*****ご注意!一部ネタバレの可能性があります!*****
未解決事件(コールドケース)を扱う部署の藤木を主人公とするシリーズ第2弾
遺体が激しく損壊された殺人事件が発生
捜査の中、過去の事件に関連する人物が浮上したことから凍結捜査班に声がかかる
過去の事件と複雑に絡んでいることが徐々に判明してくる
後半からヤングケアラーだった少年が事件に何らか関わっていると推察され、妻を介護した経験のある藤木は少年に大きく感情加担してしまう
藤木の介護や亡き妻への思いの段に一層の熱量を感じるのは、作者自身の人生に重なる部分もあるためか
犯人には納得できるのだが、遺体損壊が他人に罪をきせるためだったにしては執拗すぎる気がした
藤木の妻の遺品整理は始まったばかり
シリーズは続きそうだ