あつかいのむずかしい男・その名はナックン

本日のタイトル「あつかいのむずかしい男・その名はナックン」。
類は友を呼ぶというか、オレのまわりにはノリのいい酔っぱらいが多く、「○○やろうぜー」「いいねー」なんて具合にアイデアが実現されていく事が多い。
仕事も、自分で店の経営をやっているのでイヤな人と無理に付き合う必要もなく、人間関係で悩む、なんて事とは縁のない生活を送れている。
そんなオレにとって、唯一のむずかしい人物…それがナックンである。
ナックンはとにかくネガティブというか、オレにとってはまったく予想できないような考え方をする人で、正直どう接していいのかわからなくなる時がある。
ライヴ日程を決めるためにライヴハウスや主催者と交渉し、やっと正式に決まったんで報告したりしても彼だけが「やめましょうよ」などと言ってくる。そんな時は本当に心底ガッカリした気分になってしまう。
先日、無事にライヴも終ったのでバンドは今週からレコーディングに入る事になった。
ドラムという楽器は最初に録音を開始するのでナックンとマメにメール交換をしてるんだけど、その内容が「そのスタジオではできません」とか「やめませんか？」とか「あの曲はできるけどこっちの曲はできません」とか……。
ナックンは以前、ちょっとキツイ事を言ったら「やめます」ってメールが来た事件があったため、オレも心では憤慨しながらも「ライヴじゃないんだし、自信のない曲があったら譜面見たっていいんだし」といったやわらかい返事を打ったんだけど、すると「あの曲だけはどうにもならん」といったラチのあかない返事…。
あーーーーーー！
お前、何ヶ月もスタジオ入ってきて、この間もライヴで叩いた曲じゃねーかよ！
オレはお前の技量だってわかって言ってるんだし、無理を押しつけてるんじゃねーんだよ！
やってみて結果がダメなら仕方ないけど、なんでやる前から「できないできない」の繰り返しなんだよっっ！！！！

はぁ、はぁ、はぁ…。

いつも、人とは腹を割って心の中を話すタイプなので、ナックンに対して言いたい事を言わないでいる状態にものすごくイライラを感じる！
もしかしてこの感情が世間で言うところの「ストレス」なの？？
酒量も増えちまうし！（あ、これはいつもか…）
いやぁ〜、冷静になって考えても、「迷わず行けよ行けばわかるさ」で、ハッタリかまして生きてきたオレは「やれません。できません」ってセリフ自体、ほとんど言った事がないので彼の気持ちがまったくわからないんだよね〜。
それ以外の事はすべて楽しく充実しているテリスラなので、ナックンみたいな人間のうまいあつかい方をご存知の方がおりましたら掲示板やメールにてアドバイスのほど、よろしくお願い致します。