毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
形而上の話を形而下に

ブログランキングに参加しています

人気ブログランキングへ にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 青森情報へ

明るい未来

2009-08-31 | 社会
衆院選が民主党の大躍進で終わりました。
これからの日本がどう変わっていくのかはまだ未知数です。

前回の衆院選では郵政民営化が焦点でした。
特殊法人と財投の関係を断ち切るためには民営化が必要、財政赤字を減らすためには痛みに耐えることが必要という主張には納得できるものがありました。
今回の選挙では「変化」がキーワードのようですが、その変化の内容には個人個人で大きな違いがあるように感じます。

公共投資削減で地方の建設業は疲弊してます。
行き過ぎた公共投資抑制を少し緩めたほうがいいと感じている人も多いようです。
逆にもっと財政投資を抑制したほうがいいと感じている人もいるでしょう。
現状に不安を感じ少しでも変わって欲しいという感覚は同じなのですが方向性がよく見えません。
各政党から出されたマニュフェストも、どの方向に舵を切るのか基本的なスタンスは見えないままでした。

地方の政治は土建業が深く関わっています。
市町村議会の議員には土建業関係者が多く、公共事業として建設に力を入れるようになっています。
国政への関心も大切ですが地域の議会議員をどう選ぶか、その積み重ねが国の進む方向を決めていくと思います。

今回の選挙はマスコミによる与党バッシングが見られました。
マスコミは営利企業であり、不安を煽り非難をする事で自らの営利を上げています。
マスコミ情報には意図的に情報操作が加えられている事は広く知られるようになってきました。
選挙の時だけでなく、身近な地域でもどのような政治活動がなされているのか、自分の目で見て自分で考え判断する必要があります。

有権者には選ぶ責任があります。






地域振興とは何か

2009-08-27 | 社会
他所から青森に移り住んで最初に驚いたのが食べ物の美味しさです。
刺身にできるようなサバやサンマがごく普通に並んでいるのはカルチャーショックでした。
そして春の美しさと山野草が身近な場所に咲いていることです。
生まれて初めてザゼンソウを見たのは、車で10分程の田んぼの畦でした。
その時から青森の魅力に取り憑かれ、今に至っています。

不思議なのはこの地に住む人が青森の良さを実感していないことです。
日本中で古いしきたりや文化の残る歴史のある場所は数少なくなっていて、いつまでも残っていって欲しいと思うものがたくさんあります。
謙遜は美徳ではありますが、もっと誇ってもいいのだと感じています。
身近でありすぎてその良さを感じられないのであれば、他所から来た人やこの地から出ている人が青森の良さを語る必要があるのだと思います。

地域振興はその地に住む人が、私たちの住む場所はこんなにも素晴らしい、是非見に来て欲しいと思うことから始まると感じます。
其処に住む人が地域を愛する気持ちこそ地域振興、地域活性化の第一歩だと思うのです。




なぜ敬語は必要なのか

2009-05-27 | 社会
子供には、学校の先生など目上の人に話すときは敬語を使わなければいけないと教えています。
敬語には体系が在る事はいずれ社会で学んでいくのですが、家庭でできることは「そういうものだ」という感覚を身に付ける事です。
ではなぜ敬語を使わなければいけないのでしょうか。

私は子供の頃、年をとって行けば自然と大人に成れると思っていました。
今はちょっと違うと考えています。
ちゃんと経路を通らないと大人にはなれないと。

多くの民族で成人に成るための儀式があります。
共同体はその中で子ともを成人させようとし、子供は成人としての自覚を持つようになります。
でも、一度の儀式だけで全員が成人に成れるのでしょうか。
物事には取りこぼしも多くあります。
日常の中で常に自分のあり方を考えさせるのが敬語の持つ効果のようです。

敬語を使われる側は、常に敬われる人間であるかという問いかけをされているのでしょう。
年齢や立場だけでなく、人として敬語を使われるべきか如何なのかという厳しい圧力が込められているようです。
社会の中に組み込まれた大人を作るシステムかもしれません。