ・つ・が目に留まりました。
カメラのズームを最大にして1枚写真を撮り、
それを拡大すると、間違いなく鍾馗さんでした。
物干しの柵が邪魔して撮りにくいったらありゃしない。
待てよ! 東側には?
いました、いました。
通りを歩いているときにここは見ていたはずですが、
逆光でまぶしくて見逃していたのでしょう。
こちらもおおまかな地図を書いておきました。
家に帰ってネットの地図に印をつける際に必要だからです。
地図の準備をしておれば、こんなことしなくてもよかったのですがねぇ。
幸運を呼び込んだ再度の九度山行きでした。
撮影日:2012年10月15日
撮影地:伊都郡九度山町九度山
こういうことがあるので再訪はあなどれないし、きりがないですね(^^;
対の鍾馗さんの胴には波頭?が目だちますね。
北斎の神奈川沖浪裏
http://www.wallpaperlink.com/bin/0706/03448.html
をまず思い出して、
次に思い出したのが橋本市東家の波に千鳥の鍾馗さんでした。
http://kite5656.asablo.jp/blog/2010/06/14/5163378
生真面目な感じも同じだし、兄弟じゃないかと細部を見比べてみましたが、共通点はほとんどなく遠縁の親戚といったところでした。
紀美野町の刻印が判読できなかったことが始まりで、
九度山町の再訪につながりました。
まともに写っている写真が1枚だけだったからなんです。
あと3、4枚ぶれのない写真があれば再訪はなかったと思います。
各地で見落としがいっぱいあるのは自分でわかっていても、
現在は、一度訪れたところを再訪するのはあまり気が進まないんです。
再訪するよりも、(kiteさんと違って)まだ探っていないところがたくさんあって、
そちらを優先しています。
それらがひととおり終わってから(いつのことやら!)になりそうです。
この「浪裏」を見て、大きく盛り上がった波の裏に描かれた“筋”が、
掲示板で取り上げた#849の模様と似ているのに気づきました。
>生真面目な感じも同じだし、兄弟じゃないかと細部を見比べてみましたが、
>共通点はほとんどなく遠縁の親戚といったところでした。
両者の生真面目さからも見て取れますが、地理的にもそれほど離れていないことから、
おっしゃるように親戚でしょうね。
>絶好調ですね~
今年の前半は膝の故障で一日中家にこもっていましたが、
後半に入ってからは自分でも驚くほど快調です。
この調子がいつまで続くかはわかりませんが、
無理をせずに鍾馗さん探しをしていこうと思っています。
ふと思ったんですが、九度山の鍾馗さんの帽子って、
栗野浦の鍾馗さんの造りに似てないですか?
三角形にとがったものが三つありますよね。
このような表現って、よくあるのでしょうか?
だいたいが丸みのある帽子のような気がしますけど。
>三角形にとがったものが三つありますよね。
>このような表現って、よくあるのでしょうか?
栗野浦の鍾馗さんのように、先端がとんがっているのは珍しいですね。
先端が丸みを帯びているのであれば、
それほど数多くはありませんが、見られますよ。
そうそう、三崎町の鍾馗さんも三角形が3つありますが、
九度山町の鍾馗さんに近いですね。
http://blog.goo.ne.jp/shoki_shoki/e/a237822746bac2c15790593db939d569
標準仕様はなく、職人さんの思いつくままにつくられており、
たまたまこのような形にしたのではないでしょうか。
鏡餅風、ベレー帽、とんがり帽子……などなど、
実に様々な発想でつくられているのが魅力だと思います。
お名前とご活動はいつもおとんさんから伺っています。
確かにこういう形の帽子はめったに見かけません。
思い出せたものを以下にピックアップしてみました。
1) おとんさんのページから。4体目が三本耳帽ですね。
http://blog.goo.ne.jp/shoki_shoki/e/c766f14bffd7c7894aaa6dbeec590915
2) 1)の兄弟で場所も近くにあります。
http://kite5656.asablo.jp/blog/2009/12/23/4774266
3) これは三本耳というよりとんがり帽子
http://www.ne.jp/asahi/yuhi/kite/shoki/yorinuki/yori_kyoto25.htm
4) これもとんがり帽子です。
http://www.ne.jp/asahi/yuhi/kite/shoki/Representative/html/297_f.htm
どこかにまとまって分布しているわけではなく、おとんさんの言われるように、想像力たくましい地場の鬼師さんたちが「たまたま作ってしまった」のでしょう。
こういう鍾馗さんは見つけるととっても嬉しいです。
わざわざ疑問に答えていただきありがとうございます。
鏝絵もそうですが、作り手の自由な発想が見られ、おもしろいですね。今後ともよろしくお願いします。