Shuklaのクライミング日記

クライミング&トレッキング、スキー。オールランダーの為ちっとも上達しません

指皮が永遠に薄いシニアクライマー

子持山・獅子岩

八ヶ岳/摩利支天大滝

2006年01月29日 | アイス
さて今日は摩利支天大滝である、今シーズン未だまともなⅤ級を登っていないのに飛び級でⅥ級挑戦とは我ながらいい度胸。(Ⅵ級は初リードです)
鉱泉から重荷を担いで行者小屋経由で沢入口へ、此処で不要な荷物をデモオて先行者のトレースを追うとF1で3人Pが登攀中、内2人は顔見知りのSさんとMさん。F1をノーロープで越えていよいよ大滝に2年振りにご対面。
相変わらずズドーンと立っていてカッチョいいのである。
さて何処を登ろうかと一通り見た所、左側が凹角気味でステミングしやすそうだったのでこちらを登る事にしてクォークを試し打ちした所氷が余りに硬くてピックが跳ね返えされてしまい全然刺さらない。(4~5回打ってやっと刺さると言う感じで今まで登った氷で一番硬かったかも)
右コヨーテライト、左クォークで登り始めたが氷質がツララの集合体みたいな感じでモノャCントが決め辛く、更に氷が硬くてピックが刺さらないし、氷はガンガン割れるしで厳しいクライミングを強いられた。1/3位登った所で既に左腕はパンプ状態、シェイクしても一向に復活しないのでフィフィテンションをしてレストをしたがスクリューは意地でも片手で打った。落ち口も雪が被っていて悪かったがどうにか乗っ越して左上の潅木でビレイ、フォローのリハビリクライマー氏には相当厳しかった様で中々上がって来ない、寒くてすっかり身体が固まってしまった。TRを張って登りたかったのだが車の鍵を無くしたかもとの事で早々に切り上げ摩利支天を後にした。
今回フィフィテンションを多用してしまったので次回はもう少しスッキリしたクライミングがしたい。まだまだ要修行ですね。
 
コメント
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