毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
形而上の話を形而下に

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次世代を作る君達へ

2009-02-24 | book
小学校の子供たちに絵本の読み聞かせボランティアをしています。
朝の10分という僅かな時間ですが、子供たちに聴かせてあげたい本を持ってきて読んでいます。
たまに視線を子供たちに向けると、口を開けて聞き入っています。

真剣に聞いている子供の顔は、読む人の喜びです。
たくさんのお話の中から心に残るものを受け取っている。
その瞬間は何よりも幸せな時間です。

自分の子供には絵本を読むなどあまりしてあげられなかった。
ただ自分が歩いてきた道を面白おかしく語ることばかりだった。
自分が体験して感じたことは子供たちにも伝えたかった。
自分の子供だけでなく、なるべく多くの子供たちへ。

次の世の中を作るのはあなた達なのだと、心の中のメッセージを込めながら。
今の世の中が、不条理なものなら自分達で新しい世の中を作っていくように。
そこは幸せに生きることの出来るすばらしい場所であるように。

つい新しい絵本を買ってきてしまいました。
絵本は意外と高く無駄遣いなのかもと感じてしまいます。
でもこれは次世代のための私の投資。

児童書の中にもある大切なこと。
すばらしい世の中になるように。





星野宣之 2001夜物語

2009-01-19 | book
本も漫画もよく読みます。

では今まで読んできた本の中でベストは?と言われればジャンルがたくさんあるのでこれこそと言うものは出てきません。
文章が良い、内容が良い、著者の熱意が良い、心に響く。
それぞれの理由でたくさんのベストがあるのです。

年齢によっても好きなものは変わってきます。
若い頃夢中で読んでいた本は、今読むとどうも心にしっくりこなかったりします。
より良いと思えるものに出会っているからでしょうか。
本を読むと言う事はいろいろな魅力を味わう楽しみを含んでいるのですね。

マンガに関してはベストがはっきりしています。

星野宣之 2001夜物語

もう十年以上も私の中でのベストであり続けています。
一話完結のオムニバスで、どの話もとても良いのですが、自分のその時々の状況で感動する話が少しずつ変わってきます。
それは、人間の一生にあるであろう多くのことが、このコミックの中に凝縮されているという事なのでしょう。

ただ 西原理恵子 毎日かあさん も現在自分の中で猛追中。

どちらが勝つのか!
いえ、自分の好みの中の話ですが。

グラミン銀行を作ったムハマド・ユヌスの本を読みました

2009-01-13 | book
Amazon.co.jp: 貧困のない世界を創る: ムハマド・ユヌス, 猪熊弘子: 本

雪の日が続いています。

明るい春を待つように、明るい未来の世界も夢見ます。
資本主義は、どこかで何か大切なものを失ってしまうシステムだったのかもしれません。
経済成長が世界を幸せに導くのであれば、日本はとても幸せな国になっているはずです。
しかし今の日本が幸せな国であるというコンセンサスは得られないと感じます。
豊かになりすぎて足るを見失ってしまったからなのか。
もっと根本的な何かを失くしてしまったからなのか。

この本では世界のより問題の多い場所での取り組みと、その成果について語られています。
著者は自らの活動とその成果から得られた自信を持って、世界はより良い方向へ変えられると説いています。

人間は本質として、よりよい未来のために努力することに喜びを感じる生き物であり経済のみが幸せを測る指標ではない。

このような意見は検証や批判の対象ではなく、そうありたい、そのように信じたい希望として受け止めるものでしょう。
大きな希望や夢は、心に持つだけで幸せになります。
私もそんな夢の実現のために少しでも何かをしていきたい。

新春に読めたことに、ご縁を感じます。

西原理恵子 毎日かあさん

2009-01-08 | book
年末に注文していたこの本が届いたので早速読みました。

さすが巨匠。ギャグ漫画で泣かせます。

子育ての醍醐味は、自分の子供時代をなぞって再体験することでしょう。
子供時代のあんなことこんなことに今の自分の心で感謝したり、許したり、納得したり。
忘れていたいろいろな感情を思い出させてくれる不思議な体験を楽しませていただきました。