箱根～～！

箱根劇場だ！
自分を仕事から解放し、思いっきり楽しむはずが、車に乗っていても山の中にいてもショットガンにいる元ちゃんから質問電話がある。
「し・・し・・し、下沢さん、カウンター前にあるキーホルダーの値段は・・・あ、あ、あ、貼ってありました。￥600ですね。ではまたぁ・・」ガチャッ。
こんなのばっかりだ！（怒！）

それでもオレはのんびりと水族館を見たり、テディベア博物館を見たりと楽しく過ごす。特にテディベア博物館はよかった！
今も５匹のテディベアを所持しているのだが、ハマってしまいそうになる。
テディベア博物館といえば有名なのがケーキ！シフォンケーキを食ってみたのだが、甘くなく、とっても上品な味！すごくオイシイ！う〜ん満足。
それから芦ノ湖のはずれにあるレイクホテルへ。今夜から２泊、お世話になるはずのホテルだったが・・。

着いたらすぐに夕飯の時間。なんか大衆食堂のようなレストランに通され、でてきた料理は・・。
スーパーの安売りコーナーにありそうなまぐろのブツにひきわり納豆をかけたモノや、エビにマヨネーズかけて焼いたモノ、他にも色々あったのだが、どれもまずい。
極めつけは肉だ！ミニ鉄板焼きみたいのが出てきたのだが、この肉が臭い＆硬い！
肉好きで、高円寺界隈の安ステーキ屋や安焼肉屋を愛するオレが残してしまうほどのマズさだ！
オレの後のテーブルで、７〜８人で来ていてキャピキャピとはしゃいでいた女子大生達も食事が進むたびに口数が減りテンションが下がっていってる！
そんな中、オレの隣のテーブルの４人家族だけが、激マズの食事を、美味しそうに残さず食い、明るい顔で団欒していた・・。
メシは残してしまったが、まぁいいか。温泉を楽しもう！
ホテル内の温泉に行くと先客あり。３人のガキ共が、「いっせいのせで飛びこもうぜ！いっっっせいのぉ〜せっ！」ジャボ〜ン！と飛びこみを繰り返す。
こんなはずじゃないぞ！オレの旅行！
とりあえずガキ共をダブルバイセップスのポーズで威嚇し、追い出す。
で、温泉につかりながらゆっくり考える。
「前から箱根には見たい博物館があるから来たかったが、今日色々まわって満足できたし、明日もまわれるんだからそれで充分だろう。それより明日の晩までマズイ夕飯を食わされる事の方がシンボウたまらん！オレにとって料理は大きな楽しみ・・これなら食事のつかないホテルに移って、地元の美味い店を発掘した方がいいんじゃないか・・」

色んな考えが頭をまわり、結局、「姉が病気になった」という、ウォーラーなみのギミックを使い、ホテルには予定より１日早く、明日チェックアウトする事を許してもらう。（事情が事情なので・・ってなワケでキャンセル料なし！）
一安心して缶ビールをあおる・・。