side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

嘘をつく器 一色さゆり

2020年04月15日 | 書籍・雑誌

緊急事態宣言発令直後は商業施設内に入っている南館の休館のみが案内されていましたが、全館5月末まで休館となりました。
借りている本の返却期限も延びただけでなく、返却をしないよう呼びかけられています。返却ポストに入れてしまうと溢れてしまうからでしょう。

今週に入って首都圏の人の往来ははっきり減少してきているようです。
平日でも7割前後の減少になっているとの報道には、強制でなくとも協力し合う日本人の誇るべき点だと思います。

政府からの布マスクの配布も始まりました。
外出自粛で紙マスクが必要な場面もなくなります。
自宅待機組は最低限の外出時には布マスクを使い、紙マスクは医療・介護・スーパー等流通の方々の元に十分な量が届くことを願っています。

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*****ご注意 一部ネタバレを含む可能性があります *****

デビュー作 神の値段 に続く、一色さゆりの2作目

今回は 京都の陶芸家に起こる殺人事件
曜変天目というかつて中国で焼かれ、今は衰退してしまった珍しい焼き物を巡るストーリー

殺人事件の謎解きも面白いが、
舞台の陶芸家の日常生活、
貴船エリアの風習、
焼き物を取り巻く人々(茶人、古物商、コレクター、宗教家)の関係等
個人的に興味深いことが多く、一気に読み上げてしまった。

焼き物に興味のある人にはページが進むが、不案内な人にはイメージが湧き辛いこともあるかもしれない。

映像化されたら、とても面白いのにと思う。




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