SHOTGUN TERRY OFFICIAL BLOG 『ガイコツマイクのバカ大将』

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キミはランディ・ザ・ラム・ロビンソンを知っているか!?

2009-03-18 | Weblog
ある方のご好意で(笑)、映画「レスラー」を見たよ。

いやぁ~~~~~~~~、引き込まれたよっ!
プロレスをテーマにしながらも、全世界の、「本当の自分」と思い描いている姿から遠くなってしまった悲しき中年男が共感できる映画じゃないかな。
バカな事をやって大切なモノを失っていく…なんてのも、長く生きてりゃぁあるよね~。
すっかり、主人公に自分を投影しちゃったぜ。
なにもかもが、グっとくる物語だった。
俳優が演じる「プロレスラー」ってのは、身体を見ただけで「これじゃダメだ」って乗り切れない映画が多いんだけど(オレの回りでは高評価してる人がいた韓国映画「力道山」も、オレには「ちょっと太った大杉漣」という風貌だけでイマイチだった)、さすがはミッキーローク!
見事な、ジェイクロバーツ的な身体で(それって見事なのか?)全盛期を過ぎたレスラーって雰囲気が良く出てたよ。
プロレスファンはもちろん、そうじゃない方にもオススメの1本です!


ただひとつ…この映画に対しての不満ってワケじゃないんだけど…。
もう、プロレスをテーマにリアルなストーリーを展開するには、プロレスの「仕組み」に触れるしかないのかなぁ。
オレは、ホーガンの「ゴールデンボンバー」のような、ロッキー的な展開で勝利を目指していくプロレスモノが好きなんだよね。
もう、今の世の中では「タイガーマスク」のストーリーも成立しないのか…。
そういった部分が残念というか、なんというか…。