1 活動計画
配属先の施設では、特別支援教育担当の教師が生徒に対して、認知、識字、書字、算数、運動、体操、芸能(演劇や踊りなど)の指導をしている。年長クラスでは、職業訓練として、簡単な作業(清掃や園芸)の指導も行なっている。ボランティアは教育よりは、日々の生活を楽しんで過ごすことに目標をおいて活動する。現場では教師が生徒を厳しく管理する姿が多いので、自分が生徒と楽しく活動をする中で、教師陣に対してもゆとりのある指導姿勢の良さが伝われば良いと思う。生徒に対して
は甘やかしすぎず適度な緊張感を持って接することを心がける。楽しい活動の中で、運動や知能発達も促されればなお良いと思う。(詳細な活動計画については活動計画表を参照のこと)
2 活動計画策定に向けた配属先との意見交換
活動内容についてはCPであるアクティビティ総括の男性スタッフ適宜話をしている。音楽や絵画などの活動については、自由な創作活動よりは模範に則った忠実な再現をCPは望んでいる。CPからはアラブの伝統的な音楽を用いたり、絵画を指導する際は自由に描写するのではなくて写真を忠実に再現することを求める。現場の女性教師たちはCPほど厳しく規制することはなくて、緩やかに自由活動を容認してくれている。現場の総括であるCPと現場教師陣の間統一した教育方針などはなくて曖昧であるから、そこも施設課題であると思う。配属先に限らず、話し合いの場が各々自己主張の場に成り果てて議論が発展しないことが多いので、自分も含めて業務についての有意義な話し合いができるようになると良いと思う。
3 配属先の動向
男性(30歳)が教育スタッフとして週5日(パートタイム)で勤務することになった。協力してアクティビティーなどを行なっていきたい。
4 受け入れ国の人々との交流
1 任地の人々の日本や日本人に対する意識を具体的に記入
「日本は素晴らしい国で、快適な人生が送れる」という偏った考え方を持つ人に時々出会う。ヨルダンに比べてシビアな労働態度や外国人に対する処遇についての認識はないようだ。「日本人は勤勉で能力が高い」という良い印象が定着している一方、「なぜ神がたくさんいるのか」「宗教(神)がなければ人生も世界も有り得ないではないか」というように、宗教感に対して不可思議であるという認識を持っている人が多い。
2 受け入れ国の人々との交流
SOS Children’s village Jordanのアカバ施設に不定期で通い、ヨルダン人の音楽教師とともに音楽アクティビティーを子供と行なっている。日本の伝統楽器を持参しているが子供に好評のようだ。沖縄の伝統的な音楽や踊りなども積極的に楽しんでいる。日本語・書道なども、皆積極的に参加して楽しんでいた。
知り合った人々に、日本の文字を書いてみせることがある。名前を漢字で書いてあげると非常に喜んでくれる。日本の文字に興味を示す人もおおいが、漢字・ひらがなの違いなどをわかりやすく相手に理解してもらうことはなかなか難しい。
5 任国事情
生活習慣
1日に5回礼拝の時間があり、基本的な生活習慣も礼拝時間の影響を受けている。教員や生徒は学校14時におわるので、昼食は家族で一緒に食べる。
仕事については、「勤務時間」「休憩時間」などの感覚は緩やかで、開店していても無人の商店や、ずっと休憩しているように見える従業員などもいる。配属先のセンターでも、おしゃべりの時間やコーヒーやお菓子の休憩時間がしばしばある。教員は固定給であるから、タクシー運転手などにくらべると「余裕」のある働き方をしているように見える。
4 旅行
ワディラムのキャンプに数回宿泊した。キャンプのホストであるベドウィンの家族(男のみ)と焚き火を囲んでお茶を飲み、伝統料理のマンサフを一緒に食べた。羊を一頭つぶしてくれたようで更には頭部も載っていた。団欒の席だが、いつまでものんびり食べるということはなく、食べたらさっさと片付ける姿が印象的だった。文化や生活を肌で感じることが出来た。現在は観光業で生計を立てているベドウィンの人たちも昔は羊などの遊牧などが生活手段だったようだが、このような緑の少ない地域でも、わずかな食べ物や水を探して生きていけることに驚いた。
JICAへの要望・提案
ドミトリーは老朽化していて管理の負担が大きいため、経済的な負担が大きくなければ廃止しても良いと思う。
配属先の施設では、特別支援教育担当の教師が生徒に対して、認知、識字、書字、算数、運動、体操、芸能(演劇や踊りなど)の指導をしている。年長クラスでは、職業訓練として、簡単な作業(清掃や園芸)の指導も行なっている。ボランティアは教育よりは、日々の生活を楽しんで過ごすことに目標をおいて活動する。現場では教師が生徒を厳しく管理する姿が多いので、自分が生徒と楽しく活動をする中で、教師陣に対してもゆとりのある指導姿勢の良さが伝われば良いと思う。生徒に対して
は甘やかしすぎず適度な緊張感を持って接することを心がける。楽しい活動の中で、運動や知能発達も促されればなお良いと思う。(詳細な活動計画については活動計画表を参照のこと)
2 活動計画策定に向けた配属先との意見交換
活動内容についてはCPであるアクティビティ総括の男性スタッフ適宜話をしている。音楽や絵画などの活動については、自由な創作活動よりは模範に則った忠実な再現をCPは望んでいる。CPからはアラブの伝統的な音楽を用いたり、絵画を指導する際は自由に描写するのではなくて写真を忠実に再現することを求める。現場の女性教師たちはCPほど厳しく規制することはなくて、緩やかに自由活動を容認してくれている。現場の総括であるCPと現場教師陣の間統一した教育方針などはなくて曖昧であるから、そこも施設課題であると思う。配属先に限らず、話し合いの場が各々自己主張の場に成り果てて議論が発展しないことが多いので、自分も含めて業務についての有意義な話し合いができるようになると良いと思う。
3 配属先の動向
男性(30歳)が教育スタッフとして週5日(パートタイム)で勤務することになった。協力してアクティビティーなどを行なっていきたい。
4 受け入れ国の人々との交流
1 任地の人々の日本や日本人に対する意識を具体的に記入
「日本は素晴らしい国で、快適な人生が送れる」という偏った考え方を持つ人に時々出会う。ヨルダンに比べてシビアな労働態度や外国人に対する処遇についての認識はないようだ。「日本人は勤勉で能力が高い」という良い印象が定着している一方、「なぜ神がたくさんいるのか」「宗教(神)がなければ人生も世界も有り得ないではないか」というように、宗教感に対して不可思議であるという認識を持っている人が多い。
2 受け入れ国の人々との交流
SOS Children’s village Jordanのアカバ施設に不定期で通い、ヨルダン人の音楽教師とともに音楽アクティビティーを子供と行なっている。日本の伝統楽器を持参しているが子供に好評のようだ。沖縄の伝統的な音楽や踊りなども積極的に楽しんでいる。日本語・書道なども、皆積極的に参加して楽しんでいた。
知り合った人々に、日本の文字を書いてみせることがある。名前を漢字で書いてあげると非常に喜んでくれる。日本の文字に興味を示す人もおおいが、漢字・ひらがなの違いなどをわかりやすく相手に理解してもらうことはなかなか難しい。
5 任国事情
生活習慣
1日に5回礼拝の時間があり、基本的な生活習慣も礼拝時間の影響を受けている。教員や生徒は学校14時におわるので、昼食は家族で一緒に食べる。
仕事については、「勤務時間」「休憩時間」などの感覚は緩やかで、開店していても無人の商店や、ずっと休憩しているように見える従業員などもいる。配属先のセンターでも、おしゃべりの時間やコーヒーやお菓子の休憩時間がしばしばある。教員は固定給であるから、タクシー運転手などにくらべると「余裕」のある働き方をしているように見える。
4 旅行
ワディラムのキャンプに数回宿泊した。キャンプのホストであるベドウィンの家族(男のみ)と焚き火を囲んでお茶を飲み、伝統料理のマンサフを一緒に食べた。羊を一頭つぶしてくれたようで更には頭部も載っていた。団欒の席だが、いつまでものんびり食べるということはなく、食べたらさっさと片付ける姿が印象的だった。文化や生活を肌で感じることが出来た。現在は観光業で生計を立てているベドウィンの人たちも昔は羊などの遊牧などが生活手段だったようだが、このような緑の少ない地域でも、わずかな食べ物や水を探して生きていけることに驚いた。
JICAへの要望・提案
ドミトリーは老朽化していて管理の負担が大きいため、経済的な負担が大きくなければ廃止しても良いと思う。