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ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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子供のうつ病 登校拒否その後

2011-10-29 | 登校拒否について
昨年、一昨年とも二学期になって間もなく始まっていた三男の登校拒否。
夏休み中に学校との心理的距離が開くことが原因の一つではないかと考え、今年は充分注意していたにもかかわらず、やはり二学期から登校拒否が始まりました。
しかし今までと少し違って、今年は春からチックと思われる状態があったため、発達障害診断のできる医療機関を受診したところ鬱の可能性が高いとのこと。
医師と相談の上、投薬となりました。

子供の不登校の陰には発達障害や鬱がある事も多いのですが、明らかにそれと分かる状態でない場合は、周囲からの励ましなどが本人の状況を苦しくさせる事もあります。
子供が学校に行かなくなる原因を学校に求める以前に、子供本人が持つ疾病などを充分考慮する必要があると思います。
思春期は子供の体と心の成長の途上であり、他にも起立性調節障害など自律神経の働きの不調による病気も多く、不登校の原因は多岐に亘ります。
治療法のある疾病なら、もちろん治療を選択肢に入れながら子供の成長を見守る、そんな客観的対応も大切なのだと感じます。

子供には成長の内圧があって、肉体的にも精神的にもどんどん成長していきます。
そして一直線の上り坂のような成長の仕方ではなく、階段のように停滞と上昇を繰り返しているとも感じます。
過去に登校拒否の経験がある知人の話を聞いても、その経験は自分の大きな糧になっているとの意見も多い。
親としては心配が大きいのですが、どんな形であれ子供は成長しているし、現在の状況から何かを感じて学び取っているはず。
悩んで苦しむより、少しでも子供のサポートになる何かを探しながら、子供の成長を信じていようと今は思っています。

こんな風に書いてはいますが、自分で自分を励ますためでもあるのですよ。






蕎麦道楽一覧

2011-10-28 | 蕎麦

  八戸 藪春    南郷 朝もやの館    八戸 蕎楽    下田向山 高橋 


青森・津軽
 燈りや
 お山のおもしえ学校 土日のみ
 おしゃべりはうす10
野辺地・七戸
 食事処ながはま
 しちのへ まちの駅 
 婆古石 土日のみ
三沢・十和田
 長命庵
 はつ花
 そばCafé 福
南部・三戸・田子
 そばの里 けやぐ
 のら
 水車そば處 毎月第三日曜日のみ
岩手県北
 四季の里
 きんじ☆☆



青森蕎麦マップ


二戸市浄法寺    野辺地      七戸 といち    青森 鞍馬
天台の湯食堂    齋藤のり屋まるしめ







グルメ青森 一覧

2011-10-27 | 美味しいお店
十和田湖・八甲田
 たんぽぽコーヒー
 蔦温泉おみやげ店
 猿倉温泉食堂
 谷地温泉食堂
平川・黒石
 すごう食堂
 味の香園 尾上本店
 秋元やきそば
 蔵よし
青森市
 原食堂
 マタベイ
 あお鬼
 鳴海
 晃心 →移転
 兼平やきそば店 →閉店
 古川市場
 サンライズフクシ
七戸・東北
 喫茶らあく
 ラーメン徳
 杉屋敷 奥山
 町重
三沢
 そば処おお山
 白い森
 鮨 大竹
 アンクル
 十和田電鉄食堂部 三沢駅店
 ドライブイン三陸
 がんばるめん
八戸・階上
 大野屋
 福兆
 ラーメンショップ長苗代店 ?
 みつみ食堂 →閉店
 漁港ストア
 煉瓦亭
 かわら食道
 ラーメン三八
十和田
 West 5
 ひまわり家族亭 十和田南店
 ゆず亭
 畑中あんこや
 ラム善
 タイラーメン チェンマイ
五戸・南部・三戸
 ハルピン飯店
 さんのへ川の驛
 住谷野
 レストラン・ウーノ
 ギルロイカフェ







10月のイベント

2011-10-24 | 青森イベント
1日~10日   フェルトワーク・Bag二人展 南部町ハッシャゲニア
8日9日    全国やきそばサミットin黒石
8日~10日  恐山秋詣り
16日  幸せの経済学 上映会ワークショップ 八戸市総合福祉会館 13:00~
     (前)1000円(当日)2000円  市民活動団体SMIRING
16日    新田そばまつり
21日~23日 全国エコツーリズム大会 in 岩手にのへ
22日    稲庭高原 新そばまつり  二戸市浄法寺区 天台の湯 9:30~3:00
22日    秋の十二湖33湖めぐり 深浦町 十二湖エコミュージアムセンター
22日~30日  須藤美子陶展  南部町ハッシャゲニア 11:00~17:00
23日    南郷新そばまつり2011



南郷新蕎麦まつり 山の学校

2011-10-24 | 蕎麦
新蕎麦の季節ですね。
祭りと名が付くものは、あまり行く事がないのですが、新蕎麦だけは別です(笑)
そして南郷の「山の学校」の蕎麦だけは、祭りなどのイベント時でしか食べられないこともあって、23日の祭りの日に出かけてきました。

以前食べた事がある「山の学校」の手打ち蕎麦。
震災の数日前に、『焼畑は世界を救う』というテーマの講演会を聴講した際に昼食として供された蕎麦が、味も香りも素晴らしい蕎麦でした。
焼畑について、もう少し調べてから書こうと思っていたものの、震災以前の話をまとめる事ができずに、そのままになってしまいました。

江戸時代に石高2万石の八戸藩は、米の収穫の少ないこの地方の産業として、大豆の生産を奨励していました。
大豆油と、綿花の肥料用の油粕が採れる大豆は、焼畑でも多くが作られていて、3~5年の輪作には蕎麦も植えられていたとのこと。
国のエネルギーや化学肥料など、時代の変遷とともに消えつつある焼畑ですが、焼畑で採れたというその講演会時の蕎麦の味は感動するほどの美味しさでした。

 


新そば祭りでの蕎麦は、焼畑で採れたものではなかったようでしたが、それでも山に囲まれた冷涼な気候の生み出す蕎麦の味は、しっかりした味と香りを持っていました。
太い麺のかけそばは、南部のこの地方の元々の食べ方だったのでしょう。
蕎麦と言えば江戸前の細い蕎麦を思い浮かべますが、地場の食材を使った地域の伝統食は、きっとこの場所で食べるから美味しいのだろうと思います。
東北の酒が寒い冬に美味しかったり、沖縄の泡盛は暑い沖縄で飲んでこそ美味しいというのと同じように。

 
 



山の楽校「焼き畑日記」





紅葉の季節に蕎麦 田子町のら

2011-10-21 | 蕎麦
先週末、今週末と新蕎麦のイベントが続いています。
夏が涼しいので蕎麦の美味しい青森の、その新蕎麦を食べられるのが嬉しい季節です。

田子町は青森県の南の端で、岩手県秋田県と境を接し、町を貫くのは鹿角街道。
十和田湖や鹿角にも近い山あいの町で、そんな土地柄なら蕎麦も美味しいに違いないでしょう。
そんな期待を持って訪れた田子町にある食堂「のら」では、田子町産の卵をつなぎに使った田子町産の蕎麦が食べられます。
田舎蕎麦より太いこちらの蕎麦は、蕎麦の味や香りをしっかりと出しながらも、歯ごたえは蕎麦とは少し違ってモチモチ感いっぱい。感覚として「うどん」に近い。

蕎麦のつなぎに卵、というのはあまり聞きませんが、かん水なしのラーメンでは卵黄の黄色を利用した卵麺があります。
卵とコシの関係についてはよく分からないものの、卵の白身がコシを強くするという話もあります。
「のら」の蕎麦は、うどん好きの方にも勧められる新感覚のジャンルかもしれません。

田子町といえば有名なのが「みろくの滝」。
スヌーピーの滝、そうめん流しの滝とも云われているこの滝の周囲も、ちょうど紅葉が見頃を迎えていました。

 


のら


場所  田子町田子天神堂向24-15
定休日 日曜
営業時間 11:00~18:00





ハリギリの話

2011-10-09 | 巨木
色々なブログを読んでいると、思わぬ発見と巡り合うことがあります。

昨年秋に読んでいた 津軽十景を調べてみました  わ的には…
このページの津軽十景に興味を持ち、今年の春にその中の一つである「法峠」(ほっとうげ)を見学に行った時のこと。
途中の道路脇に、思わず車を止めて見入ってしまうような見事な巨木がありました。
目測で幹周5mを超えていたのですが、葉の無い季節で樹形と樹皮だけでは木の種類が分からず、東北巨樹巨木の会の高淵会長に報告して、7月に現地調査を行いました。
その結果、樹種はハリギリで幹周5.6m、ハリギリでは国内7位の巨木と分かりました。
この木は環境省データベースに未登録で、そんな未確認の巨木が道路脇にある青森県の魅力を、改めて認識した出来事でもありました。


環境省データベースでは地上1.3mの高さでの主幹周が3m以上の樹木を巨木としています。
樹種ごとに最大幹周は違っていて、昨年日本一と判明した五戸町の『上村のカシワ』は幹周5.4mでした。
樹種が分からないけれども立派な木があったら、それは日本一の巨木かもしれませんよ。




景勝地の選定で活気=13 陸奥新報

黒石のハリギリ 幹周全国7位と判明

黒石市の巨木調査 vol.03 隠し里のハリギリ

個人のブログの中にはたくさんの情報が詰まっています。
ずっと前からあったもの、見慣れていて特別とは思わないものの中にも宝物が埋もれていたりします。
何かの手がかりであったり、心に残る言葉であったりしますが、私にとって貴重な情報であることも多いのです。
そんな情報を発信している方々に感謝しています。



猿倉温泉の秋

2011-10-08 | 温泉
久しぶりに会う知人とは震災当時の状況の話をします。
その時どうしていて、何を感じたのか。何を強く思って、その後自分や周囲はどう変わったのか。
半年以上が過ぎていてもその話はよく話題になり、被害のそれほど大きくはなかった私の周囲でも、あの震災が心に残した爪痕は、311以前と以降の心のありようの変化に如実に表れていると実感しています。
いつもの年と同じ様に季節は到来しているはずなのに、なぜか今年は季節の変化の実感が乏しく感じるのは、やはり震災の影響なのでしょうか。

秋の到来のニュースもちらほらと出てきたので、八甲田山腹にある猿倉温泉へと行ってきました。
里はまだ緑の山ですが、山を走り谷地温泉を過ぎると木々の色付きも秋色に変わっていました。
睡蓮沼近辺の紅葉は見事な錦色で、猿倉温泉周辺も紅葉が進んでいます。
内湯からは窓越しの景色を、露天風呂からは目前の山の紅葉を間近に眺めながら浸かる硫黄泉は温めの温度で、火照った顔を冷ましてくれる秋の風と温泉と紅葉はベストミックスだと改めて感じている自分がいます。
秋には「秋を見る」ことが、心のためには大切なのかもしれません。

猿倉温泉で入湯は初めてでしたが、ずいぶん前に仕事で青森に住んでいた方から、「山の温泉は全部入ってみたけど、自分は猿倉温泉が一番良かった」という話を聞いていたことを思い出し、もっと早く来ていればよかったと小さく反省していました。
お昼時だけ一般営業している食堂でいただいた「とろろぶっかけ蕎麦」(650円)も、手打ちの歯ごたえある美味しい蕎麦でした。
窓から紅葉を眺めながらの食事は最高の贅沢なのでしょうね。


 


猿倉温泉