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花壇の雑草を減らすには

2009-04-30 | ガーデニング
山に山野草を見に行くことが多くて自宅の庭はまだ手付かずでしたが、花壇の草花も大分伸びてきました。
春早くには芽だしの場所が分からないため草取りができずにいます。
前に芍薬の芽をむしってしまった事があったので、この時期は花壇はハコベなどの雑草で覆われています。

これから夏まで花壇に生える雑草取りがありますが、わが家の花壇は3回程度の草取りで済みます。
地面に剪定などで出た木の枝をチップにしたものをマルチとして敷いているからです。
マルチとは保湿や保温を目的として地面を覆うものです。
農業用のビニールマルチは畑でよく見かけますが、山の腐葉土のように植物性のものでも同じ効果が得られます。

植物性のマルチ材は時間をかけて分解していきますが、腐植物となって土を肥やしてくれます。
保温効果で春の霜や夏の暑さから植物を守ってくれますし、乾燥しにくくなるので水遣りも減らせます。
梅雨前の剪定シーズンは各家庭からたくさんの木屑がゴミとして出されます。
日によっては家庭ゴミよりも多い場合もあります。
このゴミも有効に利用することで減らせます。

数メートルですがサワラ(針葉樹)の生垣があります。
毎年の剪定は欠かせないのでガーデン用シュレッダーも用意してあります。
針葉樹の葉には種の発芽を抑える成分が含まれていて、雑草の生えにくい花壇にできます。

ちょっと手間がかかりますが、植物性マルチはいいことばかりです。




狩猟採取民の世界観

2009-04-29 | book
人とサルの間―精神(こころ)はいつ生まれたのか

イヌイットは十分に食べ、余暇を堪能していた。
イヌイットやアフリカ、アマゾンで現在も狩猟採集生活をしている人たちは共通して個人の意思を大いに尊重し、親切,寛容、思いやり、情愛、誠実、同情、慈悲の心を持ち、子供はそれぞれの性向において自分の歩度で成長し、自身の責任において学び、判断しなくてはならないと考えられている。


この本の中に狩猟採取民の世界観について触れている記述があります。
このような内容でしたが、厳しいと思われていた狩猟採取民の生活は予想と違うもののようです。
現代に生きる狩猟採取民の研究が進み、その世界観や精神性は地域を越えて共通しているようです。

青森県の三内丸山遺跡や是川遺跡などの縄文時代遺物から、狩猟採取民である縄文人の生活が研究されています。
縄文土器を観ていると高い芸術性に魅了されます。
実用性とは離れた趣味を楽しむような装飾は、縄文人の精神的な豊かさを感じさせます。
土器に微かに残る指や爪の痕は、作った人の心を写し取っているかのようです。
地域を越え共通する狩猟採取民の世界観は、時間をも越えて縄文人にも通じているのかもしれません。

自然の中から食べ物を取る生活スタイルは、一方で人口増加には対応できません。
どの地域でも気候の変化などで食料の調達が難しいときは、躊躇無く間引きによる人口調節をするそうです。
豊かな狩猟採取という生活スタイルを捨て、農業を始めたのは人口増加に対応するためなのかもしれません。
労働時間が大幅に増える農業のためか、弥生時代の土器はシンプルなものに変わります。

安心と長い労働時間。
全て自分で判断しなければ生きてはいけない環境と充分な余暇時間。

現代もある難しい選択です。





悲しい現実

2009-04-28 | 環境


山野草が好きなので近くの野山を覗きまわっています。
青森県は自然の豊かな所ですから、ちょっとした林の中でも都会では考えられないような珍しい花が咲いていたりします。

こちらで暮らすようになって一番びっくりしたのは田んぼの脇の水路に水芭蕉が咲いていたことです。
東京育ちの私には水芭蕉というのは高い山の中にある貴重な植物でした。
小学生の頃、尾瀬に登山に行って始めて見た水芭蕉に感動したことがあります。
それが当たり前のように道路脇や田んぼの脇などの平地に咲いている。
カルチャーショックとともに、これから美しい自然を見ることのできる幸せを噛みしめていました。

美しい花たちは、日常のすぐ隣に咲いています。
でも残念なことに、そこはごみの投げ捨てなどの多い場所でもあります。
花の写真を取りながらよく出会う風景は嬉しくなるものばかりではありません。

 

 


若者文化

2009-04-27 | 思うこと
若い頃は無謀なことをしました。
友人でアングラ劇団に所属していた人がいて、よく一緒に新宿あたりで飲んでいました。
当時は携帯もパソコンも無かったのですが、それでも遊び歩いていると不思議と顔見知りもできてきます。
梯子をするたびに誰なのか分からない人数が増えていき、いつの間にか遊び友達になっていたりします。
週末の夜はなんとなく集まるお店もありました。

無謀な事をするのが楽しい年頃ですから、どこかの公園の噴水に飛び込んだり、電柱に登ったりと変なこともやらかしていました。
あるとき飲み屋からストリーキングに出て行った男女がいました。
若者特有の肝試しのようなものです。
店内ではとても盛り上がって、捕まらずに走って帰ってきた二人を拍手で迎えていました。
店のマスターも手馴れたもので、店のトイレに服を持たせて匿うと後はそ知らぬふりです。
たまたま同じ店で飲んでいた知らない者同士ですが、その場を楽しむ若者の文化がありました。

CWS private 草薙剛事件

事件の内容と報道のあり方には大きなギャップのようなものを感じます。
映像を見ていて思い出したのは大韓航空機事件で連行される金容疑者の様子です。
酔って羽目をはずした若者に対する報道として、知名度が高いという理由だけでここまでするのはどうかと感じます。
社会の不寛容性の原因はこのあたりにあるような気がします。


----やじろじゃさまのコメントより抜粋--------------------------------------

月に1度は芸能人による薬、大麻使用による検挙が報じられ、不審者による無差別殺人が多発しています。こういった背景の中、警官の制止を振り切り、逮捕勾留後も数時間酩酊状態でまともな対応が出来ないともなると、麻薬か何かを疑われても仕方がない状況、世界になってしまったのです。
 家宅捜索が行きすぎと言う意見に満ち溢れていますが、何を持って酩酊していたかが確認できるまでは警察も仕事をしなければいけない事を理解しなければいけません。

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青森の山野草

2009-04-26 | 青森自然
青森県は自然の深いところです。
春は野山でたくさんの山野草に出会えます。
今年の春に出会った花たち。


水芭蕉。香りの強い花です。


水芭蕉群落。花の後に葉が伸びてきます。


カタクリ。春の女王。


キクザキイチゲ。花色が白や紫のものがあります。


ザゼンソウ。特異な姿が人目を引きます。


福寿草。春一番の輝く黄色。

写真が下手でも被写体がいいおかげでステキな写真が撮れます。
多くの花に囲まれているときは最高に幸せな時間です。






桜咲く公園で

2009-04-25 | 青森
青森県内は桜が満開になり、なんとなく公園に集う人が増えています。
私も空き時間に花見をしながら公園散策を楽しみました。
米軍基地のある三沢の町はどこでも多くの外国の方を見かけます。

町の人も英語のできる方が多く、年配のご婦人が英語でやり取りしているのを見ると、ここが東北の小さな町であることを不思議に感じます。
もちろんアメリカの空軍関係の方が多いのですが、隣の六ヶ所村に原燃がありITER(核融合)研究施設もできるためにフランスなど各国の研究者も住んでいます。

以前三沢市内のレストランでフランスの方と隣り合わせの席になり、フランス語で美味しいと言うのを生で発音してもらったことがあります。
鼻に抜ける発声は、日本語には無い発話法です。
日本語には「ん」で始まる単語はありませんが、違う言語ではままあります。

国際交流という言葉は一般的になっていますが、違う言語に対する理解もその中に含まれます。
英語をよく聞く三沢市ですが、「デューティ」という言葉は日本語の中に捜すことができません。
社会的な義務とでも直訳できますが、単語として無いのはその思想がなかったからです。

言葉というのは使う人々の考え方や文化を表します。



桜の病 天狗巣病 

2009-04-24 | 自然科学
桜と言えば染井吉野です。
葉の出る前に花を咲かせる美しさは日本人の美意識をくすぐります。
ここまで全国的に植えられている数の多い木でありながら、全ての染井吉野は挿し木や接木で育てられたものであり、遺伝子はクローンのように全く同じです。
これは一代雑種のためで、優良品種ではあるけれど種で同じ品種を作ることができないからです。

日本中の染井吉野が同じ遺伝子と言うのも不思議ですが、そんな品種だからこそ弱い部分も持っています。
よくかかる病気に天狗巣病があります。





他の桜も罹りますが染井吉野が一番弱いようです。
原因はたくさんあるようですが、多いのはキノコやカビの仲間のタフリナ菌による感染です。
「天狗巣病」の因子発見-植物を変形させ枯らす病気
天狗巣ファイル
天狗巣病のメカニズムは解明が進みつつあるようです。

この病気は感染するので桜の管理をしないと次々とうつってしまいます。
対応は罹患部分を切り落として焼却する事と、切り口に傷口の治りを早め、病原菌の侵入を防ぐ薬剤を塗る事です。
花が咲く頃に緑色の葉が出ている部分が感染場所なので、今の季節が見つけやすい時期です。
最後は枯れ死に至る病気ですので、きちんと手入れをして欲しいです。
毎年春の楽しみですから。




五戸町 槍沢の枝垂れ桜

2009-04-23 | 名所 旧跡
青森県に桜の名所は多くありますが、名前のついた名木は少ないようです。
五戸町にある槍沢(うつぎさわ)の枝垂れ桜は、谷あいにある集落に入ると最初に目に飛び込んでくる枝振りの大きな桜です。

曇り空の下でしたが八部咲きの大きな桜は見ごろを迎えていました。
近所の人達によるライトアップや看板などがあり、親しまれている桜の木だと感じさせます。




傘を開いたような樹形が名木の気品を漂わせます。
この木の近くまで行けるようになっていますが、枝の下に立つと大きな桜の枝に抱かれるよう。
肌寒い日が続いているため、もう少しの間その美しい姿を楽しませてくれそうです。


五戸町槍沢地区





100本記念 メイキング・オブ・ブログ

2009-04-22 | 思うこと
何日続くか自信のなかったブログですが、おかげさまで100本目の記事を書くことになりました。
このブログを読んでいただいた読者の皆様ありがとうございました。

自分の文章練習のため、青森を応援するブログになるように書き始めたものですが、大分違う方向へ進んでいる気がします。
100本記念として今までの反省も含めて少し裏事情でも。

基本的に短い文章を心がけ、毎日更新を目指してきました。
記事の中には埋め草として書いてしまったものも2~3ありました。
でも、これはぜひ書いてみたいと思い全力で書いてみたのですが、文章力が無いのかイマイチで終わってしまった物もありました。
いつも草稿として1~2本は持ちつつニュースやその日の出来事に対応できるよう臨機応変に書いてきたつもりです。

自分にとってこれはと思える記事は
ほんとうにある輪廻転生
地球温暖化
幸せの条件
そのとき見る幻覚
ベストスリーにならないところが収まりの悪いところですが。

写真で気に入っているものは
春の山野草 七戸城址
いつかこの写真を撮ってみたいとずっと思い続けてきたものだったので、書いている時もとても楽しかったのです。
自分で眺めていても幸せになってくる写真です。

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、5月からは少し忙しくなってきますので更新を毎日出来るかどうかは不安でもあります。
なるべく毎日更新を心がけるつもりですので、これからもよろしくお願いします。
また、思うところがありましたらいつでもコメントとして寄せてくださいね。





八戸の人気店 ラーメンショップ長苗代店 ?

2009-04-21 | 美味しいお店
グルメ紹介のブログはたくさんありますが、不思議とここはあまり取り上げられることは無いのに有名で人気のあるラーメン店、八戸の八食センター近くのラーメンショップ。
看板を見ても「長苗代店」なのかは分かりません。
チェーン店のため、分かりやすいように所在地名をつけてみました。

カウンター席が12~3席と4人掛けテーブルが2つ。
おしゃれな感じの全く無いラーメン店ですが、お昼時ともなると狭い店内は立って待っている人でいっぱいになります。
ほとんどが作業服姿の働く男性ばかり。
次々と入る注文を店主一人で作っていきます。
手際の良さに見惚れるばかり。

こちらのお薦めはネギラーメン。
細く切ったネギに醤油ごま油などを絡めて乗せています。
同系列のチェーン店が多くありますが、ここのお店だけは別格のように美味しいと感じます。
八戸で食べたいラーメンと言えば迷わずにここを選びます。


ネギラーメン小(1玉) 650円  ワカメ自由

入店がタイミング悪く昼12時だったため、次々入ってくるお客さんの視線を背中に感じながら、瞬間芸のように写真を撮りました。
後から見てみるとレンゲが邪魔をしています。
このお店が不思議とブログで取り上げられないのはこれが理由なのでしょうか。

開店時間 6:31~2:30頃
休業日 日曜日