今週始まった北京五輪
晴天の日中でも屋外競技は氷点下ととにかく寒そう
コロナ対策も加わり、競技に集中するのも大変でしょうが、選手の皆さんが怪我無く自分の納得いくパフォーマンスができますように応援しています。
開会式前に始まったフィギュアスケートの団体戦
明日の3種目を残して、日本は現在3位とメダル圏内
(2022.2.7 追記
フィギュアスケート団体戦、日本チーム3位で念願のメダル獲得!
おめでとうございます。
個人戦を直後に控えながら、団体戦を戦ってくれた選手の皆さん、お疲れ様です。
表彰式(メダルセレモニー)は今晩?
明朝から個人戦が始まる宇野昌磨選手、鍵山優真選手は行事から早く解放され、少しでも早く試合に集中できますように
ロシア・カナダ・中国の男子シングルは団体戦でSPFP出場。疲労度はどのくらいかわからないが直後の個人戦へ不利な影響をもたらさないことを強く願います)
日本勢トップバッターは宇野昌磨選手
ショートプログラム「オーボエ協奏曲(マルッチェロ/ヴィヴァルディ)」
ノーミスの演技で自己ベストを更新し、チームジャパンの幸先良いスタートとなりました。
このオーボエ協奏曲、とにかく美しい。
甘美な美しさでなくて、荘厳さを秘めた清らかな美しさを感じる。
ヨーロッパの教会内で祭壇やステンドグラスを眺めている時の気持ちというか。。。
宇野選手の作品はその世界で光と陰を感じながらツアーしていくよう。
しっとりと心地よく、かつ時に背筋が伸びるような程よい緊張感のある滑り、そしてハッとさせられるポージングで彩られていた。
演技後キスクラに向かう宇野選手に 他国の選手から ”Beautiful” との声が掛かった
コロナ対策下、北京五輪の観客は組織委員会の招待客限定と制限があり、歓声を伴った応援は自粛されている。
静かな競技会となったからこそ、TVにもしっかり拾われていた賞賛の掛け声
実況アナウンサーもその点に触れていた。
競い合うスケーターにとっても多いに魅せた演技だったからこその賞賛だったのだろう。
同じ思いだった私はTVの前で大きく頷いた。
演技後のインタビューも良かったですね。
朝の競技時間に合わせ切れていない体のキレやランビエールコーチ不在の影響を課題と挙げながら、「守りに入る演技をするのではなく、(攻めて、結果)ダメだったら真剣に謝ろうと思った」は後続選手への温かいエールにとれるコメントでした。
フィギュアスケートの団体戦は明日7日にペア・ダンス・女子フリーが行われる。
読売オンラインに団体戦の得点についての記事 にもあるように、男子フリー鍵山選手の素晴らしい五輪デビューの滑りで、日本のメダル獲得の可能性は高くなってきています。
初のメダル獲得を意識しすぎず、出場選手が団体後の個人戦に繋がる納得の演技ができますように。
読売オンラインの五輪記事は事実のみを淡々と記事にしてくれています。
出場した選手にフォーカスした記事で、煽り・感動ポエムや出場してない他選手への言及もなく気持ちよく読めます。
フィギュアスケートは記事にしやすいらしく、五輪開始後次々と同じような内容の記事が公開されています。
ただね、ショートプログラムの曲の作者をモーツァルトと間違うなど、記事の軽さ(事実味、真剣さがない)を感じるものも多いですね。
今季のドラマ「ゴシップ」ではないですが、これが「こたつ記事」かと最近は思うことが増えています。
取材環境も厳しいかもしれませんが、プロの腕を見せてほしいものです。