5月下旬に山梨県甲府、湯村温泉の常盤ホテルに宿泊してきました。
創業は昭和4年の老舗旅館
昭和天皇を始め皇族方が宿泊した歴史もあり、近年では囲碁・将棋のタイトル戦が行われるなど、輝かしい業績を積み上げてきたホテルです。
建物の維持にも積極的に努めていて、昭和期には増築、平成・令和期は改装を積極的に行っている。
入口を入ったロビーは自慢の庭が見える大きな窓で、四季折々、楽しめると思う。
なにより、スタッフの方々の対応が大変気持ち良く、居心地の良さが半端ない。
良く教育されているし、スタッフ自身の常盤ホテルへの愛情とプライドを随所に感じた滞在だった
私達は令和2年に和洋室に改装された、東館の和洋室ツインを予約した。
ベッド派の私達には和洋室のある温泉旅館はありがたい
(足腰のためには布団の寝起きが一番良いようですが・・・)
入室した際の沓脱が広い
左奥の襖を開けると和室+ベッドエリア
左手が洗面所・トイレ・浴室でした。
8帖+ツインベッドルームの部屋
手前が和室で、一段下がった庭側がベッドエリア
ベッドはシングルベッドで寝心地は悪くなかったが、昨今のベッド事情だと少々小さく感じる
ベッドエリアの床はカーペット敷
和室エリアは座卓を中心に、床の間の右手が水屋とテレビ
この部屋は最大5名利用可能で、3名以上で利用の場合はここに布団が敷かれます。
冷蔵庫の中のジュースとミネラルウォーターは無料のサービスでした。
水回りは入口近く
洗面台を挟んで個室トイレとお風呂
東館は大浴場に近い(私達の部屋は目の前の廊下突き当りが大浴場)ので、部屋の風呂場は使わなかった。
お風呂は風呂場や客室に温泉臭がしなかったので普通の水かもと推測。
(使う人も少ないから温泉の香りがしないのかもしれないが・・・)
お部屋は今風のリフォームで居心地も悪くありません。
ただ、コンセントの数が増設できなかったのか、圧倒的に足りませんでした。
枕元でのスマホの充電もできませんでした。
照明も少なく、ベッドエリアが一段下がっているのですが、就寝時は灯りがなく、ちょっと不便でした。
窓は障子とロールスクリーンで遮光調整
ロールスクリーンが窓幅に対して2枚だったため、どうしても隙間ができてしまいます。
早く起きれる、と考えればよいのですが。
2階のお部屋からの眺め
奥の建物は離れの客室です。
夜は松明も焚かれました。
非日常感たっぷりで、凄くリフレッシュできた滞在でした。