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春よ来い

2011-03-25 | 思うこと
3月の末なのに、今朝は雪で真っ白な風景が広がっていました。
北国では、まもなくやって来るはずの春を待つこの季節は、待ち遠しい思いが胸一杯に詰まった季節でもあります。
白黒の風景から一変して、芽吹きの瑞々しい華やかさが訪れると明るい気持ちになってきます。津波で被災した方には暖かい気温とともに。
北国で春の足音を表すものは、南から届く桜前線のニュースです。
少しずつ近づいてくる桜前線が春の近いことを教えてくれるのですが、テレビでは桜のニュースは少なく感じます。
今はどのあたりを北上しているのでしょう。





地域のニュースから明るい話題

2011-03-21 | 青森
地震以後の物流状態から各地で起きているガソリン不足は、被災地以外でも深刻です。
わが家でも、地震当日以後は緊急の場合に備えて車の使用を控えています。
私が使用している車は、70km程度の走行可能な状態で10日間の待機中です。
さすがに食料が底をついたので、少しだけ買い物に出かけました。
乳製品や豆腐、納豆は品薄ですが、生鮮食品は概ねそろっていて、極端な量を買うのでなければ充分だと思います。
気温の上がった日曜日、町は車が少なく、歩く人や自転車に乗る人々が行き交います。普段はほとんど歩く人のいない道に。
人が行き交う町はなぜか明るく感じます。

ガソリンスタンド付近には渋滞が起きていて、困っている人が給油できない事態に対し、八戸市では残油量4分の1以下の車のみに給油しているスタンドがあり、渋滞解消に役立っているというニュースがありました。
ネット上でもちらほらと話題になっていて、店員同士で考えたというこの方式は、理に適っていると感心します。
こんな方法が被災した八戸市で考え出された事にとても明るいものを感じます。
私は八戸市民ではありませんが、八戸市民は誇りに思ってくださいね。



市からガソリンスタンドに残量1/4以下車限定給油を要請して下さい。東北タンク商会 ポートアイランド八戸様はこのやり方で本当に困っている人を救ってます。
twitterより



地震から一週間

2011-03-19 | 思うこと
まだ先の見えない状況が続いています。
それでも1週間という区切りを過ぎ、救助から復旧・復興へと動きが切り替わりつつあります。
この1週間で色々なことを学びました。
ネットというのはこんなにも世の中を変えたという実感もあります。
SNSやtwitterに随分と勉強させてもらいましたし、精神的に助けてもらいました。
デマが拡散すると必ず注意の意見も出てきます。
ネットの世界にも善意はあるのだと思いました。

多方面の情報を読みながら、とても参考になるものも多いものの、『不謹慎』という言葉での非難も多く見かけます。
でも苦しい時ほど笑いは切実に必要です。
今はイベントや娯楽に対して自粛の圧力も多いと思いますが、災害で避難している時は「暇」という苦痛の種があります。
自粛で世の中を暗くしないで欲しいと切に思います。

離島で生活していたときに、台風襲来といえばみんなで集まって宴会をしていました。
大変な時こそ楽しい話をして笑って過ごすのは、シビアな生活をする人々の生活の知恵です。
そんな時に出た笑い話を生活の糧にしているのです。
もっと笑いましょう。こんな時だからこそ。



夜と霧
 2009-08-26の日記より






福島原発に関する解説

2011-03-15 | その他
地震関係のニュースを見ていると不安がこみ上げてきて、どうにもいたたまれなくなります。
そんな時これを読んで少し安心しました。

福島原発事故-簡潔で正確な解説  2011/3/13 Barry Brook 投稿 PDF版
MIT research scientist のDr Josef Oehmen による状況の要約



自分が思い悩んでも何も変わらないのですから、少しでも明るい気持ちになって前向きに考える事が必要でしょう。
あまりの不安から涙声になった友人からの安否確認の電話を聞きながら、もっと明るい事を考えようと、ふと思いました。







物資の不足

2011-03-15 | 青森
日本は物に溢れている筈なのに、現在は物が不足していて、特にガソリンが大変足りない状況です。
普段は無くなれば買えばいいだけなので考えもつきませんでしたが、物が買えるのもゴミの収集も、生きていく上での各種サービス全体が石油に頼っていたのが実感できます。
物流が戻ればガソリンなどの不足も解消するはずですから、それまで控えめに生活すればいいだけのはず。

健康な成人なら3日間食べなくても死にません。
水分とわずかな塩分があればいいだけです。
私自身も1週間の断食を経験したことがあります。肝機能数値が良くなりました。
小さい子供と病人には物資が行き届くように願っています。






静かに暮らしています

2011-03-14 | 青森
今回の地震では青森県全域で2日間の停電と、都市ガス停止や一部地域で断水がありました。
わが家では水は出て、ガスはプロパンのため確認後に使用できました。
暗くて寒い夜を二日間過ごしましたが、ご飯を炊き普通に食事もしました。ただ情報は消えそうなラジオの小さい音だけが便りでした。
災害時は家で静かに身を守るのが一番ですし、あるものを食べ無駄に動き回らないよう心がけていました。
地震の翌日にはスーパーも一部営業していましたが長蛇の列で、小さな子供や病人がいる家庭が優先的に買い物ができるよう、買い物も控えています。

沖縄で暮らしていた頃は、台風が来ると停電するのが普通でした。
電気が止まるなど、考えてみればここに住むようになってから初めての経験ですが、電気がよく止まる離島では停電に対応する知恵があります。
鍋でご飯を炊くのも離島に住んでいた頃に教えてもらいました。
台風が近づいたら炊飯ジャーは使えません。
途中で停電になっては食べられなくなるからです。

電気があれば便利ですが、災害時にはどうすればいいのか考えておく事もまた必要と思いました。

東北電力の方から「なるべく拡散してください」として、メールが回ってきました。

今4つある内第一発電機が自動停止から回復されない状況にあります
完全電力が回復したわけではなく、あくまでもとても不安定な状態です
またいつ停電になるかもわかりません
故についたからといって
使いすぎず節電を心がけてください
優先事項としては病院、
ライフラインが重要なため電力がたりなくなってしまうと世帯への電力からきらなければなりません

皆様のご協力よろしくおねがいいたします
また一人でも多くの方へお知らせ願えれば幸いです

また電力が落ちた、つかない等ありましたらこちらへよろしくおねがいいたします

東北電力ダイアル
0120175366



・・・・追記・・・・・・・・・

その後、このメールはチェーンメールと判明しました。
ただ、内容としては不安を煽るというより節電を訴えるもので、悪意あるイタズラとも思えません。
情報の取捨選択が大切であるという例として、このままにしておきます。



鍋炊きご飯

2011-03-13 | 家庭・経済
以前書いたものをそのままコピペします。
災害時は動き回らない、家出できることをしてじっとしていることが肝心です。
買い物などは必要な人がスムーズにできるように配慮が必要です。
小さい子供、病人を抱えた家庭では必要物資が多いことを思いやってください。


停電で炊飯器が使えなくてもガスが使えれば温かいご飯を食べられます。
卓上ガスコンロでも炊けるので、災害時に知っていれば役立つでしょう。

鶏肉、玉ネギ、キノコでコンソメと塩で味付けすれば炊き込みピラフ。
アサリ、椎茸、長ネギを醤油味にすればアサリご飯。
ツナ缶、コーン缶を塩コショウ味で炊くとツナピラフ。災害時にも作れます。

炊き込みご飯にはいくらでも応用できますし、圧力鍋を使えばガス使用量も調理時間も短縮できます。
圧力鍋は大体加圧5分が目安です。
資源を大切に使う料理はエコなだけではなく、いざという時に使えます。




《鍋でご飯を炊く方法》

用意する物   鍋・・ふたのきっちり閉まるもの。
           とは言っても普通の鍋でOKです。
        米

<作り方>

1. 鍋で米をといで水を入れる。水は米を平らにして米より1.5~2cm位上まで。

2. 蓋をして火にかける。沸騰まで10分が理想なので火加減は中~強で調節。

3. 沸騰したら蓋を取り、強火で米が水より上に出てくるまで。

4. 泡がやや小さくなって米が水より上に出たら蓋をして極弱火で15分。

5. 火を止めて蓋を取らずに蒸らし10分。

※ 4の頃合いがポイントです。早めに蓋をすればやわらかく、遅めだと硬い炊き上がりになります。おこげを作りたいときは火を止める前に強火にして10~20秒程。

ポイント追記
※ 鍋の大きさによって米の量が決まります。18cmの鍋なら3合が適量、20cm鍋なら5合。炊き込みご飯は具材の分だけ米の量を減らします。

※ 鍋の大きさに関わらず、1.の水の目安は同じです。